2015/04/30
TUTAYAが藤沢に湘南T-SITEを昨年12月にオープンしています。実はこの施設の人材募集の説明会にいったのですが、その際の説明では秋頃のオープンといっていたので、予定より遅れたようです。
ふと思い出してこの湘南T-SITEに出かけてきました。元々はパナソニックの工場があった土地に、TUTAYAが商業施設を作ったのが湘南T-SITE。TUTAYAの本屋である蔦屋書店 が核になり、いくつかのショップ、レストラン、カフェなどで構成されているスペースです。
代官山のT=SITEを発展させた商業施設という感じです。もちろんスタバ もあり、ここでドリンクを買って、2階ゾーンにあるラウンジ でくつろぐ、なんてことができます。ラウンジには平凡パンチ、ポパイのバックナンバーもあり、オールドな人には嬉しい環境でもあります。
湘南T-SITEがある場所はパナソニックの工場跡地ですが、ここに「Fujisawaサスティナブル・スマートタウン 」という住宅街の開発が進行中です。その中の商業施設として湘南T-SITEが存在しています。現地をみたところではFujisawaサスティナブル・スマートタウンは開発途上で完成はかなり先という感じをうけます。
いろいろ面白い試みをしている湘南T-SITE。今後、どう発展していくのでしょうか。
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2015/04/29
このブログは11年前に仙台に単身赴任になったのをきっかけに「単身赴任杜の都style」というタイトルで始めました。単身赴任は丸4年で終わり、その後はタイトルをいまのものに変え、細々と続けています。
ブログを始めた2004年にはブログというツールは発展途上で、ホームページによる情報発信が主流でした。当時、単身赴任のキーワードで検索すると上位にヒットした「素敵な名古屋のお過ごし方」というホームページがありました。名古屋で単身赴任をされているkorokoroさんのホームページです。
korokoroさんは横浜から名古屋に単身で赴任されて今年で20年。単身赴任のベテランです。ホームページは1999年から始められています。ホームページの日記には単身赴任を通した暮らしが楽しく書かれていて楽しみに読ませていました。
その「素敵な名古屋のお過ごし方」の日記が一昨日の27日を最後に終了してしまいました。ホームページ作成ソフトがバージョンとの関係で使えなくことがその理由とのことですが、なんとも残念です。korokoroさんは今年7月には退職され横浜に戻られるとのこと。
単身赴任とは何なのか。「素敵な名古屋のお過ごし方」の終了にそんなことを思いました。
「素敵な名古屋のお過ごし方」
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2015/04/28
一昨日は誕生日だったので寿司を奮発しました(笑)。便利なのでつい宅配寿司をたのんでしまいます。たのんだのはいつもの「銀のさら」。コストパフォーマンスもよく、浮気することなくお世話になってます。
宅配サービスというと、マニュアル通りのサービスが思い浮かびますが、銀のさらはちょっと気の利いたサービスをしてくれます。届けられた寿司に手書きのメッセージがいつも添えられているのです。
銀のさらを運営しているのはライドオン・エクスプレスという会社。一昨年12月に東証マザーズに上場しています。寿司、釜飯などの宅配を行っている企業ですが、業績は好調のようです。株価も上昇基調で15年3月期には初配当が予定されています。
銀のさらのサービスをみると、まだまだ業績は伸びそうです。株は買いでかもしれませんね。
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2015/04/27
昨日、日経の販売店から届けられた「日経回廊」なる冊子。確か昨年の暮れに予告編が来ましたが、いよいよ本格的に始まるようです。95ページの誌面にハードカバーの装丁となかなか豪華な作りです。
奥付には
<「時空を越えた知のぜいたく」をテーマに、今月から2か月に1度お届けする新媒体『日経回廊』の創刊号です>
とあります。
この創刊号とやらの特集は「庭の哲学」。庭といっても、フランスの庭です。かなりレベルの高い知の贅沢です(笑)。特集に加えて、いくつかの連載記事もあります。
この媒体を出す日経新聞の意図は何なのか。広告媒体にしては、創刊号は広告が少ないですし、これからということでしょうか。ちょっと不思議な「日経回廊」です。
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2015/04/26
外山滋比古さんの著者は大学の頃から拝読しています。90歳を越え今も著作活動をしておられます。先月書店で見つけた『知的生活習慣』 (ちくま新書)をやっと読了しました。奥付には今年1月の発行になっているので、最近の著作のようです。
久々に外山さんの著作を読ませていただきました。知的生活習慣とは著者曰く、
「人間は、体だけでなく心をもっている。体の生活習慣をフィジカル生活習慣とするならば、心の生活習慣はメタ・フィジカルな生活習慣である。メタ・フィジカルは仰々しい。知的生活習慣と呼ぶこととしたい」
と定義しています。
これまでの著作で書かれた内容と重複することもありそうですが、簡潔かつ理論的に纏められた知的生活習慣の方法はどれも示唆に富んでいます。
「日記をつける」「忘れて頭を整理する」「生活を編集する」「仕事は食前」。どれも具体的で役に立つ生活の方法です。
