中国の巨大なクルママーケット
中国の大きさを実感します。昨日報じられた年間新車販売台数が2013年に2000万台を初めて突破したというニュース。この2000万台というのはアメリカの1.4倍、日本の約4倍といいますから、かなりの規模です。まあ、人口が13億人の国なので、まだまだ延びる余地は大きいでしょう。
この巨大なマーケットで、どんなクルマが売れているのか。日経によれば、1位フォルクスワーゲン(320万台)、2位GM(316万台)、3位韓国・現代自動車(161万台)の順位。日本メーカーは4位に日産、6位にトヨタとあまりふるいません。世界一の自動車メーカー、年間生産台数1000万台突破が予想されるあるトヨタは、中国では僅か91万台です。
隣の国なのに、日本メーカーの苦戦の原因は。外交問題だけではなさそう。販売首位のフォルクスワーゲンは
「新興国向けの中型車ジェッタを拡販。廉価グレードで6万8800元(約120万円)と、価格を主力車「ゴルフ」の約3分の1に抑えた」(日経新聞)
と価格面の対応が成功要因です。国内メーカーの反転攻勢をどうなの。ちょっと気になる中国の自動車マーケットです。
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