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2014年5月

2014/05/31

今更のiPad

iPad Airを買いました。平日は通勤で電車に乗っている時間が往復で1時間近くもあるので、時間の有効活用のため、というのが自分を納得させる理由です(笑)。軽くはないタブレットとモバイルルーターを持って、職場に出かけてます。かなり酔狂な輩です。ちなみにこの記事もiPadで書いてます。
Appleのプロダクツを買うのは久しぶり。タブレットはKindle HDを1年半ほど使いました。Kindleは値段の割りにはよくできていて、愛用しました。ただアプリがAmazonが選んだものしか使えず(裏ワザはありますが)、Google play、APP STOREにあるものが使えないのが、残念なところ。例えば株屋さんのアプリも野村はあるけど、SBI証券はありません。
今のところ、通勤途中、昼休みに日経新聞をビュワーで読むのが主な使い道ですが、Appleはやはり使いやすいです。いろんなところで、よく出来ているなと感じます。
スマホでほとんどのことが出来ますが、高齢者には小さな画面が厳しい。暫くはiPadがオジサンのおもちゃになりそうです。

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2014/05/30

残業代の価値

 朝日新聞では「残業代ゼロ」案と無神経な表現で報じられていますが、政府が目論んでいる「ホワイトカラー・エグゼンプション」は、日経新聞によれば導入される方向です。そもそもホワイトカラー・エグゼンプションとは、何? 
 エグゼンプションは控除、免除という意味なので、ホワイトカラーに与えられる特例のことでしょうか。日経の解説によれば、「事務職(ホワイトカラー)を労働時間規制の適用除外(エグゼンプション)とすること」とのこと。具体的には一日8時間働かなくても所定の賃金は払われる。しかし時間外勤務をしても残業代はなし、ということです。故に残業代ゼロ案ということになるわけです。
 サラリーマン生活を30年ほどやりましたが、残業代を払ってもらったのは10年ほどしかありません。最初、編集の仕事をしていたときは、給与に編集手当とかが上乗せされ、月に100時間残業しても月給に上乗せされることはありませんでした。今思うと、これはブラック企業かな(笑)。次の会社でも、管理職になってからは年俸制とやらで、給料は上がるどころか、成果給が低いときは悲惨でした。
 ちゃんとした大企業は残業代が支払われているのでしょうが、中小企業の実態はどうなのか。ホワイトカラー・エグゼンプションを導入しても、経営側の残業代を払わない言い訳に使われるのでは。そんな危惧があります。本当に日本人の働き方が変わるのであれば、積極的に導入すべき制度です。我が国の働き方が変わっていくことができるのか。小さくない課題です。
 

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2014/05/29

毎朝、堀北真希

 東京メトロ丸の内線には、ホームから見える線路側の壁に広告を表示する大型ディスプレイがあります。デジタルサイネージ(電子看板)と言われているものですが、電車の中にもあります。広告映像が流されるわけですが、朝通勤時間帯には、いつも同じ広告です。
 堀北真希が登場する30秒ほどの映像。東京メトロの自社広告です。ウエブサイトをみると、「東京の朝」と題されたCMで、朝活で英語を学ぶOLさん(?)を堀北真希が演じています。本編には音声もあり、堀北真希の英語も楽しめる(?)のですが、電子看板では残念ながらそれはありません。
 朝の時間帯は、東京メトロ広告以外のCMは少なく、何回か堀北真希をみることになります。車内ディスプレイでも広告は流れていますが、ここではいろんな広告が入っています。しかしホーム設置の電子看板の広告は少ないです。夕方は少しは増えますが、車内広告ほど多彩ではありません。
 堀北真希ちゃんをみていると、電子看板でどれほどメトロは儲かっているのか、なんてことを考えたりする朝です。

「東京の朝」(30秒)

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2014/05/28

鎌倉の神奈川県立近代美術館

 鎌倉投信でお金の話を聞いた後、鎌倉駅へ向かう途中に神奈川県立近代美術館(鎌倉館)に寄りました。日本最古の近代美術館ですが、閉鎖問題で揺れています。
 美術館が建つ土地は鶴ヶ丘八幡宮のもので、2016年の土地契約満了をもって美術館を閉館とするというのが神奈川県の方針です。土地契約終了時に建物を壊して、更地で返還ということが契約にあるということで、異論、反論がでています。美術館の建物は著名な建築家・坂倉準三の設計。建築としても価値が高いとされているため反対論がでているわけです。
 展示室は2階。1階に降りると、そこには彫刻が置かれ、池の睡蓮が広がります。気持ちのいいスペースです。しかし、素人からみると、建物のどのあたりが価値が高いのか。よくわかりません。
 鶴岡八幡宮は休日のため多くの観光客で賑わっていました。その一方、近代美術館あたりはひっそりとして、来場者も少ない。ここを残すためには、よほどの理由がなければ難しいのではないか。そんなことを思いながら美術館を後にしました。


