今回のミュージアム・サミット
2日目のミュージアム・サミットにはいくことが出来ませんでした。午前中は横須賀線が逗子までは走っておらず、会場への唯一の交通機関であるバスが運休で、辿り着くのは無理。登壇者など関係者、遠方からの参加者は現地に宿泊していたので、2日目もサミットは行われました。ただ雪のため、午後予定されていた参加者による討論(ワールドカフェ)が割愛されました。
Ustreamで配信されていたので、それを見ました。今回のミュージアム・サミットのメインテーマは「ミュージアムが社会を変える」。1日目のテーマは「国の文化政策と政治家の役割」2日目が「ミュージアムがコミュニティを創る」。(詳しいアジェンダはここを)全体のテーマはすごく大きい。はたしてミュージアムは社会を変えることができるのか。かなりハードルが高い課題です。
ミュージアム関係者にとって、今回のテーマはどれほど響いたのか。1日目の会場で感じたのは参加者が前回より少なかったことです。登壇者、主催者側に方はかなりの人数だったのですが、参加費を払って参加した人は何人くらいだったのかな。定員は80人ですが、その人数はいなかったような感じでした。
前回のサミットでは参加者同士で討論する時間がかなりあったのですが、今回は2時間足らず。それも雪の影響でカットされてしまいました。ほとんど時間が登壇者の講演、発表をきく形式でした。ちょっと残念です。
ミュージアム・サミットの内容が変わってきたのは、ミュージアムが置かれている状況がますます厳しくなっているということではないか。そんなことを思った今年のサミットです。
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