車の事故予防機能を格付け
国土交通省が興味深いことをやっています。一昨日の新聞に掲載されていますが、衝突が避けられない場合に自動でブレーキをかける技術など自動車の先進安全技術について評価し、その結果が23日に発表されました。これは正確には「予防安全性能アセスメント」というもので、国土交通省と自動車事故対策機構が行っているものです。
具体的には車の自動ブレーキと車線逸脱警報システムの2つのシステムを車ごとに実験し、評価しました。ただ、評価したのは全車種ではなく、国内の自動車メーカーが申請した計26車種に限定されています。
朝日新聞に結果のランキングが掲載されています。40点満点で満点評価を得たのは、レヴォーグ(富士重工業)、スカイライン(日産自動車)、レクサスLS(トヨタ自動車)の3車種です。評価で12点以上を得た車種は「先進安全車プラス」とされています。
愛車のCX-5にも自動ブレーキと車線逸脱警告システムが搭載されています。幸い自動ブレーキが働いたことはありませんが、車線逸脱はしばしばアラームをだします。ちょっとうるさいくらいです。この取り組みは車の事故予防機能の搭載を促進させる点ではいいことだとは思います。
しかし技術開発にはコストもかかります。自動車メーカーにとってこれがどれほど利益に繋がるのか。悩ましい面もありそうです。安全な車をつくるのは大変です。
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