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2014/05/27

配偶者控除を家族控除にする案

 先週、日経新聞で『配偶者控除を「家族控除」に』と題された記事があり、政府・与党内で配偶者控除の見直し案を検討するなかで、いわゆる家族控除をつくることが検討されていると書かれていました。曰く「夫婦それぞれが基礎控除(38万円)を持ち、働く妻の年収にかかわらず控除額は合算され、一律76万円になる仕組みだ」とのこと。
 この記事を何回か読み直したのですが、検討されている案がよく理解できませんでした。CFPなのに(笑)。その翌日の朝日新聞にもこの案のことを取り上げていて、この記事を読んでやっと理解しました。
 働いて収入がある人なら誰でも38万円の基礎控除が使えます。奥さんがパートしていても使えます。また給与所得控除もあります。これは最低65万。たとえば年収103万円だと、ここから基礎控除38万円と給与所得控除65万円をひくと所得額はゼロ。これが103万円の壁です。
 夫婦だと、それぞれ38万円の基礎控除をもっています。また103万円に壁を越えない配偶者(主に妻)がいると、相方(主に夫)には配偶者控除38万円が与えられます。この基礎控除38万円×2と配偶者控除38万円=114万円を「家族控除」とするのが、検討されている案です。
 しかし、どうやって適用するのか。もし夫が114万円の控除を使ってしまったら、妻は控除はなしです。でも、所得税の申告は夫婦単位で行わず、個人で行うものです。どうやって家族控除の適用をチェックするのかという疑問がわくのは当然のこと。運用面まで考えると、すんなり導入されるとも思えません。
 配偶者控除を受けている人は1500万人とか。すんなりと新しい制度に移行できるとも思えません。どのような結論がでるのか。ちょっと楽しみです。

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2014/05/26

鎌倉にある投資会社

 投資信託をやっている会社は、その多くが東京にオフィスを構えています。お金に関わる情報が東京に集まるためなのか、投資をしている会社の本社が東京に多いためなのか。お金の拠点は東京という固定概念が出来上がっているようです。
 鎌倉投信という会社があります。結い2011というファンドを運用している独立系の運用会社です。ここはその名前の通り、オフィスは鎌倉にあります。東京の丸の内あたりからはからは1時間以上かかる場所です。
 結い2011を1年ほど前に購入して、現在も保有しています。運用報告会があり、鎌倉まで行ってきました。鎌倉駅から鶴岡八幡宮の前を通り、歩いて20分ほど。鎌倉投信のオフィスは、木造の一軒家でした。

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 鎌倉の閑静なところにある建物は、かなり歴史を感じます。おおよそ投資信託の本社とは思えません。なんとも不思議です。
 運用報告会は、投資責任者の方が2時間弱、昨年度の運用実績について話してくれました。鎌倉投信の目指すものは、投資により、良い会社をつくること。良い会社に投資することとは違います。難しい目標だと思いますが、今のところ順調のようです。
 報告会が終わったのは、昼の12時。帰り道に通りかかった鶴岡八幡宮は観光客で混雑しています。お金の話を鎌倉できくというちょっと変な体験でした。

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2014/05/25

新聞のデジタル版

 仕事をしていると、新聞を読む時間は少ないです。大昔は会社に行ってから、新聞を広げる、なんてことが当たり前でしたが、最近はそんな風潮(習慣)はほとんど無くなりました。満員電車の中で新聞を広げるのもなかなか大変です。
 通勤するようになって、朝の電車の中ではタブレットで新聞をよむことが習慣になっています。日経新聞の紙面ビューワーを使って新聞を読みます。紙面ビューワーだと広告も見ることができるので、なかなか便利です。紙の新聞では広告が貴重な情報源です。広告から企業の景気動向もうかがい知ることができます。
 日経新聞はいち早く紙面ビューワーアプリを導入しました。これに対して他の全国紙はどうなんだろう。調べて見ると他紙も紙面ビューワーを用意していました。デジタル化に及び腰だった読売新聞も、この4月から紙面ビューワーが用意されました。
 販売店からの新聞購読が減る危惧から、日経以外の全国紙は新聞のデジタル化に消極的でした。しかし、いつの間にか時代の流れに適応し、新聞のデジタル化を進めています。オールドなメディアである新聞も少しずつ変わりはじめているのかもしれません。