いまだ知への挑戦を続ける外山滋比古さん。その姿勢には感心するばかりです。
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2015/04/25
今朝の新聞に分厚い冊子が入ってきました。折り込みチラシを超えた冊子「HILLS LIFE」は六本木ヒルズの情報誌です。30ページ以上の冊子は時々折り込まれてきて、真面目に読んだことはなかったのですが、今回は<ART & LIFE in Bloom>と表紙にあるので、気になって読んでみました。
森美術館がリニューアルして、今日オープン。そして今日の夕方からは六本木アートナイトなので、この企画というわけです。記事では名和昇平と南條史生の対談、リニューアルした森美術館の見所など、アートファンには役に立つ内容が掲載されています。
おそらく六本木ヒルズに入居している企業の広告費でまかなっている情報誌なので、六本木ヒルズに本社があるグーグルもタイアップ企画を掲載しています。なかなかリッチな誌面ですが、六本木ヒルズにほとんど足を運ばないものにとっては有益な情報でもありません。
ちなみに日経新聞に折り込まれてきたのですが、朝日新聞にはありません。六本木ヒルズも媒体を選んでいるわけですね。日経新聞の読者にHILLS LIFEにどこまで届いているのかが、気になります。
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2015/04/24
河北新報の「夕刊編集者ブログ」に「下町の本屋さん さようなら」と題された記事がアップされていました(4月22日)。仙台市若林区にある「穀町書店」が先月31日に60年の歴史に幕を閉じました。穀町書店は1954年秋に四倉栄子さん(88)が、夫の邦彦さん(89)と開店。
「店の草創期、人々の暮らしは豊かでなかったが、皆が活字を欲していた。米国の総合誌「リーダーズ・ダイジェスト」の日本語版や人気婦人雑誌の発売日になると行列ができた」
かつて街の本屋さんには活気がありました。
大型書店の進出、インターネット販売の拡大などありながらなんとか踏ん張ってきましたが、東日本大震災以降大きく売り上げが減ります。栄子さんは
「本に親しむ状況ではなくなったのでしょうか。売り上げが大きく減りました」
といいます。
KADOKAWAがアマゾンと紙の書籍・雑誌の直接取引を始めたという記事が一昨日の日経新聞にありました。
「出版物を書店に届ける取次を介さないことで物流を効率化。消費者に早く商品を送り届けられるようにする。仕入れ費用を抑えられるアマゾンはポイントなどの形で消費者に収益を還元することも可能になる」(4月22日 日経新聞朝刊)
これまでは日本出版販売とトーハンを経由して、アマゾンに商品を卸していたものを直取引に切り替えたというわけです。アマゾンの販売力の強さを改めて知る出来事です。
河北新報の夕刊日ブログは記事の最後でこう書いています。
「閉店の数日前、栄子さん直筆のあいさつ文を店頭に掲げた。長年の感謝をしたためた文章の一節に『残念無念のおもいです』とあった」
街の本屋さんに将来はあるのか。寂しい思いがよぎります。
下町の本屋さん さようなら
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2015/04/23
今やクルマはハイブリッド車がスタンダードですが、ハイブリッド車の次は電気自動車(EV)、燃料電池車(FCV)が主役になるとも言われます。トヨタの燃料電池車MIRAIが販売目標を上回る受注を獲得しているというニュースもあります。
EVは全くのゼロエミッションだし、FCVは水しか出さないので究極のエコカーとも表現されます。しかし、本当に究極のエコなのかとの疑問があります。電気を作るには原発がすべて停止している日本では火力発電が主力の方法で、製造過程ではCO2が排出されます。水素を作るには現行では現在主流となっているのが、天然ガス、石油などの化石燃料から水
素を取り出す方法が主流で、これも抽出過程でCO2が発生します。
一昨日、日経新聞電子版にクルマのエコについて興味深い記事がありました。マツダのマツダ会長の金井誠太氏のこんなコメントです。
「“タンク・ツー・ホイール”の二酸化炭素(CO2)排出量だけでエコの判断をするのはおかしい。“ウェル・ツー・ホイール”でなければ正当な比較はできない」(「電気よりエンジン マツダが挑むエコカー戦略」4月20日・日経新聞電子版)
ここで金井氏が言う“タンク・ツー・ホイール”とはクルマの燃料タンクから車輪までのことで自動車の走行時を意味します。これに対し“ウェル・ツー・ホイール”とは油井から燃料タンクまでのことです。燃料採掘から輸送、発電、送電、そしてクルマへの充電をすべて含んでエコ度を測定することです。
では“ウェル・ツー・ホイール”の数値で判断するとガソリン、ディーゼル車はEV、FCVに比してどうなのか。日経新聞の記事によれば、
「ガソリン車が1キロメートル走るのに排出するCO2は147グラム、ディーゼル車が132グラム」
これに対し「FCVは79グラム(都市ガス改質の水素を利用)」「電気自動車は東日本大震災後の12年度の電源構成を元に試算すると77グラムとなり、FCVとほぼ同レベル」とEV、FCVは優位にあります。
この現状に対し、金井氏のインタビューから
「マツダの内燃機関搭載車が遅くとも5年後には電気自動車やFCV並みのCO2排出量を達成するとの目算があるように見える。」
と書いています。
