近ごろのDIME
中吊り広告で面白そうだったので、久しぶりに『DIME』を買ってみました。駅の売店で購入したのですが、店のおばさんに580円と言われて、「高いな」と思いました。手に取ると、DIMEにしては分厚い。そういえば、月刊化したということを思い出しました。
買ったのは12月号ですが、今年の5月号から月刊になっていました。以前はよく買っていたのですが、最近はご無沙汰でした。DIMEと言えば、最新の製品、ガジェット、グッズを集めたモノ至上主義みたいな雑誌でした。読者ターゲットも20~30代といった感じでした。
しかし最新号をみると、内容は変化しています。今月号の特集は「今、クルマがめちゃ楽しい」です。月2回刊行の頃ではメインではあり得なかった企画です。「『80年代』復活現象に注目」なる企画もあります。また広告企画ですが、「家まるごと大事典」なんてのも載っています。
ターゲットとするのは、30代後半から40代前半あたりというところでしょうか。80年代特集は、80年代に青春だったバブル世代向けでしょうから、40代向け。雑誌としては前より成熟した感があります。
月2回刊のときは旬のテーマがたくさん盛り込まれていましたが、月刊だとそうもいきません。テレビやインターネットに溢れる情報には新しさでは到底勝てません。DIMEは変化しました。なんだか普通の雑誌になっていて、刺激がありません。この感覚は日経トレンディーを読んでも、同じです。
雑誌が情報を発信するということは、いまや難しい時代になったようです.。
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