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2014/05/24

いまだ苺を食す

 昨日、仕事帰りに荻窪のタウンセブンの果物屋で苺をみつけ、買ってきました。夕方だったので450円が400円に値下げされてました。5月も後半になると、スーパーマーケットでは店頭で見かけなくなる苺。すでにこの時期は旬を過ぎているようで、売っているのは珍しい。
 いつの頃からか、苺の季節が早くなりました。子どものころは春になってから店頭に並び始めていた記憶がありますが、いまは冬、寒い頃から売られています。盛りは3月、4月あたりでしょうか。
 苺は初夏の季語です。初夏は、6月頃ですから、昔は苺の季節はもっと遅かったということでしょう。何故、いつの間にか苺の出荷が早まったのか。ちょっと不思議ではあります。
 季節外れの苺ですが、甘くて美味でした。

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2014/05/23

NHKのミュージックプラザ

 仕事にでることでできなくなったことがいくつもあります。当然ですが平日に遊びにいくことができなくなりました。すいている美術館にいく楽しみは格別なものがありましたが、残念です(笑)。
 いくつか聴いていたFMラジオ番組も聴けなくなりました。バラカンモーニングとか、ピストン西沢のGROOVE LINE Zとか、熱心に聴いていたわけではありませんが、聴けなくなるとちょっと寂しいです。
 FMラジオと言えば、最近聴き始めたミュージックプラザという番組があります。NHKで夕方4時から始まる音楽番組。月曜から木曜まで曜日ごとにパーソナリティがかわるのですが、木曜の番組だけ聴いていました。木曜のパーソナリティは矢口清治さん。洋楽 洋楽 HIT GRAFFITI Iをテーマに進行する80分番組。実は矢口さんとは大昔仕事でお付き合いがありました。編集者をやっていた頃です。
 矢口さんがパーソナリティをされていると2月頃たまたま知り、聴き始めました。内容はかなりマニアックな洋楽です。大昔の曲もかかります。よくこんな音源があるなと感心します。矢口コレクションなのか、それともNHKのものなのでしょうか。
 番組はリスナーからのリクエストにこたえる形です。何回かリクエストしたのですが、まだオンエアされたことはありません。リアルタイムで聴く機会がなくなってしまい、リクエストもできなくなりそうです。

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2014/05/22

昔あった荻窪のラーメン屋

『東京味のグランプリ200』という本は、もう32年前の1982年に山本益博によって書かれたグルメ本。未だ捨てないでもっています。しかし、掲載されている店で、今も営業しているのは、どれくらいあるのか。かなりの店舗が既に閉店しています。
 この本にはラーメン部門もあり、50軒ちかくの店が掲載されています。店は三つ星を最高として、星なしまで4ランクで格付けがされています。ラーメンの部で唯一三つ星を獲得しているのが荻窪の「丸福」。2つ星にはこれも荻窪の「春木屋」がランクインしています。
 この2つの店は今は営業しているでしょうか。まず、春木屋は健在です。恐らく場所も以前と同じでしょうか。でも、かつてのパワーはなさそうです。昼休みにのぞいてみたのですが、12時半頃に3人待ちでした。

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 そしてかつての三つ星・丸福。今は、荻窪駅にほど近いところにあります。しかし、ネットで調べてみると、かつての丸福とは違う店のようです。12時半頃でも行列はありませんでした。

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 時代が流れ、荻窪ラーメンも変わったようです。

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2014/05/21

通勤時間32分

 ゴールデンウィーク明けから仕事にいってます。平日、朝から夕方までずっと働く仕事です。仕事の内容は企業秘密ですが(笑)、勤務場所は荻窪です。求職に応募するとき、勤務場所の希望を出すことができて、荻窪という場所にひかれて応募しました。 
 東京の城南地区に住んでいると、中央線沿線はあまり馴染みがありません。中野、高円寺、荻窪、吉祥寺と魅力的な街が並びますが、訪れる機会は少ないです。
 荻窪も大昔、ラーメン屋に来た以外、ほとんど馴染みがありませんでした。街を歩くだけでいろんな発見があり、面白いです。少しずつ探検をしています。
 通勤ルートは、副都心線と丸の内線を使うルートで通っていますが、乗車時間は32分。これまで仙台、金沢、名古屋など地方を含めいくつも通勤を経験していますが、通勤には恵まれていました。30分を越える乗車時間はかなり長いほうです。最初は通勤ラッシュにかなり疲れましたが、やっと慣れてきました。
 いつまで仕事できるかは不明ですが、暫くはサラリーマン通勤生活です。