昨日の日経新聞では「営業利益は2000億円強と1割強増え、2期連続で最高になったようだ」と伝えられているマツダ今後どのようなエンジンを作っていくのか。注目しています。
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2015/04/22
店で見かけて思わず買ってきたのが「マルちゃんの焼きそば」の限定版<えび塩味>。3人前の焼きそばはイオンとかセブンアンドアイとかのPBでも同様の商品があり、安いのですが「マルちゃん」につい手が伸びてしまうのはやはりブランドでしょうか。
さてえび塩味の焼きそばを作るのに、商品の袋に記載されている作り方ではつまらない。なにか違うレシピはないとネットを検索すると、かのクックパッドには「マルちゃん焼きそば」のレシピが660件以上もあります。チキンラーメンの1000件以上には及ばないもののかなりの件数です。
クックパッドの膨大なレシピには及びませんが、マルちゃんのメーカー東洋水産のウエブサイトにはや多くのオリジナルレシピ が掲載されています。東洋水産はオリジナルレシピにこだわっています。業界トップの日清食品はここまで熱心にレシピを公開していません。
特に今年はマルちゃん焼きそば40周年で、特別なサイト も立ち上がっています。ここにも美味しそうなレシピがたくさんあります。焼きそばの定番、マルちゃん焼きそばは、40年の歴史を経てまだまだ商品力は健在のようです。
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2015/04/21
まだ4月なのに今秋のフルマラソン大会をどうしようか判断を求められています。10月、11月の大きな大会は今月からエントリー開始です。既に大阪マラソンは募集が始まっています。神戸マラソンは明日からです。どちらも抽選で、参加できるかが決まります。今年から始まる金沢マラソンもエントリー開始直後に定員に達して抽選決定です。
金沢マラソンの隣、富山でも富山マラソンがこれも今年初めて開催されます。金沢と富山、両マラソンは開催日が2週間しか離れていないので、常人はどちらか選択せざるを得ません。その富山マラソンは昨日からエントリ-開始。当然、抽選だろうなとサイトをみると、なんと先着順です。まだ締め切られていません。今申し込めば、参加権を確保できます。
でも既に申し込んだ金沢マラソンが当選したらどうするの。そもそも北陸までいって、走る(経済的な)余裕はあるのか。いっそホノルルマラソンの方がいいのでは・・・・・・。いろいろな思いが去来します(笑)。
相変わらずのマラソンブームです。先週末にはかすみがうらマラソンがあり、その模様はNHKニュースで報じられていました。参加者はフルマラソンに2万人と大きな大会になっています。ランナーは参加できる大会を探しています。
今秋のマラソン大会。どこかに潜り込めればいいのですが、まだまだ闘いは続きます。
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2015/04/20
年金と健康保険料はなかなか悩ましいものがあります。会社勤めをしていれば、毎月給料から天引きされるので、金額の大小はあまり意識しません。厚生年金と健康保険料はともに給料の金額に定められた率を掛けて算出されます。
その健康保険料の料率を引き上げる健康保険組合が増えていると、今日の日経新聞では伝えています。大企業の社員が入るのが「健康保険組合」。記事によれば、
「2015年度の保険料率は前年度から0.2ポイント上昇して平均9%になる見込みだ」(4月20日 日経新聞朝刊)
とのこと。
「保険料率の引き上げは8年連続。約1400ある組合のうち、2015年度に保険料率を引き上げるのは2割程度に達する」
と大企業の健保も大変です。
料率引き上げの原因は高齢者向けの医療費が膨らんでいるのが主因だ。
「健保が集めた保険料は主に社員とその家族の医療費に使われるが、4割強は政府を通じ高齢者医療などを支える支援金として拠出されている」
4割も高齢者医療のために召し上げられているとは、今更ながらですが驚きます。
記事には料率を引き上げる健康保険組合の例が挙がっていますが、料率は企業によってかなりの差があります。
たとえばセブン&アイの健保組合は10.5%。これに対してアステラス製薬は7.0%。健康保険料は原則労使折半ですが、従業員負担の差も小さくありません。高齢化が進む中、医療費はますます増大するでしょう。健康保険料率の低い企業を選ぶ、なんて人が出てくるかもしれません。
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2015/04/19
愛川欽也の訃報に少し思うことがあります。今の時点で愛川欽也といえば、長年つとめた『出没!アド街ック天国』が印象に残りますが、その原点はどこにあるのか。
愛川欽也の訃報で伝えられた経歴では
<東京生まれ。俳優座養成所を経て声優として活動し、1970年代にラジオ番組の司会者として注目された。テレビの深夜番組「11PM」、クイズ番組「なるほど!ザ・ワールド」など人気番組の司会を長年務めた。
テレビ東京系の情報番組「出没!アド街ック天国」では95年の放送開始から20年にわたって司会を担当。「あなたの街の宣伝本部長」を名乗り、「おまっとさんでした」のセリフで愛された。今年3月、通算1千回目の放送を最後に降板した。>(日経新聞 4月17日)に
と報じられています。
しかし、愛川欽也の記憶は70年代のラジオに遡ります。70年代にTBSラジオで「それ行け!歌謡曲」という番組がありました。平日13:30 から16:30の時間帯でオンエアされていました。当時中学生だったのですが、なぜかよく聴いていました。
