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2014/04/19

投資と老後

 投資と言えばシニア層のもの、というイメージがあります。証券会社のセミナー、株主総会といった投資に関連するイベントには多くのシニアが参加しています。リタイアした人たちは、なぜ投資が好きなのか。そんな疑問もわきます。
 日経ヴェリダス(4月13日号)では「人生90年の備え」と題して、1面からの特集を組んでいます。日経ヴェリダスは投資新聞なので、こんな特集はちょっと珍しい。確かに、記事を読み進めると、資産を運用して死ぬまでお金を残そうと呼びかける内容ではあります。
 記事では資産の老後コストのシミュレーションを行っています。60歳の退職時に貯蓄(退職金を含む)があった夫婦のお金の減り方を資産し、グラフ化。貯蓄を何も運用しないままにしておくと、81歳で貯蓄が底をつくという計算です。81歳はまだまだ元気なお歳。4000万円もあったのに、お金が無くなってしまうのです。年4%で運用すれば、妻が90歳のとき(夫は既になくなっていると仮定)でも2000万円近くお金が残っているという試算です。複利効果は大きいです。
 従って、資産は運用しろ、というのが日経ヴェリダスの主張。確かにそうなんですが、そもそも日経ヴェリダスを読んでいる人は、当然すでに投資をしているのではないでしょうか。このところの日本株価低迷のためか、日経ヴェリダスもネタ切れか、なんて疑ってしまいます。
 老齢人口が急激にふえつつある今、資産運用は重要度をますかもしれません。しかし、運用の利益を享受できるはほんの一部の人に限られるのではないでしょうか。

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