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2014/05/20

貯蓄100万円以下が10%

 新聞などではあまり取り上げられていないようですが、先週16日に総務省から「家計調査報告」が発表になっています。これは2人以上の世帯を対象にした調査で、「1世帯当たりの貯蓄現在高は前年比81万円(4.9%)増の1,739万円で、2002年の調査開始以来、最高」を記録。また、「貯蓄保有世帯の中央値は前年比22万円増の1,023万円」となっています。
 このデータだけを見ると、アベノミクス効果で景気が改善し、貯蓄が増えて、良い方向に向かっていると思われます。
 しかし、発表された一世帯あたりの平均貯蓄高の平均は1,739万円ですが、これはリタイア世帯を含んだデータです。高齢者は一般的には多くの貯蓄をもっています。全データのなかで、勤労者世帯(2人以上の世帯に占める割合51.3%)では「貯蓄現在高は前年比11万円(0.9%)増の1,244万円。貯蓄保有世帯の中央値は同22万円減の735万円」となっています。
 更にデータの詳細をみると、勤労者世帯で貯蓄100万円未満の世帯は12.0%です。300万円未満まで範囲を広げると約27%と、勤労者世帯の4分の1。これが貯蓄割合として多いのか、少ないのか。簡単には判断できませんが、安心できる数字ではない気がします(詳しいデータはここを)。
 日本人はホントに裕福なのか。このデータだけではもちろん判断できませんが、ちょっと考えてみなければいけないテーマです。

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2014/05/19

スマートフォン設定の難しさ

 スマートフォンの初期設定は慣れていても難しいです。先日、我が家のスマホが2台入れ替わって、その設定でちょっとしたトラブルが発生。iPhoneでプロバイダーメール(so-net)が送信できないというもの。設定を請け負って、やってみましたが、1時間以上かかりました。プロバイダーのウエブサイトには親切に書かれていますが、それでも入力ミスをします。
 また、別なトラブルが発生。ドコモでMy docomoというサービスがあります。ウエブサイトで料金の確認や、契約内容の変更などができるものです。このサービスを受けるためにはMy docomo IDを取得する必要があります。あらたに購入したiPhoneのIDを取得したら、メールが受信できないトラブル。理由はよくわかりませんが、iPhoneのメールIDが変わってしまったためではないかと推測します。
 スマホを便利なものですが、ちゃんと使えるようにする設定は簡単とはいえません。乱暴に言えば、高齢者にはかなりハードルが高いと思われます。らくらくスマホなんてものありますが、使えるようにするのはらくでは無いはずです。
 人間が技術を使いこなすのは、いつの時代も難しいことなのかもしれません。

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2014/05/18

なか卯の存在感

 外で昼食を食べねばならず、とある商店街でなか卯を見かけたので、入ってみました。前にも記事で書いたのですが、牛丼大手3社(松屋、すき家、吉野家)はその業績が定期的に日経新聞に載ります。15日の朝刊にも「牛丼3社、増税越え増益へ 」と3社が消費増税後も、好調な業績であることが報じられていました。
 日経は牛丼屋が景気のバロメーターと考えているのか。大手3社に比べると、ほとんど報道されないなか卯は独自のファストフードチェーンです。会社情報をみると、今はすき家のゼンショーの子会社になっています。元は大阪で始まった店ですが、現在の本社は東京。店舗数は480ほどと大手3社の半分くらい。
 なか卯の特徴は丼に加えてうどんがメニューにあり、メニュー数が多い。牛すき丼と小うどんのセットを食べました。値段は大手の牛丼屋よりちょっと高めの設定ですが、コストパフォーマンスは悪くありません。
 
