部課長制の復活
最近の会社組織には全く明るくないのですが、今の職場の組織は昔の会社員の感覚とは異なります。役職として部長、グループ長、リーダーがあります。組織に欠かせないと思いこんでいた課長はいません。
日経新聞の報道によれば、パナソニックが部課長制を復活させるとか。それも13年ぶり。これまではグループマネージャー」「チームリーダー」などの呼称を使っていたものを、部課長に戻すということのようです。パナソニックはかなり前からいわゆる組織のフラット化を進めていたのですね。
大昔、就職した頃は、会社には係長、課長、次長、部長と役職がはっきりしていました。いつの頃からかグループリーダー、チームリーダーという呼称が現れ、組織を誰が統括しているのかがわかりにくくなっていきました。果たしてこれがいいことなのか。これに対してパナソニックは答えを出したわけです。
パナソニックは部課長制を復活させますが、その一方で年功制度を廃止します。成果級に移行するということです。この改革の目的は人件費の圧縮です。「約2万人の管理職ら非組合員の総人件費が1割以上減る見通し」(7月30日日経新聞)
「サラリーマンは気楽な稼業ときたもんだ」なんていっていた時代は遥か昔になりました。
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