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2013/12/13

宅建の登録実務講習

 宅建(宅地建物取引主任者)として登録するためには、試験に合格しただけではダメで、実務経験が2年以上必要です。とはいってもこれから不動産屋をはじめようとする人が、2年間の実務をしなくてはいけないというのも酷な話。そんな人たちのために「登録実務講習」というものが用意されています。この講習を受ければ、「2年以上の実務経験を有する者と同等以上の能力を有する者」と認められます。
 宅建試験は国土交通省が管轄の国家資格。なのに実務経験を得られる講習があるなんて、ちょっと不思議です。ファイナンシャルプランナーの資格CFPは宅建より厳しい3年の実務経験が求められます。ファイナンシャルプランナーの実務経験って具体的には何? って感じもありますが、ともかく3年必要。これも「みなし実務研修」というのがあって、その名の通り、研修を受けると実務とみなしてくれます。
 講習なり研修を受けるのには当然お金がかかります。宅建の登録実務研修はいくつかの教育機関で行われています。DVDによる通信講習+2日間のスクーリング講習が基本。受講料は1万5千円台から2万円を超えるところまで、ばらつきがありますが、まあリーズナブルな金額設定でしょうか。これに対してCFPのみなし実務研修では、3年の実務経験を得るには12万円近くかかりました。ずいぶん違います。国家試験と民間資格の違いでしょう。
 先日、実務登録講習の教材が届きました。思ったよりコンパクト。スクーリングは来月中旬なので、それまでに学習を自主的に学習しなくてはいけません。正月になる前にやってしまおうと思っていますが、予定通りいくかは、自信がありません。
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