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 独自の存在感があるなか卯です。

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2014/05/17

佐藤時啓 光―呼吸

 恵比寿の東京都写真美術館で開催されている「佐藤時啓 光―呼吸 そこにいる、そこにいない」をレセプションでみてきました。彫刻家から写真家に転じたアーティストで、東京藝術大学教授の佐藤時啓。初めて作品を拝見しました。
「光―呼吸」はモノクロで、風景の中に点のように光がいくつも灯っている不思議な作品。どんな方法でこの写真ができるのか。写真美術館のウエブサイトにアーティスト本人のインタビューがあり、創作の方法が明かされています。
「夜、長時間シャッターを開けて、その間に僕自身がペンライトで光を発して、海の中や木の周りを動き回って撮影しています」
 画像を撮影後にコンピュータで加工しているわけではないのですね。8×10の大判カメラを使っての長時間露光での作品です。写真を撮ることを超え、写真をアーティスト自身がつくるという行為。面白いです。
 「Gleaning Light」という作品では、ピンホールカメラを自作して撮影しています。佐藤は、
「最初に作ったのが、24個のピンホールカメラを球体にして360度撮影するというものでした」
 と明かしています。これも写真を撮る、というより写真をつくりあげるという行為。 
 写真というものの本源的な魅力をみせてくれる佐藤時啓の作品。刺激的でした。

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2014/05/16

GDPと企業業績と株価

 昨日の日経新聞に内閣府が15日発表した1~3月期の国内総生産(GDP)速報値についての記事が載っていました。それによれば「物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比1.5%増、年率換算で5.9%増」と好調な数字です。消費税増税前の駆け込み消費で数字が大きくなっていることを考えても5.9%は小さくない成長率です。
 また、昨日の同じく日経朝刊には「上場企業、今期最高益へ 」という記事が一面に載っています。記事曰く、
「上場企業の収益が力強さを取り戻す。アベノミクスの追い風もあって大幅増益となった2014年3月期に続き、15年3月期も小幅ながら増益を維持しそうだ。全体の経常利益はリーマン・ショック前の最高益だった08年3月期にほぼ並び、上振れすれば最高益を更新する」
 なかなか景気のいい話です。
 日経新聞だけ読んでいると、我が国の経済はデフレを脱却し、企業業績も好調と思わされます。ホントかな。でも、株価は低迷したままです。昨年末には1万6291円だった日経平均が、昨日は1万4298円です。しばらく1万4000円台をうろうろしてます。景気がよくて、企業業績も好調。でも株価は冴えない。不思議です。この理由はなんなのか。日経新聞にも正解がありません。
 アベノミクスの真価が問われているようです。

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2014/05/15

ベルギービールみたいなビール?

 やまやでビールを買おうと棚をみると、見慣れないビールがありました。「ホワイトベルグ」というサッポロから出ているビール(正確には第3のビール)。ブルーの缶が目をひくデザインです。このホワイトベルグとは、どんなビールなの?
 缶には「ベルギーのホワイトビールに伝統的に用いられるコリアンダーシードとオレンジピールを使用」とあります。ホワイトビールとは? 通常ビールの原料は大麦麦芽に加えて麦芽にしていない小麦を加えて作られるのがホワイトビール。
 ホワイトベルグは、日本で作ったホワイトビールというわけですか。飲み味は香りがあって、さらっと飲めます。第3にビールとしては質が高いと思います。個性のあるビールです。サッポロビールのウエブサイトには期間限定とはありません。ずっと売ってくれるのでしょうか。コストパフォーマンスは商品なにで、定番にしてくれると嬉しいです。
 でも何故ベルギーなの? まあ、そんなことはどうでもよくて、美味しいビールが飲めればいいわけです。

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2014/05/14

伊東豊雄さんの国立競技場案

 東京オリンピックまであと6年余り。大会のメイン会場である国立競技場の建築案が揺れています。昨日報じられたニューズにはちょっと驚きました。世界的な建築家である伊東豊雄さんが競技場を新築するのではなく、現競技場を改修する案を発表しました。
 国立競技場は昨年デザインコンペでイギリス在住の建築家ザハ・ハディッド案が選ばれています。この案に対して昨年来建築コスト、維持費がかかり過ぎると批判がでていました。デザインコンペは建築家・安藤忠雄が審査委員長をつとめ、最終候補11作品には伊東豊雄さん、SANAA、槙文彦さんといった日本の建築家も残りました。しかし、最終的にはザハ・ハディッドのデザインが選ばれたのです。
 コンペで結果がでた案に対して、敢えて改修案を提示した伊藤さんの真意はどこにあるのか。負けたのに異議申し立てをする意図は何なのか。何か深い思いがあるのでしょう。
 コンペの結果が覆ることはないと思いますが、新国立競技場の基本設計は遅れそうです。あと6年で、ホントにできるのか。すごく心配です。

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2014/05/13

西郊ロッチング

 最近、よく荻窪に行きます。その訳はいずれ明らかにさせてもらいますが、昨日荻窪を散策していたら、年季の入った建物を見つけました。
「西郊ロッチング」と書かれています。それも右から左へ書かれていて、すぐには読めませんでした(笑)。そもそも西郊ロッジングとは何なのだろう?

