鎌倉の神奈川県立近代美術館
鎌倉投信でお金の話を聞いた後、鎌倉駅へ向かう途中に神奈川県立近代美術館(鎌倉館)に寄りました。日本最古の近代美術館ですが、閉鎖問題で揺れています。
美術館が建つ土地は鶴ヶ丘八幡宮のもので、2016年の土地契約満了をもって美術館を閉館とするというのが神奈川県の方針です。土地契約終了時に建物を壊して、更地で返還ということが契約にあるということで、異論、反論がでています。美術館の建物は著名な建築家・坂倉準三の設計。建築としても価値が高いとされているため反対論がでているわけです。
展示室は2階。1階に降りると、そこには彫刻が置かれ、池の睡蓮が広がります。気持ちのいいスペースです。しかし、素人からみると、建物のどのあたりが価値が高いのか。よくわかりません。
鶴岡八幡宮は休日のため多くの観光客で賑わっていました。その一方、近代美術館あたりはひっそりとして、来場者も少ない。ここを残すためには、よほどの理由がなければ難しいのではないか。そんなことを思いながら美術館を後にしました。
| 固定リンク | 0
コメント