番組は愛川欽也と見城美枝子のコンビ。この頃からキンキンと呼ばれてました。見城美枝子はケンケン。キンキンとケンエンはこの頃に定着していました。それから愛川欽也は活動フィールドをテレビに移し、成功します。
ラジオからテレビへ活動を広げて、芸能界での地位を確かなものとした愛川欽也。多彩な活動には敬服するしかありません。ご冥福を心よりお祈りいたします。
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2015/04/18
来週発売予定のApple Watchですが、Apple Storeを覗くと多くのモデルが6月出荷とすぐには手に入らない模様です。巷での前評判は冴えないようですが、アップルの商品は先が読めません。スペックをしっかり見ていないのですが、バッテリー駆動時間が18時間、という点で腕時計でしての実用的機能を満たしていない、と思います。
そうはいってもApple Watchにはすごい機能があるのでは、という期待もあります。特にApple Watch Sportは3種類ある中で健康とフィットエスを標榜しているので、ランニングウォッチとして使えるのではとちょっと期待しましたが・・・・・・。
Apple Watchには心拍センサー、加速度センサーは搭載されていますが、GPSはありません。どうしてだろう。ランニングに使うのであればGPS機能は必須です。
アップルのサイトをみる限りでは、iPhoneのGPS機能と連動させて使うとされています。ランニングで走行距離、場所などを記録するためにはiPhoneを携帯して走らねばいけません。アンドロイドスマホでは連動されないでしょうから、iPhoneユーザーだけのApple Watchということですか。
ランナーにとって走行ログ(距離、ランニングコース)と心拍数の記録をするためには、安くないランニングギアを手に入れなければいけません。いちばん安いモデルでも42,800円もするApple Watch Sportにはランナーの求める機能をすべて盛り込んで欲しかったところ。今のところは買いたいとは思わないApple Watchです。
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2015/04/17
目黒区立図書館の開館時間が(確か)2年前から短くなっていました。経費削減とかで我が家から近い緑が丘図書館は平日11時開館となっていました。公立の図書館が11時開館とは、住民サービスとしてはあり得ないことです。ネットで予約していた本を借りに行ったら、まだ開いていなかった、なんてこともありました。
そんな状況に署名運動もあり、やっと目黒区もこの4月から開館時間を変更しました。緑が丘図書館は9時から開館に戻りました。また八雲中央図書館は図書館休館日の月曜日も開館になりました。サービスはかなり改善されたといえます。
しかし、目黒区の大半の図書館は毎週月曜日が閉館日です。美術館、博物館などは月曜日休館が多いですが、公立図書館は毎週休館しないところもあります。たとえば杉並区立図書館 は月2回しか休館しません。横浜市は原則月1回の休館です。
住民税はどの自治体でも変わらないのに、図書館のサービスには差がある事実。目黒区にはもっと頑張って欲しい思います。
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2015/04/16
予想を上回る片岡珠子の作品の迫力に圧倒されました。東京国立近代美術館で開催されている「片岡珠子展」には刺激的な作品が並びます。片岡珠子の作品は何点か見ているはずですが、強烈な印象を持ったことはありませんでした。しかし、まとまった作品をみると、それはひどく刺激的です。
20代の作品、たとえば《炬燵》では細い線で繊細に女性を描き、卓抜した描写力を感じさせてくれる端正な作品です。しかし、40代後半からでしょうか作品が大胆に変わります。大胆な形と色で使って人物、風景を描きます。《海(小田原海岸)》や《山(富士山)》を見ると、珠子にとっては風景がこのように見えていたのか。それとも自身の中で形と色が変形したのか、と思ってしまいます。
人物の表現も形が独特です。たとえば男の子と女の子を描いた《飼育》は日本画という表現で描かれたとは思えない不思議な印象の作品です。
また66年からライフワークとして描いた「面構」(つらがまえ)の一連作品はちょっとコミカルで刺激があります。イラストレーター片岡珠子作品とでも言えばいいのでしょうか。見ていて楽しくなる作品ばかりです。
更に、78歳から取り組んだ裸婦も大胆な表現作品です。たとえば《ポーズ2》は裸婦の肌が緑に塗られています。珠子には緑に見えていたのか。再び、そんな思いが頭をよぎります。
既成概念にとらわれない片岡珠子の作品。久々に楽しめた展覧会。おすすめです。
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2015/04/15
新年度、今月から始まったNHKラジオの英語講座も三週目に入り、なんとか聴き続けてます。「ラジオ英会話」は昨年度からまったくといっていいほど内容が変わらない安心感があります。それに対して「入門ビジネス英語」は今年度から内容が一新されました。
去年まで講師を務めていた関谷英里子さんに変わって柴田 真一さんが講師になりました(ちなみに関谷英里子 はスタンフォード大学に留学中です)柴田さんは金融業を経て、現在目白大学教授です。
