公示地価の話
土地の価値とは不思議なものです。定価もなく、時によって価格が変動します。昨日発表された2014年1月1日時点の公示地価は、3大都市圏で6年ぶりに上昇とか。昨年から地価が上がっていると耳にしていたので、予想通りの結果ですか。
日経新聞には景気のいい話が載っています。東京・首都圏経済版に、
「皇居に隣接し、最多価格帯が2億7千万円台の『ザ・パークハウス グラン 千鳥ケ淵』(千代田区)は、昨年9月に売り出したところ即日完売」
とか。それも担当者によれば、
「企業経営者や医師、弁護士といった富裕層に人気で、申し込みの平均倍率が5倍を超える激しい争奪戦だった」
そうです。富裕層はみんな高級マンション買っているのか(笑)。
都心3区といわれる千代田区、中央区、港区の住宅地の地価上昇はそれぞれ6.0%、8.7%、5.9%と大幅に上昇。なにかバブルの頃を思わせてくれますが、それでもリーマンショック前の勢いには届いていないと日経の記事にはあります。
一部で回復の兆しをみせている地価ですが、実態はどうなのかオリンピックまでの6年間は景気よさそうな話が増えていくことでしょうが、本質を見極めることがより重要になると思います。
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