川村記念美術館へ
連休の合間にドライブがてら千葉の佐倉にあるDIC川村記念美術館に行きました。実はこのミュージアムを訪れるの初めてです。編集の仕事をしていた頃、DIC(かつての大日本インキ化学工業)といえば、印刷で使う色見本の定番という印象がありましたが、いまはどうなんでしょう。
ミュージアムのロケーションはよくはありません。特に東京方面からいくとかなり遠い。公共交通機関だとJRの佐倉駅もしくは京成佐倉駅まで行って、そこから無料の送迎バスで行くことができます。地元の人以外は、ちょっとした旅という感じです。
ミュージアムのコレクションはDIC創業者の川村一族が集めたものを公開することを目的にして作られたもの。広大な敷地の中に、ミュージアムはあります。
コレクションは印象派から現代美術に至る西洋絵画、近代の日本画、彫刻など様々な時代の作品があります。現在は「コレクションは語る」と題して、コレクション作品と文字・言葉・テクストの関係に着目し、企画展示が展開されています。
このミュージアムの売りのひとつに、ロスコ・ルームがあります。マーク・ロスコの「シーグラム壁画」7点を展示した部屋。もう少し広いスペースかと想像していましたが、意外とこじんまりした場所でした。
素敵な美術館です。コレクションも充実しています。たっぷり時間をかけて、訪れないともったいない。そんなミュージアムです。
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