2013/09/30
処分した車に道路地図が載っていました。関東の地図と名古屋の地図。2000年代のはじめ、仕事で名古屋にいたので、その時使った地図です。当時はカーナビは普及していなくて、書籍の道路地図が必需品。15年程前、金沢で仕事をしていたとき、仕事は常に車で移動していたので、道路地図が必携でした。
古い車をずっと使っていたので、カーナビはポータブルタイプを付けていました。この頃、車にはカーナビが当たり前。道路の経路検索もNAVITIMEなど便利なサイトがあって、紙の地図は要らないようにも思えます。しかし、全体を俯瞰するには、やはり紙の地図でないと、しっくりきません。
そこで、久しぶりに地図を買ってみました。今も地図は、まっぷるが大手。書店でみると、これしかないようです。まっぷるもいろんな種類があるんですね。ライダー向けの「ツーリングまっぷる」なんてのもある。
買ってきた地図をみていたら、首都高の変化。中央環状線が進化していました。もう3年も前ですが、大橋JCT-西新宿JCTが開通していました。わが家からだとこれを使うと、東北自動車道へ行くとき、距離が短縮されます。前は、葛西方面まで都内を大回りしなくては行けなかったのに。
地図好きではないのですが、地図をながめるのは、なんか楽しいです。こんな感覚はパソコン、カーナビでは味わえない。デジタル地図が主流になっても、道路地図にはまだまだ価値があることを再認識しました。
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2013/09/29
エルトン・ジョンはピアニストなんだな、ということを、今更ですが思わせてくるアルバムが、新作「The Diving Board」です。レオン・ラッセルとの共作「The Union」を挟み、ソロのアルバムは7年振りとか。前作の「The Captain & The Kid」も聴いていないので、久しぶりのエルトン。
本アルバムでは、エルトン初期のピアノ、ベース、ドラム編成を基本とする音作りがされています。Wikipediaの英語版によれば、アルバムプロデューサーのT-ボーン・ベネットが初期のシンプルな編成に戻るよう提案したとあります。ピアノ、ベース、ドラムに、曲によってギター、キーボード、ホーンなどが加わり、多彩な曲を構成しています。もちろん、全曲、バニー・トーピンとの共作。
かなり前からエルトン・ジョンのオフィシャルサイトに新作の情報がアップされていて、ジャケット写真が気になっていました。
ちょっと意味深なジャケットの表と裏です。
アルバム全編を通して、エルトンの味わい深いヴォーカルを聴かせてくれます。全盛期のようなパワフルさはさすがになくなりましたが、奥深さを感じさせてくれる歌声は魅力を増しています。また、ロックする曲も少なくなり、その代わり、ゆったりとスイングするような曲が素敵です。
66歳のエルトン・ジョン。相変わらずの才能を見せてくれる新作です。
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2013/09/28
クルマを買おうとするのは15年ぶりで、車検以外の目的では久しぶりにディーラーにいきました。クルマの買い方は前と変わっていないのですね。お目当ての車種のカタログをいただき、営業さんから説明をしてもらって、その気になったら試乗させてもらいます。その後、営業さんから「見積お作りしましょうか」と言われ、取りあえず作ってもらいます。
ホントに買おうと思っている車種であれば、ここからが本番。いくら値引きしてくれるのか。営業さんと値引き交渉となります。値引きの商談は、得意とする人と苦手な人がいます。クルマによっては何百万円となる高額な買い物が、個人の交渉力によって、購入金額が変わることになるわけです。
これって旧態依然の販売方法です。先月処分したコロナを21年前に新車で買ったときと変わっていません。当時、商談をしていて、割と値引いてもらった感じがしたので、『月刊自家用車』という雑誌の「X氏の値引き大作戦」という記事に投稿したら、写真入りでレポートが掲載されました。おまけにいくらかの賞金をもらった記憶があります(ちなみにいまでもこの企画は継続していて、現在は10万円ももらえます)。
交渉力などほとんどないと自覚しているのですが、このときは値引いてもらいました。クルマの商談にはコツがあるみたいです。しかし、クルマを買おうとする人の多くは、営業さんのペースで商談をしているのではないか。今は、店で値引き交渉をして商品を買うことなどほとんど無くなってしまいました。昔は秋葉原の電気街で、店をまわって電化製品を値引き交渉をして買ったものですが、今はネットで買うことがほとんど。オークションで安くゲットすることはしても、値引きということは、日常ではほとんどしません。
