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2014/08/20

地下鉄のレール幅

 熱心な鉄ちゃんではないですが、鉄道に関する記事に反応する鉄道ファンではあります。昨日の日経新聞東京版「地下鉄 レール幅は3種」と題された記事を興味深く読みました。「日本のレール幅は2種、標準軌と狭軌」と思っていたのですが、もうひとつ「馬車軌間」という規格がありました。
 日経の記事によれば、「馬車軌間という規格が在りこれは都電の前身、東京馬車鉄道が採用した幅」東京馬車鉄道とは、なんとも古い話です。京王線がこの規格の為、都営新宿線はこれに合わせるレール幅になっています。
 要は地下鉄のレール幅は相互乗り入れする私鉄のレール幅に合わせて作られたというわけ。例えば狭軌の東急線と乗り入れする日比谷線は当然狭軌です。
 東京メトロで相互乗り入れのない銀座線、丸の内線は標準軌です。これは意外。銀座線に乗るとスペースの狭さから圧迫感が在ります。天井が低いせいか。標準軌なのに、ちょっと不思議。
レール幅が相手任せとは、地下鉄のちょっと悲しい運命かもしれません。

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