鳥貴族とワタミ
先日、職場の人たちとはじめて鳥貴族で飲みました。荻窪の南口に最近開店した店舗ですが、荻窪では2軒目。かなりの勢いで店舗を増やしているようです。鳥貴族のという名前のとおり、焼き鳥を中心とした料理がメインの居酒屋チェーン。特徴は全品280円(税抜き)均一という点です。
280円均一というのはデフレの今時でも割安感があります。飲み物だとビールの中ジョッキ、発泡酒の大ジョッキ、山崎ハイボールもも280円。中ジョッキといっても小さめだし、ハイボールは薄めですが。焼き鳥は種類も豊富でまずます。お通しもなく会計はわかりやすいです。3人で2時間飲んで、一人2400円でした。確かに安い。
居酒屋といえばワタミが不振です。15年3月期の連結決算予想は経常赤字が見込まれています。ワタミは居酒屋事業以外も介護、宅配の食事サービスも展開していますが、企業も原点は居酒屋。日経新聞でワタミがなぜ不振に陥ったかが分析されていて、興味深く読みました。記事は
「不評の理由として『遅い、多い、高い』のキーワードが浮かび上がる」
と指摘しています。いつの間にかワタミは気軽に入れる店から離れていったようです。
かつては1,2時間待ちが当たり前だったというワタミ。時代の流れに対応しなかったため、先頭集団から離されていました。成功が続くことはありえないのか。そんなことを感じるワタミの不振です。
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