« マラソンブームの終焉? | トップページ | 株投資が盛り上がっているのかも? »

2015/03/03

消える年金

 厚生年金基金は今厳しい状況にあります。昨日の朝日新聞に栃木県で給油所を営んでいた男性(64)の嘆きがありました。
「何十年も掛けてきた企業年金がなくなったうえ、追加負担まであるなんて。詐欺みたいなもんだ」
これは、男性が長年加入していた栃木県石油業厚生年金基金から昨年12月に300万円の追加負担を求められたからです。
 どうしてこんなことが起きたのか。
「この基金は栃木県内の給油所などが集まり、社員らの厚生年金の一部(代行部分)と企業年金(上乗せ部分)を出すためにつくった。だが、積み立て不足に陥り、今年1月、ついに解散に追いこまれた」
解散で本来受給できるはずの企業年金がもらえなくなる上に、
「厚生年金の代行部分は積み立て不足を加入企業が穴埋めしなければならず、男性のもとにはその負担額が通知されていた」
 ということです。
 日経新聞では
「厚生労働省の調査によると、1月末にある471基金のうち、368基金が解散方針を決定した」(3月1日 日経新聞)
と報じられています。全体の8割が解散ということです。
 中小企業が集まり作られた厚生年金基金の行く末は厳しいです。

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41640/61219944

この記事へのトラックバック一覧です: 消える年金:

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。