資格の価値
昨日の日経新聞に掲載された<英語・「士業」で飛躍狙う 取得したいビジネス関連資格>を読むと、求められている資格というのは実務に結びついているものというのがわかります。この記事はビジネスパーソンを対象に新たに取得したい資格を調査したもので、上位5つは以下の通りです。
1位 TOEIC Aレベル 860点以上
2位 TOEIC Bレベル(730~860点未満)
3位 TOEIC Cレベル(470~730点未満)
4位 宅地建物主任者
5位 日商簿記検定2級
TOEICの人気は絶大です。日本人の英語信仰のお陰でしょうか。4位の宅建はアベノミクス効果による不動産プチバブルの影響でしょうか。都市開発など広い意味での不動産業務に関わっている人が増えているのかもしれません。
ところでファイナンシャル・プランナー関連の資格はどうかというと、ファイナンシャル技能検定3級が8位、2級が11位に入っていますが、CFP、AFPはランクインしてません。CFP,AFPという資格の認知度は高くないようです。
資格を生かした仕事をしたことがないので、資格の価値がよくわかっていません。記事によれば
「(企業において)資格を取得した場合の評価や処遇については『ない』との回答が7割と多数派を占める」
と厳しい状況です。日本の企業における資格の価値はまだまだ低いのかもしれません。
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