小さな吉祥寺美術館
吉祥寺は魅力的な街ですが、うちからはちょっと離れているのでめったに足を運びません。思いついて吉祥寺美術館に行ってみました。武蔵野市立のミュージアムですが、場所は駅からほど近いコピス吉祥寺というファッションビルの中にあります。
商業ビルの中にあるミュージアムでは森美術館が思い浮かびますが、2002年開館の吉祥寺美術館は小さな美術館です。展示スペースは企画展示室、浜口陽三記念室、萩原英雄記念室の3つ。企画展示室は147㎡ほどのスペースですから、画廊ほどの広さです。
浜口陽三、萩原英雄の記念室があるということは、両作家の作品を保有しています。2人とも武蔵野市の出身ではないので、作家として活動した時期に武蔵野市に住んでいたということでしょうか。吉祥寺美術館では 日本画、油彩、版画、写真など約2000点の作品を所蔵しています。
専門の建物ではなく、ファッションビルに設置するというは、経費的には負担がかからず良い選択肢かもしれません。今後はこんなミュージアムが増えていくのではないでしょうか。
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