円谷幸吉の言葉
モチベーションアップのために、時々買う『ランナーズ』。久しぶり手に取った9月号を今頃読んでます(来月号は3日後に発売)。これも久しぶりに武田薫氏の連載記事「マラソンの行方」を興味深く拝読しました。
記事では福島県須賀川市にある円谷幸吉メモリアルホールを訪ね、円谷幸吉というランナーを振り返ることから、日本のマラソン解説の現状を考察しています。
東京オリンピックで銅メダルを取りながら、自死を選んだ円谷幸吉。円谷が残したものは何なのか。2度目の東京オリンピックが決まった今、武田氏は円谷幸吉の足跡を探そうとします。記事では今のマラソン界の問題点指摘され、とても興味深い内容です。
また、円谷幸吉が26歳の時、日本陸連に提出したマラソン競技者調書の一部が掲載されています。円谷幸吉メモリアルホールに掲げられているものです。ランナーにとって参考になるので引用します。
<マラソン競技者の心構えについて>
1.完走の精神
2.トレーニングは意欲的に レースは無欲で
3.全ゆる条件下においでの体験
4.理屈抜きのトレーニング
5.トレーニング、栄養、休養、3つのバランス
6.精神の統一及び勇気
6年後の東京オリンピックで、日本人ランナーはどんな走りをみせてくれるのか。期待していいのでしょうか。ちょっと厳しそうです。
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