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2013/12/02

堤清二とセゾン

 先週のことですが、堤清二氏が亡くなりました。これだけの人はもう現れないでしょう。経営者としてセゾングループをつくり、かつ詩人、作家としても多くの作品を著しました。サラーリーマンをやめて、作家で名をあげた人は何人もいます。最近ブームの池井戸潤もそうです。しかし、経営者でありながら、作家であり続けた人は少ない。
 パルコ全盛の頃を知る私にとっては、堤清二はあこがれといっていいほど、尊敬の念を持っています。西武百貨店のために「おいしい生活」などのコピーを書いた糸井重里が、西武で没になったコピーのことで堤清二のことを書いている文章を見つけました。この文章を読むと、広告のコピーを堤清二が自らその正否を判断していたことがわかります。
 かつて六本木にあったWAVEはセゾングループのCDショップでした。先進的なソフトも数多く置き、よく利用していました(現在の消息を調べてみたら、一昨年自己破産の申し立てをしていました)。セゾングループの各社はばらばらになっています。西武百貨店はセブンアンドアイ、パルコはJ.フロント リテイリング(大丸+松坂屋)のそれぞれ傘下になっています。西友は外資ウォルマートの子会社です。
 堤清二は何をつくったのか。この国の流通、小売りに何を残したのか。これから読み解かれていくことでしょう。

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