クルマ離れの原因はいくつも指摘されていますが、クルマ購入での旧態依然としたスタイルも、クルマ離れを起こす理由ではないか、とも思えます。昔ながらの方法が変わらない不思議さ。どうしてでしょう。
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2013/09/27
マイカーを買い換えることにしました。「マイカー」なんて言葉も、ちょっと昔の感じがします。最近は、若者を中心に車離れが進んでいるといいます(ウキペディアには「若者の車離れ」という項目があり、いささか驚きます)。もう21年乗っているクルマを、今後も乗り続けるには、エコロジー、エコノミーの点からも、好ましくありません。お金が無いんだから、クルマに乗らない選択もあるはずなのに、いろいろあって買うことにしました。それも新車(笑)。買うことにしたクルマのことはおいおい書くつもりですが、今回はクルマを買うまでの過程の話です。
そもそも、クルマを買うという行為は、かなりのパワーが要ります。まずは、どんなクルマがあって、どのクルマを候補にするかを検討することから始まります。日常的にクルマに興味があり、情報を集めていればいいのですが、ここ10年ほどはクルマの事情から遠ざかっていたので、世の中にどんなクルマがあるのかさえ、よくわからない。
まずは昔愛読していた『間違えだらけのクルマ選び』を買って、勉強です。この本、昔は毎年買っていました。今、どんなクルマがあり、その傾向が、(筆者の見方ですが)把握できます。インターネットがここまで普及しているのに、クルマに関する情報は思いの外少ない。各メーカーのサイトはそれなりに充実していますが、クルマを評価し、競合車を比較しようとするサイトは少ない。というか、ほとんど見当たりません。若者がクルマ離れしてしまったためでしょうか。
こんな状況では、クルマ選びは一般人には簡単ではないかもしれません。ともあれ、買いたいクルマを決めて、買う行動になったのですが、これからがちょっと大変でした。このことは、長くなるので明日書かせてもらいます。
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2013/09/26
スーパーでおねえさんが宣伝していたのをきいて、珍しく限定のプレミアムモルツ<コクのブレンド>を買ってみました。レギュラーのプレミアムモルツと黒のプレミアムモルツをブレンドしたハーフアンドハーフのビールというのに惹かれました。プレミアムなビールはもっぱらエビスで、サントリーのビールはなぜかめったに買いません。別にサントリー嫌いというわけでもないのに。
ハーフアンドハーフの缶ビールは珍しい。飲み口は軽やかで、いい感じです。久しぶりにサントリーのビールをいただきました。いつの間にか、シェア第三位の座を確立したサントリーは、さすが爽やかな商品を作っています。
ところで、プレミアムモルツのCMは矢沢永吉を起用しています。「半沢直樹」の合間に見かけたのですが、矢沢永吉が「Hey Jude」を歌うスペシャルCMがあります。ネットでは見る限り、矢沢の歌は絶賛されています。でも、そんなにいいか? ビートルズ、ポールのファンはどう感じているのかな? ビートルズのカバーはかなり冒険だろう。そんなことを思いながらこのCMを見ました。
ともあれサントリーは商品も、CMも、つくるのがうまい。今でも、消費者を惹きつける術を知っている企業のようです。
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2013/09/25
今週号の『週刊東洋経済』では「物流最終戦争」が特集。ここでの主人公はやはりアマゾンです。確かにアマゾンは便利で、たまに使います。しかし、最近はyodobashi.comの使用頻度が高くなってます。主にプリンターのインクなどの消耗品を買っていたのですが、これに加えて本、雑誌もヨドバシを使うことが多くなりました。
品揃えもかなり充実しています。例えば毎月買っているNHKラジオ語学講座のテキストもあり、10月号を購入。また昨日は資格試験の問題集を買いました。また、CDも国内盤は揃っていて、エルトン・ジョンの新作もここで購入。
あるテーマで本を探しているときはまずアマゾンで検索して、買う本が決まったらyodobashi.comで注文なんてことをやってます。サイトの魅力は、即日配達と値引きです。商品にもよりますが、本、書籍でも1午後1時までに注文すれば、都内の我が家に当日到着します。もちろん配送料は無料です。
また、アマゾンでも原則定価販売の書籍に3%のポイントが付きます。CDも例えばエルトン・ジョンの新作では、アマゾンは5%、ヨドバシは10%とポイント付与に差があります。