今年度の「入門ビジネス英語」は前年度より勉強色が強くなった気がします。15分の番組に盛りだくさんのコンテンツが詰め込まれています。スキット、キーフレーズ、プラスワンのフレーズ、アップグレードのフレーズなど次々と進行し、シャドーイングもあります。これを完璧にマスターしたら、ビジネス英語の達人になれそうです。
しかしながら、ビジネス英語を今のところ使うあてのない身としては(笑)、ここまでやる必要があるのか、なんて思ったりします。このまま続けるか、ちょっと迷い始めています。
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2015/04/14
先日記事で触れたNumber Do「RUNの百貨店」に面白い記事がありました。「シューズ目線で箱根駅伝2015を見る」と題された囲み記事ですが、今年の箱根駅伝出場選手のシューズブランドを調査したデータです。トップはミズノで100人、次いでアシックスで60人。ナイキ23人、アディダス22人と続き、ニューバランスが5人となっています。
アシックがいちばんかと思っていたので、ちょっと意外な結果。
世界のスポーツ用品メーカーを売り上げ規模でみると、トップがナイキ、2位がアディダス、そして3位はプーマ。この3位のプーマにアシックスが売り上げで追う抜こうとしていると昨日の朝日新聞では報じています。プーマの売り上げは4000億円。これに対して「2015年12月期でめざす売上高は4230億円。10年前の約3倍で、ここ数年のプーマを上回る数字だ」(4月13日朝日新聞)
といいます。
アシックスはシューズが売り上げの79%を占めています。Qちゃんも君原健二さんもアシックのシューズを履いていました。自分のシューズ歴を振り返ると、最初はサッカーニ、次に幅広シューズを求めてニューバランス、そして今はアシックスです。アシックスには幅広モデルがあるのが、大きな選択の理由です。
アシックスの更なる飛躍があるのか。その成長に期待します。
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2015/04/13
クルマの任意保険の更新時期が近くなり、何年かぶりに保険会社を変えました。ここ数年は保険料の安さからSBI損保で契約していたのですが、今回の更新では使っていたソニー損保にしました。
幸い保険を使う機会もなく、クルマのトラブルもないのでロードサービスも使わないので、乗り換えはSBI損保のサービスが悪いからという理由ではありません。保険料が他の会社より安すぎるからがその理由でしょうか(笑)。
クルマの任意保険はどこがいいのか。ネットで調べてもなかなか正解にいきあたりません。複数の会社の保険料を見積もってくれるサイトはいくつもありますが、サービス内容の比較についての情報は少ない。任意保険は使わないほうがいいのですが、いざというときのサービス対応はいちばん重要です。
そもそもクルマの任意保険は必要なのかという疑問もあります。日本損害保険協会の資料によれば2014年3月末の対人賠償保険、対物賠償保険の加入率は73.4%。4分の1は任意保険に未加入ということです。また保険料が高くなる要因の車両保険の加入率は43%。半分以上は入っていません。
昨日の日経新聞に「車保険、若者向け安く」という記事が一面に。これによると
「少子化や若者の『車離れ』が進む中、割安な商品で利用を掘り起こす」
とあります。未加入の若者も少なくないということでしょう。
任意保険は言葉通り「任意加入」。毎年の更新時には見直しが必要ということです。
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2015/04/12
年に何回かでるNumber Doの最新号は「RUNの百貨店」とランナーには魅惑的なタイトルにひかれて購入。タイトル通りのランニングギアを集めた内容ですが、面白い記事がいくつかありました。冒頭に高橋尚子のシドニー五輪でのシューズ、ウエア、ゼッケンを写真で公開し、インタビュー記事があります。この中でシューズについての話が興味深いです。
高橋尚子はシドニー五輪のため、アシックスのソーティマジック をベースに同じ形のシューズを50足特注で作ってもらいました。この50足をレースまでに4足に絞り込みました。絞り込み方法はまず履いたときのわずかなフィット感の差で20~25足にする。これを練習で履きかえて、30㎞以降に”伸びる”=”スタミナ”あるシューズを選び、レースの1ヶ月前までに10足弱まで絞る。更に10足からスピード練習で”スタミナ”も”スピード”もある4足に絞った。またウエアも特注です。
高橋尚子は
「シューズもウエアの走るためのアイテム。でも、すごい力をもっているんですよ」
といいます。
トップランナーはすごいことをやっているのですね。
また、君原健二さんの東京五輪のシューズも公開されています。君原さん曰く、メダルを取ったメキシコ五輪のシューズは処分してしまって、8位だった東京五輪に履いたシューズだけ「東京五輪にでるのが夢だったので」とってあるとのこと。ちなみにシューズはONITUKA TIGERのマジックランナーです。
ランナーにとってシューズはとても大切なもの。こんな当たり前のことを認識させてくれた記事でした。
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2015/04/11
昨日、株式市場で日経平均が一時2万円台を回復して、ちょっとしたニュースになっています。2000年4月以来、15年ぶりとか。15年とはかなりの昔。自分のことを振り返ると、まだ40代前半、金沢で仕事してたな、なんて思い出しました(笑)。
