CAR GRAPHICの世界
小林彰太郎氏が亡くなりました。CAR GRAPHICを創刊した自動車ジャーナリスト。日経新聞でも訃報が報じられました。
高校生のとき、CAR GRAPHICを時々読んでいました。当然、免許など持っていませんでしたが、クルマに興味がありました。当時は他にもクルマの雑誌があったのでしょうが、なぜかCAR GRAPHICを愛読していました。クルマの専門的なことなどほとんどわからないのに、ほんと生意気でしたね。その後、大学に入る頃にはクルマへの感心は薄れてしまいました。
CAR GRAPHICを出版していたのは二玄社です。この出版社からNAVIが1984年に出ます。CAR GRAPHICは高級な雑誌で、扱うクルマもほとんどが外車でした。NAVIは大衆的なつくりで、国産車も取り上げていました。90年代になって、クルマの興味が再燃し毎月購入していました。「エンスー」なんて言葉を流行らせました。
CAR GRAPHIC(カーグラフィック)はいまだ存在しています。誌面のつくりは昔とさほど変わりません。小林彰太郎氏は名誉編集長でした。一方NAVIは気が付くと休刊になっていました。2010年のことです。
若者のクルマ離れと言われます。クルマを趣味にする若者は減ってしまい、ドライブが趣味などというのは、昔のことかもしれません。ひとつの時代が去ったような気がします。ご冥福をお祈りします。
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