古本の掘り出し物
久し振りに神田の古書店街を歩いてみました。特に欲しい本があったわけではないのですが、老舗の古本屋をみようと出かけました。神田の古本屋は、まさに古書店という表現がぴったりの雰囲気を持っています。箱に入った古書が棚に並んでいます。学術、文学、文化など専門家でないと本の価値がわからないであろう本が並んでいます。それぞれの専門分野があり、研究者、愛好者はどの書店にいけばいいのかわかっているのでしょう。
専門書に縁がない私は、古本屋の店頭に置かれている廉価本の棚に興味をひかれました。1冊108円本を並べている古書店もいくつもあります。その中にオジサンたちが群がっていいる本屋がありました。なにがあるのかと見ると、数学関係の本。読者にとっては価値があるものなのでしょう。
歩いていて小宮山書店が店の脇でやっているコーナーを見つけました。ハードカバーの本が3冊まで500円(税込み)というバーゲンです。ここで曽野綾子の小説を見つけました。『希望』というタイトルのハードカバー。昭和51年に出版されています。曽野綾子を読み始める前の作品です。こんな本が3冊500円コーナーにあります。
1冊だけではもったいないので、北杜夫の『白きたおやかな峰』のハードカバーがあったので、一緒に購入。後でアマゾンで調べると『希望』のハードカバーは出品されていません。古書サイトスーパー源氏では最安値は430円。
古本の価値というのは、奥が深いです。こまめに探せば、価値ある本を手に入れることもできそうです。せどりとかをはじめてみますか(笑)。
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