株価と景気が関係あるとみれば、15年という期間景気は停滞していたということになります。株価が上昇し始めたのは約2年半前、2012年11月14日の野田首相の解散宣言から。その時、日経平均は8,664円。昨日の終値は19,907円ですから、2.3倍に。
今日の日経新聞によれば、世界でも突出した上昇率といいます。ここまで上昇した理由を
「世界の金融緩和であふれ出た投資マネーが日本株に向かい、『アベノミクス』始動からの2年半で海外投資家による日本株の買越額は18兆円に上る」(4月11日 日経新聞朝刊)
と分析。
日経の見方が正しいとすると、どこまでこの流れが続くのか。記事では
「世界中を高速で行き交う投資マネーは容易に逆回転する」
と警鐘を鳴らしています。
2年半前に比べて、株価上昇の2.3倍ほど景気が良くなったと感じているのは誰か。投資家以外にいるのでしょうか。アベノミクスの行方をわかりません。
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2015/04/10
新聞を読むという行為は変わっているのでしょうか。デジタルでも読めるのに紙の新聞を毎日読んでいます。広告を含め、紙面を一覧するには紙のほうがデジタルより優っているのでは、と思いながらデジタル版を読んでいたりします。日経新聞のデジタル版が開始されて以来使っています。料金はプラス1000円と安くはないのですが、いろいろ便利な機能もあり、使い続けています。
日経新聞電子版の有料会員数は30万人を超えていると発表されていますが、日経の倍以上、発行600万部以上の朝日新聞にもデジタル版があります。昨年5月の発表では16万人となっていますが、600万部に対して16万は普及率としてはまだまだ低い。 今、朝日新聞がデジタル版の有料利用者を増やすため、キャンペーンをやってます。
このキャンペーンの広告が朝日の新聞紙面に載っていました。キャンペーンの内容は
<開始月無料+月500円×6ヶ月>
となっています。本来のデジタル版は紙の新聞購読料+1000円ですから、これを6ヶ月間500円にディスカウントするというのがキャンペーンの内容。
実は昨年の7月にも同じキャンペーンがあり、有料会員になりました。10ヶ月ほどデジタル版を使っていますが、日経ほどは活用していないのが実態。紙プラス1000であれば使う価値はあるのかなと自問自答(笑)。解約も検討しなくてはいけません。
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2015/04/09
新年度になりNHKラジオの英語講座も内容が新しくなっています。入門ビジネス英語は講師も変わり、一新されました。その中で、ラジオ英会話だけは昨年度と同じ構成です。変える必要の無い完璧な構成ということでしょう。
ただ、最後のコーナー”Today!s Dialog in Another Situation"は昨年度は”Try It in a New Situation"でした。コーナー名は変わっていますが、内容は同じです(笑)。
番組の講師は遠山顕さんですが、パートナーのKatieとJeffが芸人。Today!s Dialog in Another Situationでは時にはオペラ、ミュージカル、メロドラマ調などでダイアログを演じ、時にはメロディーに合わせ(例えばメリーさんの羊とか)台詞を歌ったり、時にはカントリーアクセントの台詞を披露して、聴くものを飽きさせません。
このラジオ英会話、何年聴いているのだろう。復習を怠っているので、英会話の上達は疑問ではありませが、まあ継続は力なりということを信じて、暫くは続けましょう。
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2015/04/08
なんとも間抜けなミスだな。3月に始めて開催された横浜マラソンが規定より186メートル足りず、陸連の公認コースとして認められなかったというニュースをきいて、そう思いました。短かったのは、
「大会前に距離を測定する際、フルマラソンのコースの一部に含まれる首都高速湾岸線や10キロの一般道を通行規制できず、正確に測れなかったことが主な原因という」(2015年4月7日 朝日新聞デジタル版)
とのこと。
この記事を読んで、横浜マラソンは首都高を走るコースなんだとはじめて知りました。なぜ、首都高を走るコースにしたんだろう。目新しさを求めたのか。首都高を通行止めにすることはかなりの英断です。
マラソン大会のコース距離はどのように測るのか。ちょっと古い記事ですが、日経新聞に京都マラソンの距離計測についての記事がありました。
「スポーツタイプの自転車の前輪に距離計測用のカウンターを付け、コースの路側から30センチ離れた場所を走る。陸連の検定員や市の担当者など十数人が宿舎を出たのは交通量の少ない深夜2時ごろ。道路交通法を守りながら最短ルートを調べ、曲線で車線の右側を走る場所では、車が通行していないときに測る」(2013年3月10日 日経デジタル版より)
と自転車での計測が一般的といいます。横浜マラソンでは高速道路では事前に計測することは出来ない、という認識がなかったのでしょうか。
距離が短かったから、参加ランナーたちはタイムが少しだけ良くなり、いいこと。でも陸連の公認記録にはならないので、困った人たちもいるはず。ちょっと残念なニュースです。
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2015/04/07