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 ネットを検索してみると昭和6年建築の本館と昭和6年に増築された新館からなる建物。ウィキペディアによると、もともとは新館は高級下宿洋館「西郊ロッチング」、本館は旅館「西郊」として使われていたものだそう。ちなみに旅館は今も営業しているようです。
 
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 時代がここだけ取り残されたような建物です。空襲でも焼けなかったのですね。ちなみに登録有形文化財に指定されています。荻窪の街は奥が深そうです。


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2014/05/11

スマホを買い換える大変さ

 携帯電話、スマートフォンがどれほど重要なツールであるのかは、人それぞれです。私の場合はほとんど活用していないスマホでも、肌身離さずという人も世の中には多くいらっしゃるのかもしれません。そんなに使ってはいないのですが、家族のスマホが使用開始から2年を過ぎ、機種変更と他社への乗り換えをすると毎月のコストが削減されるようなので、まとめて新しいものにしました。
 スマホの料金体系というのは複雑です。しかしこれを理解しておかないと、機種変更などの商談は必要以上のコストを払う契約をしてしまうことになりかねません。情報をしっかり整理しないと、高い買い物をしてしまいます。
 スマホ各社のパンフレットを読んでも、料金体系についてはよく理解できませんでした。しかし、今月号の日経トレンディの特集「ドコモ定額制から楽天でんわ、LINE電話まで全検証」はよくできた記事。これを読むとスマホ、携帯の選択についての判断できる情報が得られました。
 2時間以上かけて、2つのスマホを再契約。そして話の流れで、学割を使うとキッズ携帯を買った方がお得ということになり、なぜかかわいい子供用の携帯電話が手に入りました。
 スマホの料金体はいつからこんな複雑な体系になってしまったのか。わかりやすいものにならないものか。これでは高齢者の方の申込を拒否しているようなものですね。ユーザーが使いやすいシステムにすることは、もはや無理なのでしょう、きっと。
 
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ポール・マッカートニー@武道館のお値段

 昨日の新聞に大きく掲載されていたポール・マッカートニーの武道館公演の広告。「武道館でもやるのか」なんて思いながらチケットの値段をみると、これは驚き。アリーナ席10万円、S席8万円、A席6万円、B席4万円と超高額。C席1500円の席がありますが、これは25歳以下限定。
 武道館公演、今日から販売開始ですが、5月21日なのであと10日後。なんとも急な話の上に高いチケット。また平日水曜の公演にもかかわらず、15時開演。会社員は仕事休むか、さぼるかしないといけない。いろんなところでかなり無理があります。
 同時期、国立競技場での公演はS席17,500円なのに、なぜ武道館が8万円なのか。ビートルズが武道館で公演をしたからといって、8万円になってしまうのか。ポール以外の誰かが大儲けしているに違いありません。
 あと10日で、満席になるまでチケットが売れるのか。興味深いポール・マッカートニーの来日公演です。

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2014/05/10

荻窪の鳥もと

 珍しく夜の荻窪を散策。駅のルミネ側はすこし風景が変わっていました。駅前にあった焼き鳥屋「鳥もと」は、いつの頃か移転していました。かうてはビールケースを積み重ねたテーブルで一杯やるスタイルの人気店でした。
 この鳥もと、駅前からちょっと移転して綺麗な店になっていました。店内に入ると、立ち飲みカウンターと椅子席のカウンター、テーブル席があり、なかなか広い。カウンター席に案内されて、ビールと煮込み、焼き鳥を注文。

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 煮込み、焼き鳥は専門店ながらの味わいで美味。焼き鳥屋ですが、岩かきなどの魚介類もお品書きにあります。鳥もと、ぶらりと立ち寄るには良い店です。

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2014/05/09

ノーネクタイ=クールビズ?

