縮む書店
年1回、四谷の税理士さんのところにいきます。1年ぶりに四谷駅から税理士さんの事務所まで歩いていると、以前は営業していた書店が閉店していました。あおい書店という多店舗展開している本屋です。またちょっと前のことですが、五反田に行った際、明屋書店がなくなっているのに気がつきました。また、地下鉄の銀座駅、数寄屋橋あたりにあった山下書店もいつの間にかなくなっています。
五反田にあった明屋書店は手書きのPOPが有名な特徴ある書店。山下書店も都内に他店舗展開している本屋です。このような書店が次々に店舗を閉めている現状があります。先月、発表された2013年の出版物(書籍・雑誌)の推定販売額が前年比3.3%減の1兆6823億円。前年割れは9年連続で、日経新聞でも小さな記事での扱いでした。
世の中はアベノミクス効果で景気が回復しているようにみえますが、こと出版は例外です。相次ぐ書店の閉店をみると、この業界はどこまで売り上げが下がっていくのか。将来は明るくないように感じます。
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