マガフェスとは
先週末の新聞に全面で「雑誌は面白いんだ。」とタイトルされた広告が掲載されていました。どうやら出版社が連携して「マガフェス」というキャンペーンらしい。
日本雑誌協会が主催して、出版社9社が雑誌を創刊するとか。ウエブサイトによれば
「世の中楽しいこと、おもしろいモノはたくさんあるけれど、雑誌だって負けてはいません。そんな想いを込めてつくった雑誌を皆様にお届けしたくて、出版社同士が会社の枠を超え、2014年4月12日、9誌の超刊号を同時発売いたします」
とあります。
雑誌の売れ行きは落ち込んでいます。2013年の雑誌販売額は8972億円と、ピークの1997年の6割弱になっています。雑誌をどうにかしようという取り組みですね。
雑誌不振はつきつめれば、刺激的な雑誌が少ないからです。広告のコピーには「雑誌は面白いんだ」ということであれば、販売はここまで落ち込まないでしょう。このキャンペーンで創刊された(キャンペーンでは超刊号と呼んでいます)9誌をみても、買いたいと思わせてくれる雑誌は少ないです。
こちらの感性が変わったのか、それともホントに面白い雑誌が減ったのでしょうか。出版界に挑戦の結果が注目されます。
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