ソニーからランニング、ジョギングのトレーニング用のスマートスポーツギア:Smart B-Trainer(スマートビートトレーナー)を購入して、1ヶ月ほど使いました。私にとっては高額だったのですが新しモノ好きとしてつい買ってしまいました。
Smart B-Trainerは本体とヘッドホンが一体となったデバイス。ウォークマンでも同じタイプの商品がありますが、Smart B-Trainerは音楽を聴くことに加え、走行距離、心拍数、消費カロリーなどのランニングデータを記録します。この記録はアプリによってスマホ、タブレットに転送して確認するシステムです。
一つのデバイスで走行記録と心拍数を管理できるのは便利かと思ったのが購入の理由ですが、実は大きな問題がありました。心拍数によりデバイスに取り込んだ音楽から自動的にチョイスして音楽を再生するシステムになっています。これが実際使ってみると毎回同じ曲が再生されてしまいます。
今はエルヴィス・プレスリーを240曲ほど入れていますが、再生されるのはいつも同じ20曲ばかりが繰り返されます。心拍数を上げると違う曲になるのかもしれませんが、そんな器用なことはできません。どうしてこんなプログラムになっているのか。
心拍数と連動しないで再生することはできますが、この場合走行距離などランニングデータ機能は働かず、単なるウォークマンになってしまいます。正直、使い物にならないという感じです。困ってます。心拍数連動の再生機能は早急に改善して欲しいです。
他にも改善点はありますが、また後ほど(苦笑)。
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2015/04/06
アマゾンで購入した電子書籍(kindle本)がパソコンで読めることを今頃になって知りました。kindle本はiOS、アンドロイドのアプリでしか読むことが出来ず、パソコンでは読めないと思い込んでいたのですが、いつの間にかPC用のアプリが提供されていました。
昨年9月に「Kindle Cloud Reader」が提供され、ブラウザ上で購入した電子書籍が読めるようになりました。当初は読めるのはコミックと雑誌だけに限られています。コミックと雑誌という区切りですが、例えばNHKラジオ語学講座テキスト、るるぶは読めますが、文藝春秋の電子版は読めません。どうしてでしょう。
そして今年の1月にはパソコン用のkindleアプリの提供が開始されていました。これをダウンロードすれば、パソコンでも電子書籍が読めます。アマゾンのクラウドにある購入した電子書籍をパソコンにダウンロードして読む仕組みです。アプリをインストールしてみると、Amazon.jpで購入したコンテンツに加え、以前Amazon.comから買ったKindleでダウンロードしたコンテンツもあります。これはちょっと不思議。
いづれにしても、パソコンでもkindle本が読めるのは便利です。活用できそうです。
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2015/04/05
桜が散り始めた桜新町に長谷川町子美術館にいきました。我が家からはバスで20分ほどと近いところにあるのですが、年1回桜の季節くらいしか訪れません。この時期は毎年収蔵コレクション展「春爛漫」が開催されます。春、桜にちなんだ作品が展示されています。
広いミュージアムではないので展示できる作品も限られていますが、その中にシャガールの作品がありました。長谷川町子美術館のコレクションと言えば、日本画家作品と思い込んでいたのでちょっと意外です。それもリトグラフではなく、油彩作品です。いつ、いくらで購入したのか、興味がわきます。
長谷川町子美術館の所蔵作品はどれくらいあるのか。ネットで調べる限り、情報はほとんどありません。海外の画家はシャガールの他、ルノワールも持っているようですが、全貌は不明。
展示されている作品には2000年代に制作されたものあります。長谷川町子の亡くなったあとにも作品が購入されています。長谷川町子美術館は財団により運営されているので、ここが購入しているのか。これも詳細はわかりません。
長谷川町子美術館、謎なところが多いミュージアムです。
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2015/04/04
今朝のNHKニュース、朝刊では日銀のいわゆる異次元緩和から2年経過して、その成果を問う報道がされています。異次元緩和とまで言われた日銀の金融緩和は、大量のお金を市場に流し込み、物価上昇率2%を目指す政策。
年80兆円ものお金を流し込んだ結果、「2年間で相場は1ドル=93円から120円へ下落。日経平均株価は約6割も上昇した」(4月4日 日経新聞)と市場は激変。
この恩恵を受けたのは投資できる富裕層のみ、というのが定説です。
「家計の株式と投資信託の保有額は2年間で約50兆円増えた。残高は200兆円近くまで膨らみ、戦後最長の好景気だった2007年6月やバブル末期をも上回った」(日経新聞)
バブル末期を上回るとはすごい。
でも、景気回復を感じていない人が多いのも事実。
「消費回復は株高の恩恵を得られる富裕層に偏り、昨年4月の消費増税を乗り越えられるほどには消費者心理が改善していない」(日経新聞)
ということです。
日銀の物価上昇率2%達成も厳しそうです。想定外の原油価格下落から直近の2月には0%になっています。今月中にも更なる追加緩和もあるとの見方もあると日経新聞では報じています。しかし、今朝の朝日新聞社説では「黒田緩和2年 拡大続行よりやめ方を」と題し、金融緩和の出口政策について検討すべきだと提言しています。
