1%フォー・アーツとは
時々、新聞に意図がいまひとつわかりにくい意見広告が掲載されることがあります。昨日の日経新聞を読まれた方は気づかれたでしょうか? ちょうど真ん中のページに見開き2面の全面広告は、理解しかねるところがあるものでした(なんともまわりにくい言い回しですね)。
2面の右側には<日本交通文化協会はおかげさまで65周年。>と大きなコピー。日本交通文化協会って? 恥ずかしながら初耳。すみません。コピーの下には<「芸術アカデミー構想」を強力に推進します>とあり、いくつかの写真で事例が紹介されています。でも「芸術アカデミー構想」って何? 説明して欲しいです。みんな、知ってるのかな。
右側の紙面には<日本に「1%フォー・アーツ」の実現を>とあります。「1%フォー・アーツ」は公共事業の建築費の1%を芸術・文化に支出するというシステムで、欧米では導入されているといいます。これを日本でもというのが、この意見広告の主張です。
芸術文化の状況に少し知識があれば、この広告の意図は推測できます。しかし、関心がない人にとっては、2面の全面広告はスルーされるだけではないのか。そんな危惧をいだきます。広告をよく読むと、日本交通分協会はパブリックアートを500作本設置してきたことがわかります。そのことをストレートに伝えたほうが良かったのではないか。日経の広告掲載料は安くないだろうに。そんなことを思わせてくれた意見広告でした。
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