起業の現状
日本では起業香が少ないと聞きます。すこし前ですが、2月に掲載された日経新聞の記事によれば「廃業が増える一方で、新規開業の動きは緩慢だ。中小企業庁によると、2012年度の開業率は4.6%にとどまり、米国や英国の半分以下」と報じています。後継者難で、廃業する中小企業が増えている中、開業率は芳しくありません。
週末に「TOKYO起業塾」に参加してきました。東京都中小企業振興公社が行っている起業支援プログラムです。参加したのは創業入門コースで土日の1日半コース。
募集定員は100名ですが、主催者の話では101名が参加を申し込んだということです。すでに会社を立ちあげた人、起業をしようと準備している人、漠然と起業を考えている人など参加者の姿勢は様々ですが、これだけの人が集まることにはちょっと驚きです。参加費が3000円と高くないのも、参加者を集めた理由でしょう。参加者は年齢層はこれも様々。若い方からシニア層とおぼしき方もいらっしゃいます。女性の比率も高い(3割をこえていた感じ)です。
日本の開業率は低いですが、創業支援の制度、システムは整っているともいわれます。TOKYO起業塾のように安い費用で参加できるセミナーもあります。国、地方自治体でも支援事業が行われています。この国での起業が少しずつでも変わってるのかもしれません。
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