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2014/01/30

泡沫候補たちの思想

 都知事選まで10日ほどになり、マスコミの報道も日増しに増えています。昨日、選挙公報がきて、改めて候補の主張を拝見しました。まず感じたのは、候補者の多さ。今回は16人も立候補してます。猪瀬直樹が選ばれた前回の選挙では9人でしたから、増えてます。激戦です。
 都知事選といえば、その昔の候補者を思い出します。まだ選挙権がないころ、しばしばポスターを見かけた記憶がある大日本愛国党の赤尾敏。この方は有名な方でしたが、なぜかいまでも忘れないのは深作清次郎。都知事選や衆参銀選挙に立候補していました。肩書きは反ソ決死隊隊長。すごい政見放送もアップされていました)。
 いつの時代にも選挙にはいわゆる泡沫候補がいます。今回の都知事選はそれが増殖している感があります。選挙公報をみていると、なにを言いたいのか、何をしたいのか、それとも自己主張なのか。そんな候補者が何人もいます。都知事選挙に立候補するのはタダではありません。供託金300万円を預ける必要があります。供託金は有効投票総数の10分の1を獲得できなければ没収です。
 前回の都知事選では、得票数第3位の松沢成文候補でさえ、没収されている供託金。泡沫候補と目される人たちは300万円を取られるのを覚悟で立候補しているのでしょうか。それとも本気で当選すると思っているのか。その考えは、ちょっと想像がつきません。
 本筋の候補者を選ぶことは置いて、泡沫候補さんたちの主張、公約を拝見するもの、楽しいものがあります。都知事選の隠れた面白さといったら不謹慎でしょうか。でも、いろいろな考えの人がいるんだなと思わせてくれるのが都知事選かもしれません。

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