ポンピングブレーキとは
先日、ファイナンシャルプランナーの研修に参加した際、講師の方が面白いことをおっしゃっていました。
「少し景気がよくなる気配がありますが、それだからといって消費を急に増やさないことが金持ちスパイラルに入る秘訣。いつでも消費にブレーキをかけられるようにしておくことが大事」
「そうそう、ブレーキと言えば、ポンピングブレーキというのがありましたね。これ知っている人は、かなり昔に免許とられた方です」
講師の先生は前職がクルマメーカーの技術者という経歴なので、こんな例えになったのですが、「ポンピングブレーキ」という言葉、久々にききました。
確かに、35年ほど前に教習所で免許をとったとき、実技講習ではポンピングブレーキが必須でした。ポンピングブレーキとは「自動車運転技術のひとつ。フットブレーキを踏み込み、滑り始めたら少し緩めて再び踏み込む動作を繰り返す技術。タイヤのロックを防ぐことで、急ブレーキ時の制動距離を最小限にすることができる」(ウィキペディアより引用)というテクニック。
しかし、いまはABS(アンチロック・ブレーキ・システム)があるので、いまは使う必要のないテクニックです。いつからポンピングブレーキが要らなくなったのだろう? ABSが普及したのは1980年代とか。いまは教習所ではまさかポンピングブレーキは教えていないでしょうね。
いまやクルマが自動ブレーキでとまる時代です。ポンピングブレーキはまもなく死語になりそうです。
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