アベノミクス解散とは
消費税引き上げ延期と衆院解散を安部首相が表明しました。事前にマスメディアで報じられていた通りではありますが、唐突感を受けるやり方です。この解散を日経新聞は「アベノミクス解散」と呼ぶのがふさわしいと昨日の社説で書いています。
来る総選挙はアベノミクスの成果が争点と報じられています。自民党はアベノミクスが成功しているといい、野党は失敗だと反論。アベノミクスの目指すところは景気を良くし、経済成長することですから、その成果を論点にすることは正しい。
しかし、アベノミクスとは何なのか。一体何をしようとするのか。このことを大体でもわかっている有権者は多いのか。わからない人の方が多数派ではないのか。そんな疑問があります。
アベノミクスについては政府のウエブサイト<アベノミクス 「3本の矢」>で解説されていますが、これを見てアベノミクスについて理解できる方は相当の経済通でしょう。
また「3本の矢」ですが、ウエブサイトによれば、1、2本目は放たれましたが、3本目はまだのようです。いつ放たれるのかな?
庶民には効果が感じられないことも多いアベノミクスです。野党には選挙では論点を整理して、自民党に問いただして欲しいと思いますが、どうなることやら。なんとも盛り上がりそうもない選挙です。
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