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2013/09/17

クルマの寿命とは

 21年乗っていった車が車検が迫ってきて、迷ったのですが処分することにしました。新車で買ったのが1992年。日本の失われた20年が既に始まっていた時代です。まだ、景気はそんな悪くはなかったと思います。給料も幸い上がっていた頃です。なにせ、新車が買えたんですから。
 処分した車はトヨタのコロナ。今のトヨタ車ラインアップにはない車種です。かつては大衆車としてトヨタの代表的な車でした。ウキペディアの記述では
「高度経済成長期 日本人マイカーの代表車種として、ミドルクラスの主力となる基幹車種として、広く親しまれたクルマである」
 とあります。競合車は日産のブルーバード。この車も今はラインアップにはありません。コロナもブルーバードも家族そろって出掛けるマイカーの代表的な車でした。コロナは1957年の誕生以来、何度かのモデルチェンジを経て、広く普及しましたが、2001年に生産を終えています。この車を買った当時は、セダンが車の主流でした。家族用の車内が広いミニバンは、エスティマが登場したばかり。エスティマはミニバンと言いながらちょっと大きかった。その後、大ヒットするオデッセイはまだ市場にはありませんでした。
 2013年の今、セダンの乗っている若い家族は少なくなりました。街中ではSUVが目立ちます。いまや、セダンは中高年の車になってしまった感があります。
 コロナに乗った21年、日本は成長が止まっていたともいわれます。しかし、これからは少し希望がありそうです。景気が良くなることを祈って、次に乗る車を探しているところです。

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