バブルの様相を呈している株価市場。どこで終焉を迎えるのか。誰にもわかりませんが、そろそろ準備は必要なようです。
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2015/04/03
ニューヨークモーターショーで各メーカーがニューモデルを発表する中で、マツダは新型ロードスター「MX-5 ミアータ」を発表。今朝のテレ東・モーニングサテライトでマツダのことが取り上げられていました。「米・マツダ新戦略でファンを拡大」とのタイトルで、コアなクルマファンに訴求する戦略を紹介しています。
意外だったのはマツダの北米での販売。昨年のアメリカでの販売台数は20年ぶりに30万台を突破しています。日本では約17万台で、販売台数構成比は日本市場を上回る3割に達しています。とはいってもアメリカでのシェアは1.9%ではあります。
北米でのマツダの動きを知る興味深い記事が一昨日の日経新聞にありました。「トヨタ米戦略の切り札、実はマツダデミオ」と題された記事では、北米の若者向けブランド「サイオン」のセダンが実はマツダ「デミオ」という事実を紹介しています。
トヨタの「サイオン」は「品質や燃費は良いけど、デザインが退屈」(日経新聞)との評価で販売不振。そのため「挽回の切り札に指名したのはマツダだった」といいます。
全世界で年間1000万台を販売、世界一のトヨタが、全世界シェア2%のマツダから車の供給を受けるという事実はいささか驚きではありますが、マツダの真面目な車作りが評価されたということでしょう。
ニッチなクルマメーカーではありながら、自分の道を歩んでいるマツダ。これからも無理せず、いいクルマを作ってくださいね。
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2015/04/02
先週、サントリー食品インターナショナルの株主総会に出席したときに知った「レモンジーナ」。個性的なテイストとボトルデザインで存在感のある「オレンジーナ」がラインアップを増やしたというほどの認識でした。総会では社長が何回も3月31日に発売、と言っていたので発売日も覚えました。
31日にスーパーマーケットの店頭にも大量に並んでいたので「さすが、サントリーの営業」と思っていたのですが、棚に並んだだけでなく、かなり売れていたようです。昨日、サントリーは「レモンジーナ」の販売を一時休止すると発表しました。発売日の翌日に、販売休止とは。
「4月1日まで2日間の出荷量が125万ケースと年間販売目標の100万ケースを超えたため、安定的な供給ができなくなったとしている」(4月2日 日経新聞)
と報じられています。
株主総会のお土産でもらったので飲みましたが、オレンジーナほどの刺激感はありません。想像していた味と言えばいいのかな。販売休止になるほどにインパクトは感じませんでした。サントリーのマーケティング戦略がうまくはまりすぎたということでしょう。ちょっと驚きのニュースです。
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2015/04/01
朝日新聞が先週からクラウドファンディング「A-port」を始めています。インターネット上で資金を集めるクラウドファンディングもいよいよ大手マスメディアが行うことなったとは、といささか驚きです。
朝日新聞紙上で紹介されている中で、面白そうな案件をみつけました(クラウドファンディングでは案件ではなくプロジェクトと呼びます)。<福井県改め「福“丼”県」へ! >」とタイトルされたプロジェクトです。よく見ないと見逃しそう。福井の「井」の真ん中に「点(′)が入った福“丼”県です。
北陸新幹線が金沢まで開業したのは半月ほど前。沸き上がる金沢を羨ましく見るのは福井です。新幹線はしばらく来ません。そのままではと、丼をキーに盛り上げようとするイベントが「福丼博」です。今年の秋頃にイベント開催を予定し、その公式ガイドブックを制作するための費用をクラウドファンディングで集めようとしていました。朝日新聞の記事を引用すると
「福井県、改め『福丼県』?! 14日開業した北陸新幹線が当初は金沢止まりで福井まで届かないことから、独自に地元を盛り上げようと、県内の飲食店有志が立ち上がった。今年秋に『福丼博』(仮称)の開催を予定。公式ガイドブック発行を目指し、賛同ならぬ『賛丼』者を募っている」(3月25日 朝日新聞朝刊)
となかなか威勢がいい。
この記事を読んで、早速ファンディングに応じ、一万円を寄付しました。ちょっと気になったのは目標金額が550万円に対し、寄付した1万円を加えてまだ1万6千円だったこと。まだ時間は90日以上ありながら、進捗は芳しくありません。
そんなことを思った数日後、3月30日に突然、資金募集の連絡がメールできました。
「このプロジェクトの一環として、福丼博(仮称)を本年秋ごろに開催とお伝えしていますが、詳細をプロジェクト実行委員会で改めて協議した結果、実施体制について関係者間の調整が不十分で、企画内容を根本的に見直さざるを得ない状況であることがわかりました」
いまさら何で?
朝日新聞のクラウドファンディングA-portだから信じたのに。お粗末です。現在A-portには中止になった福丼博を含めて8つ。先月25日からと日が浅いにしても、少ない。朝日新聞として本腰を入れて取り組んでいるのか、と疑問を持ちます。A-portの今後が気になります。
A-port
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