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2014/04/08

外れ馬券は経費か?

 競馬というギャンブルはほとんどやったことがないので、事情はよく知らないのですが、どうやら儲かる人はすごいらしいです。昨日の朝日新聞社会面に載っていた「ハズレ馬券 経緯じゃない?」を読むと、金額の大きさに驚愕します。
 記事を引用すると
「競馬で計約78億円の払戻金を受けた北海道の公務員男性が、馬券の購入費計約73億円分を差し引いた約5億7千万円を競馬の所得として申告したところ、札幌国税局から4億円以上の申告漏れを指摘されたことが分かった」
 と、恐ろしいほどの金額。この78億円の払戻金は、2005年から2010年の6年間で得たお金。凄い。賭け金が大きければ儲けも大きい。当たり前の話ですが、公務員なのに資産家なのか、なんて余計な勘ぐりをしてしまいます。
 この男性、東京地裁に提訴したとのことですが、この手の訴訟は各地で起こっているそうです。争点は、競馬の利益を一時所得とするか、雑所得とするかという点。一時所得の解釈は「営利を目的とした継続的行為ではなく、偶発的な所得」。一時所得とすれば、外れ馬券は経費とはされません。
 個人の所得は給与所得、配当所得など10種類あります。その中で、その他の所得といった分類の雑所得があります。馬券裁判で提訴している人たちの主張は、競馬の払戻金は「継続性があり、投機的行為に近い」として雑所得だという主張です。そして雑所得だと外れ馬券も経費だという主張になります。
 所得税の解釈問題ですが、どこかで決着がつくのでしょうか。記事で触れられていますが、源泉徴収にすればすっきりすると思います。所詮、ギャンブル所得。申告制にすることに、無理があります。しかし、ギャンブルって儲かるんですね。お金の恐ろしさを感じる出来事です。

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