ただ、アマゾンほどの膨大な商品は揃っていません。国内の本、書籍、CDに購入する場合に限り、とても便利です。この便利さは東京周辺だけかもしれませんが、アマゾンの意外なライバルと言っていいでしょう。今後、アマゾンはどう対抗するのかな。興味津々。
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2013/09/24
半沢直樹を見ていて、本編に挿入されていたトヨタのCMの豪華なつくりに驚き増した。トヨタのハイブリッド車プリウスのコマーシャルフィルムですが、出演しているのは、堺雅人と満島ひかり。注目のドラマを演じた俳優を起用したドラマ仕立てのCMです。
トヨタのサイトにいくとCMがアップされています。このCMは「夫の秘密編」と題され、60秒、30秒、15秒といくつものパターンがありました。短いながらインパクトのある仕上がりです。なにせ、演技力のある堺雅人と満島ひかりが共演しているのですからね。
ネットで調べてみると、トヨタはハイブリッド車をテーマにした広告キャンペーン「TOYOTOWN」を6月から展開しています。CMに出演しているのは、樹木希林、堺雅人、満島ひかり、木村拓哉、、佐藤浩市、反町隆史、妻夫木聡、前田敦子、笑福亭鶴瓶など豪華メンバー。6月の時点で堺雅人と満島ひかりがドラマでブレイクすることを読んでいたら、これはすごいです。
しかし、日本でこれだけの豪華メンバーをCMに使えるのは、世界一の自動車メーカートヨタだけでしょう。私が愛するマツダは、タレントの力に頼らず、その技術力を実直に訴えるCMだけをつくっています。同じクルマメーカーながら、企業力の差に、いまさらながら驚きます。技術力だけでは、企業は大きくなれないのでしょう、きっと。
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2013/09/23
現代とか文春あたりの週刊誌では便乗企画が目立った大人気ドラマ「半沢直樹」が昨日、最終回でした。相変わらず楽しませてくれる痛快なストーリーと演じる俳優達の達者な演技はさすが。最後のオチも面白く、最後まで視聴者を惹きつけるエンターテイメント性たっぷりのドラマでした。
「半沢直樹」や「あまちゃん」ほどは社会現象にはなりませんでしたが、先週終了した「Woman」も心に残る最終回でした。ずっと暗い道を歩いていた主人公の小春と、その家族に光りが射しこむエンディングは、素敵でした。
民放の連続ドラマを最後までみたのは久しぶりです。2つのドラマを見て感じるのは、テレビ局もまだまだドラマをつくる力を持っているということです。テレビという娯楽で、重要な位置を占めていたドラマですが、今はインパクトのある作品は少なくなりました。しかし、テレビドラマをわざわざ見ることの愉しさを思い出させてくれました。
講談社のウエブサイト<現在ビジネス>に、:半沢直樹、あまちゃん、Womanの3作品について、<『半沢直樹』が証明してみせた"テレビ離れ"の本当の原因>と題された興味深い記事があります。この中で、筆者の高堀冬彦はこう書いています。
「この3作品の好調を受けてもドラマ界の潮流が変わらなかったら、本当にテレビ離れが止まらなくなってしまう気がする」
民放には今後もいいドラマをつくってくれることを期待したいです。
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2013/09/22
今季のメジャーなマラソン大会の抽選には外れ続けて、ただいま4連敗中。フルマラソンは走れる大会がないかもしれないので、そのかわりといっては失礼ですが、青梅マラソンを目指すことにしました。エントリーが一昨日から始まっていますが、これが一般的なエントリーの方法と違っています。
マラソンがブームになる前でも青梅マラソンは超人気の大会でした。1990年代に2回走ったのですが、抽選でした。何回か外れたのを覚えていますしかし、東京マラソンが同じ2月に開催されるようになってからは、人気が東京マラソンに移り、エントリーは先着順になりました。
現在、マラソン大会の申込はほとんどランネットかスポーツエントリーのサイトで行われています。技術的なことはよくわかりませんが、大きな大会の申込開始時には、アクセスが集中して、申込ページまで辿り着くまで、延々と待たされます。すぐに定員に達して、申込できないこともしばしばあります。
しかし、青梅マラソンでは申込をローソンチケットで行うシステム。2大会前に申し込んだときは、ランネットからのエントリーだったので、変更したんですね。一昨日の申込開始時間(午前10時)にサイトに入りましたが、待たされることなく、すんなり申込できました(ただ、ビームス限定グッズ付きのコースしか残っていませんでしたが)。
