EVのこれから
毎朝のジョギングコース沿いに日産レンタカーがあります。朝5時過ぎに店の前を通るのですが、EV(電気自動車)リーフがコンセントを差し込まれ充電しています。レンタカーでリーフを使う人、多いのかなと思ったりします。
フォルクスワーゲンがEV(電気自動車)2車種を2015年に発売すると発表しました。新しい設計のクルマではなく、現行のGOLFとup!をEVに仕立てたものです。日産リーフ、三菱アイ・ミーブの国産EVは販売が好調という話を聞いたことがありません。そんな中、フォルクスワーゲンはEVで日本のクルママーケットに参入します。EVが売れるという確信を持ってのことなのか。それとも日本のエコカー市場にアピールするための戦略なのか。その意図はわかりません。
現状では、1回の充電で走れる距離(航続距離)が短く、充電器の設置箇所も充分ではない状況から、EVは販売が伸びていません。日経新聞には
「約30分で8割の充電ができる急速充電器は国内に12年1月で約800基、今年9月で約2千基だったが、15年3月末に約6千基と3倍になる。これは国内のハンバーガー店の総数に匹敵する」(10月15日 日経新聞)
とあります。増えると言ってもハンバーガー店ほどの数。都内はともかく、地方はどれほどの数ができるのでしょうか。
燃料電池車(FVC)とEV、どちらがエコカーとして優れているのか。ハイブリッドはもう過去のテクノロジーなのか。クリーンディーゼルもあります。エコカーを巡るメーカーの戦いはこれから本格化しそうです。
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