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2013/09/14

電子書籍はアマゾンが独走とか

 昨日の日経新聞に掲載された「電子書籍、アマゾン独走 」の記事には、予想されていたようにマーケットが進んでいるんだなと感じました。記事によれば、アマゾン独走の原因は、消費税を払っていないことにあるとか。
「出版業界9団体が連携して9月中に、海外から電子書籍を配信する事業者に対して、公平に消費税を課す要望書を政府の税制調査会に提出する。海外にサーバーを置く企業が配信する電子書籍には消費税が課税されないことを問題視したものだ。念頭にあるのは国内市場で圧倒的な存在感を示しつつある米アマゾン・ドット・コムだ」(日経新聞 9月13日)
 どうしてここまで国内の出版団体がアマゾンを目の敵にするのか。日経にいよれば、アマゾンが国内で運営するネット書店「キンドルストア」の売上高シェアは4割に迫るといいます。電子書籍はいくつもの事業体から出されているので、シェア4割は高いといえます。
 ここまでシェアを伸ばしたのはキンドルストアでの販売価格の安さもあるのでは、と日経新聞の記事は分析しています。他の電子書店に比べてキンドルストアは値引きを伴うキャンペーンの頻度が高いといいます。記事では
「『消費税を払っていない分がその原資になっているのではないか』。アマゾンは認めていないが、国内勢はそう疑っている」
 と書かれています。消費税だけの問題でしょうかね。
 キンドル使ってますが、アマゾンの電子書籍コンテンツは充分とは思えません。有名作家の小説の多くは電子化されていません。もちろんこれはアマゾン側の問題ではなく、作家サイドの事情です。日本の出版業界の団体も、アマゾンに闘いを挑む前に、電子出版コンテンツを増やしていくことが先決でしょう。読者が読みたい本が電子化されていれば、電子書籍の市場は自ずと拡大していくはずです。
 アマゾンと喧嘩する前に、読者のことを考えてください。
 

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