働き方の多様化
政府はいわゆる残業代ゼロ制度を高所得の層に認める方針です。勤務時間の拘束が少ない働き方が時代の方向性のようにも思えます。
例えばフレックスタイム制度は企業に導入されてかなり経ちます。先日の日経新聞にはリコー例として午後3時半に退社する社員の例を紹介。
「中心時間帯を午前9時~午後3時半とし、その前後は個人の都合で調整できる。単なるフレックスではない。約1万人の社員を対象に午後8時~午前8時までの勤務を『原則禁止』にした」(6月14日日経新聞朝刊)
早い時間の退社が可能な訳です。
伊藤忠では
「夜8時以降の残業を原則禁止する一方、午前5時~9時の早朝の時間外手当の割増率を25%から50%に上げた」
深夜まで働いているイメージの商社が変わっているようです。
このような記事を読むと、世の中の多くの企業は多様な働き方を進めているような気になります。企業の勤務制度(働き方)はどこまで多様化しているのか。私の勤務先は、勤務時間は9時から6時までで、他の勤務時間の選択肢はありません。もちろんフレックスタイムなど無縁な環境です。官公庁あたりではフレックスタイムの導入は進んでいるのでしょうか。そして、働き方は多様化しているのでしょうか。働き方は自分だけでは決められない。そこが難しいところです。
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