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2014/01/24

退職金を自分で増やす時代

 昔、サラリーマンをやっていた身としては、退職金がいくらもらえるかだいたい計算できるというのが常識でした。しかし、この頃はそれができなくなっているようです。日経新聞あたりで最近目に付くのが確定拠出年金の記事です。昨日の朝刊でも「確定拠出年金 普及期に 」なんて記事がありました。
 これによれば、14年度の「4月以降、富士通やNTT、全日本空輸など大企業に導入が広がる見通し」とのことで、「全国の加入者数は2014年度中にも500万人に達する公算が大きい」そうです。
 確定拠出年金とは企業が一定額を拠出して、それを社員が自分の判断で運用していく制度です。企業としては、出すお金を抑制できるメリットがあるわけですが、社員にとっては運用の成果で退職金が増えたり、減ったりする、ある意味厳しい制度。
 大企業の多くは確定給付年金、すなわちこれまでの退職金制度でやってきました。企業人のライフプランは退職金が確定する前提で作られています。これが少しずつ変わろうとしているのか。日経新聞によれば、「資産残高は12年度末で7兆円超で、確定給付企業年金や厚生年金基金などの合計残高の8%強」とまだまだ少数派ではあります。
 日本人は金融資産を預貯金でもっている比率が(欧米にくらべて)高い国民です。資産運用が苦手な国民とも言えます。そんな我が国で、企業の思惑通り、確定拠出年金が普及するのか。いささか疑問です。
 

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