 電車に乗ると、ネクタイをしていないスーツ姿の人たちが増えています。官公庁では5月からクールビズ開始とかで、企業でも早い時期からクールビズを始めるところがあるのでしょうか。
 このクールビズ今年で10年目とか。クールビズというのは男性、それ仕事の内容からネクタイとしなければいけない人たちのためにあるファッションのようです。多くのスーツ族は単にネクタイをしていないだけのスーツ姿で、あまりカッコは良くない。一方、女性のクールビズはあまり普及していないようです。
 環境省によればクールビズの期間は、5月1日から10月31日までとされています。半年クールビズ期間といういうことで、ちょっと長すぎるような気がします。ネクタイは必ず締めるもの、という考えはもはや過去のことになっています。ネクタイの売上どこまで減っているんでしょうね。ビジネスマンのファッションも変わってしまいました。
 
 

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2014/05/08

大きなイオンモール

 千葉・佐倉に行った帰り道、幕張で高速を降り、イオンモール幕張新都心に寄ってみました。昨年末の開業に際し、マスメディアで大々的に取り上げられて、話題のショッピングモール。場所はJR海浜幕張駅のそば。とはいっても駅から歩くと17分ほどかかるようなので、車での行かないと不便な場所です。
 我が車のナビにはまだ場所が登録されておらず、電話番号を入力しても正確な位置は示してくれません。ちょっと迷って到着しましたが、広いのでどこがパーキングかがわからない。最初、ペット用品、サービスを提供するPET MALLのパーキングに迷い込み、改めて本館ともいうべきGRAND MALLの駐車場に入りました。
 マスコミの報道通り、巨大なショッピングモールです。事前に目的のショップを決めないで、いきなりいったのでそこへ行けばいいのか、状態です。3,4時間は平気で時間がつぶれるでしょう。逆に買いたい物が決まっていても、店に近い駐車スペースに停めることができない、という事態もありそう。
 時間があまりなかったので、ほんの一部を散策しただけですが、あまり面白くは無かったです。やはり家族連れでいかないとダメなのかもしれません。なんでこんなに広いスペース作ったんだろう、なんて疑問もわきます。オジサンには合わないのかもしれません。

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2014/05/07

トライアスロンは遙か

 ジョギングはもう20年近くやっていますが、トライアスロンにはいままでトライしたことさえありません。会員になっているスポーツクラブでトライアスロンの教室があり、参加してきました。「めぐろシニアトライアスロン教室」と、シニア向けらしいので、なんとかなるかと。
 実際に参加していたのはシニアより若い層が多く、シニアと呼べそうな方はむしろ少数派です。教室は東京都などが主催の公的なもので、会場をスポーツクラブが提供して行っているものです。
 トライアスロンはご存じのように、スイム、バイク、ランの3種目で競うスポーツで、オリンピックの正式競技。しかし、マラソンほどはブームになっている感じはしませんが、国内の競技人口はどれほどなんでしょう。
 教室ではランとスイムのコーチがあり、バイクは(自転車が必要なこともあり)割愛されていました。まず、駒沢公園までジョグでいき、そこで簡単なランニングコーチ。その後、ジョギングコースを1周して、スポーツクラブにもどるコース。7キロほど走りました。その後、スポーツクラブに戻って、スイムの練習。トライアスロンならではのスイムを習います。トライアスロンのスイムはただ真っ直ぐ泳ぐわけではないんです。海上に浮かぶブイを回って泳ぐなんて芸当が要求されます。
 トライアスロンはマラソンと違い費用もかかります。自転車は20万円くらいのが必要とか、ウエットスーツは5万円かかるとか。贅沢なスポーツかもしれません。
 何はともあれ、スイム、バイク、ランの3つも練習しなくてはいけないのですから、これは大変。チャレンジしてみたと思いますが、ハードルは高そうです(苦笑)。

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2014/05/06

自動車税のはなし

 自動車税の通知が都からきました。金額はいくらかと開封してみると、45,000円。これって正価(?)。クリーンディーゼル車を昨年度新車登録したので、今年度は減税になると思い込んでいたので、あれって感じ。
 ディーラーの営業さんにきいてみると、CX=5は「自動車税のグリーン化」には該当せず、減税はなしとのこと。そうだったのですね。まあ、クリーンディーゼル補助金を10万円もらっているので、充分ということでしょう。
 自動車税は、若い頃は5月末の納付期限を大きく過ぎ、7月の初めに納付していました。「その頃までは延滞税が発生しない」なんて勝手に決めつけ、実際延滞税は請求さえませんでした。
 今はそんな度胸もなく、カードで払いました。カードで支払うと、324円の手数料がかかります。45,000円の税金であれば、0.72%。これを1%ポイント還元のカードで払うと、ほんの少しプラス。決済日も先になるので、カード払いを選んだわけです。
 税金をカードで払えるのは自動車税くらいでしょうか。税金はディスカウントなしなので、こんなささやかな節約しかできないのが残念なところです。

