景気のゆくえ
折り込み広告に三井住友信託銀行のチラシが入ってきました。定期預金の特別キャンペーンとかで、特別金利が謳われています。例えば100万円以上預ける2年ものの定期預金だと年利0.4%。税金を引かれると0.31%だから100万円預けると、年の利息は3千円。これで特別金利ですから、いまさらながらに預金金利の低さを痛感します。いつになったら利息はあがるでしょう。
昨日の日経平均株価が398円下げ、14,088円に。ちょっと驚きです。昨日のテレ東「モーニングサテライト」でのバークレイズ証券の北野一氏による株価予想は14,400~14,500円でした。北野氏は日本株ストラテジストです。まったく当たっていません。日経の電子版では「今秋に日経平均が1万5000円を超えるというシナリオには黄信号がともったとみている」(第一生命経済研究所副主任エコノミスト 藤代宏一氏)とあります。
巷の株の専門家は、参議院選挙が終わり、消費税増税が決まれば、株価は上昇シナリオとなると予想する人が少なくありませんでした。しかし、株価は低迷しています。今朝の新聞折り込みチラシをみても、朝日新聞と日経新聞とも30枚足らず。土曜日は枚数が多い日ですが、こと新聞チラシだけでみると、景気は良さげにみえません。
景況感が良くなっているニュースが伝えられることも多いですが、実態はどうなのか。専門家の意見も参考にならないことも少なくありません。まずは自分で判断することが重要なようです。
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