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2013/11/27

年金の男女差はなくなるか

 自分がまだ年金をもらう年齢ではないので真剣味はないのですが、FPの試験では年金のことが出題されるので、少しだけ詳しくなりました。しかし、社労士試験のようには細かいところまでは問われないので、概要を理解した過ぎません。自分がいつから幾らぐらい年金が受給できるかをわかっているくらいです。 
 昨日ニュースで伝えられた遺族年金の男女差は違憲とする判決は、その内容をすぐに理解できませんでした。新聞各紙では見出しで「遺族年金」と書いていますが、正確には地方公務員に適用される遺族補償年金のことで、公務により死亡した場合、遺族に支給されるもの。
 裁判の争点になったのは、夫が亡くした妻に条件はないが、妻を亡くした夫には、死亡時に55歳以上か、一定の障害がある場合に限られます。男女平等の観点からは男に厳しい条件がついているわけで、これが違憲というのが判決です
 原告側によると、年金の受給資格をめぐる男女差を違憲とした初の司法判断とのこと。地方公務員での規定に対する司法判断ですが、会社員が加入する厚生年金には遺族年金があり、これも同様な夫に不利な受給条件になっています。妻を亡くした夫は55歳以上でないと、遺族年金をもらえません。妻は条件はありますが、55歳以上などいう厳しいものではありません。地方公務員より会社員の数が多いですから、いずれ厚生年金の男女差も問題にされるでしょう。
 我が国の年金制度をつくっている考えは、男女は結婚して、子供を作る。夫が働いて、妻は専業主婦という家庭を基本にしています。いまの時代には合わない部分かあることは否めません。年金だけでなく、所得税での所得控除でも、配偶者控除、寡婦控除といった制度は同様な考えが根底にあります。
 婚外子が違憲とされ、民法改正がなされようとしています。年金制度も内容を検討する時期にきているようです。

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