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2014/05/05

川村記念美術館へ

 連休の合間にドライブがてら千葉の佐倉にあるDIC川村記念美術館に行きました。実はこのミュージアムを訪れるの初めてです。編集の仕事をしていた頃、DIC(かつての大日本インキ化学工業)といえば、印刷で使う色見本の定番という印象がありましたが、いまはどうなんでしょう。
 ミュージアムのロケーションはよくはありません。特に東京方面からいくとかなり遠い。公共交通機関だとJRの佐倉駅もしくは京成佐倉駅まで行って、そこから無料の送迎バスで行くことができます。地元の人以外は、ちょっとした旅という感じです。
 ミュージアムのコレクションはDIC創業者の川村一族が集めたものを公開することを目的にして作られたもの。広大な敷地の中に、ミュージアムはあります。

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 コレクションは印象派から現代美術に至る西洋絵画、近代の日本画、彫刻など様々な時代の作品があります。現在は「コレクションは語る」と題して、コレクション作品と文字・言葉・テクストの関係に着目し、企画展示が展開されています。
 このミュージアムの売りのひとつに、ロスコ・ルームがあります。マーク・ロスコの「シーグラム壁画」7点を展示した部屋。もう少し広いスペースかと想像していましたが、意外とこじんまりした場所でした。
 素敵な美術館です。コレクションも充実しています。たっぷり時間をかけて、訪れないともったいない。そんなミュージアムです。

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2014/05/04

山田うどんの味わい

 北関東エリアを車で走ると目に付くのが「山田うどん」。かかしをモチーフにしたマークがユニークなチェーン店ですが、最近人気のようです。5月1日の朝日新聞夕刊には一面で「埼玉らしく山田うどん愛」と特集が組まれてます(他にニュースが無かったのかな)。
『愛の山田うどん ---廻ってくれ、俺の頭上で!! 』『みんなの山田うどん: かかしの気持ちは目でわかる!』なんて本がでて、熱いファンは増えているとか。
 山田うどんは以前、マラソンの帰りに入ったことがありますが、あまり印象に残っていません。先日、千葉方面にドライブに出かけたら、沿道に山田うどんを見つけ、入ってみました。一時半すぎでしたが、ほどほどに席は埋まっています。
 山田うどん初心者なので、メニューをみると迷います。結局、おすすめらしいかき揚げ丼セット(580円)をたのみました。麺とかき揚げ丼のセット。うどんとそばか選べるのですが、立ち食いそば屋のクセでうっかりそばを注文してしまいました。山田うどんだから、うどんですよね。


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 かき揚げ丼といっても、かき揚げをたれで煮込んで玉子とじにしてあります。お味はちょっと濃い目。かき揚げ丼もそば(たぬきそば)もミニサイズではないので、ボリュームあります。
 山田うどん、その味わいは独特です。我が家のそばにないのが残念です。

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2014/05/03

ゴールデンウィークに休むクルマ屋さん

 珍しく風邪を引きこみ、しばら療養生活をしていました。気が付くとブログを一週間以上も更新していません。多くはないかと思いますが、時々アクセスいただいていた方、すみませんでした。
 さて休みと言えば、ゴールデンウィークも後半戦。テレビでは渋滞情報が伝えられ、高速道路は大混雑のようです。多くの人が同じ時期にまとめて休みをとるという日本ならでは習慣。休める人にとっては楽しい休日です。しかし、サービス業はこの時期は休みはなしでしょう。
 先月末、用事がありクルマのディーラーに電話をかけたら、お休み。電話から流れたアナウンスによれば、4月28日から5月2日まで休業。世間的にはゴールデンウィーク前半戦とされている時期に5連休。
 他のディーラーを調べてみると、もっと長い休みのところもあります。たとえば東京トヨペットは4月29日から5月6日まで8連休。ゴールデンウィークは商売しないということですね。また東京スバルは4月28日から5月4日まで7連休とここも長い。
 一方、ホンダカーズ東京は通常営業していますし、BWM、アウディなど外車勢も通常のようです。
 国内車ディーラーは盆休みも1週間休むところが多いです。顧客に販売を行う店舗で、これほど休日が多いところも珍しいのではないでしょうか。サービス精神が欠けていると感じるのは私だけでしょうか。ながらくこのような商習慣でやってこられた車業界とは、いささか不思議なビジネスです。

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