さすが大量のチケット申込をさばくローソンチケットだけあって、青梅マラソン程度(30キロは定員1万5千人)の申込は負荷なく処理されている感じです。更に、申込は20日から3日間は各日ごとに定員を割り振って申込を受け付けるシステムにして、休日しか申込ができない人にも対応しています。また郵便振替での申込を行っていて、パソコンが使えない環境の人に配慮しています。青梅マラソンだけかと思っていたら、ローソンチケットではいくつかのマラソン大会の受付を既に行っていました。
安定したエントリー環境が提供されるのであれば、ランナーにとってはいいことです。独自の運営を行おうとしている青梅マラソンは、相変わらず魅力ある大会です。
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2013/09/21
うちのそばに新しいフィットネ施設ができるらしいのだが、これが24時間営業のクラブ。紫を基調にした店舗デザインは駒沢公園のそばにもあって、ちょっと気になっていたところ。ウエブサイトをみると、アメリカから来たフィットネスクラブであることがわかりました。
Anytime Ftness(エニタイムフィットネス)というネーミングの通り、24時間営業で、マシンジムに特化したフィットネスクラブ。スタジオ、プールはなく、トレーニングマシンだけのクラブです。24時間営業で年中無休というのはコンビニと同じ。24時間営業といえば、これも米国から来たゴールドジムが既にあります。しかし、ゴールドジムも全ての店舗で24時間営業ではなく、24時間営業の店も、定休日があり無休ではありません。
24時間営業のフィットネスクラブはエニタイムフィットネスだけかというと、JOY FITというスポーツクラブが24時間営業の店舗をやっています。ここも聞き慣れないスポーツクラブです。東京ではまだ7店舗ほどの展開。
エニタイムフィットネスは最近、店舗展開を始めたようですが、六本木店、三田店では規定会員数に達したため、新規入会受付が停止しています。月会費が1万円以内というもの人気の原因でしょう。JOY FITも月8000円くらいです。
24時間でリーズナブルな会費。こんなフィットネスクラブが増えていくのか。なかなか興味深いものがあります。
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2013/09/20
昨日の日経新聞夕刊は、アメリカの金融緩和縮小のニュースがトップニュースだろうと広げると、一面には「消費税来春8% 首相決断」と大きな見出し。消費税を増税するかわりに、パッケージとして検討されていた法人税の引き下げ問題が決着。反対していた麻生太郎・財務省ラインが折れたようです。
GDPの数字とか、いくつかの景況指数をみても、増税は既に決まったと考える人も多いでしょう。米国の量的金融緩和の縮小開始の見送りも、昨日の株価にはプラスになり、なんとなく景気が良くなっている感じもあります。
消費税が上がるのが来年4月。これからの半年は、駆け込み需要とそれを見込んだ便乗値上げの駆け引きとなりそうです。首都圏ではマンションの売上げがすでに好調。「8月の首都圏の新築マンション発売戸数が前年同月比53.3%増加」(日経新聞 9月17日)とのこと。
金額が大きい住宅は、消費税効果が大きい買い物。しかし、簡単には買えません。住宅の建物は消費税がかかりますが、土地は非課税です。また、来年になれば、住宅ローン減税の控除額が2000万円から4000千万円に引き上がります。住宅は、焦って今買うこともないかも、なんて思えます。
自動車も大きな買い物です。値段はピンキリですが、何百万円のクルマを買うとなると、3%の差は小さくありません。年を越すあたりから、クルマ屋さんは賑わい始めることでしょう。車種によっては、納車まで1ヶ月以上かかることはよくあることなので、車の購入を少しでも考えてる人は、早めに商談を始めたほうがいいでしょう。
消費税の増税は17年ぶり。これからの半年、消費マーケットではいろんなことが起こりそうです。
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2013/09/19
昨日の日経一面に「NISA 200万口座超す」との記事がありました。少額投資非課税制度(NISA)は正式には来月から申込開始ですが、もう申込の予約をしてしまった人が200万人いるということです。この数字が多いのか、少ないのか分かりません。調べていないのでいい加減ですが、日本の20歳以上の人口は1億人近くいるのでは。そのうち、200万人の比率としてみると、そんなには多くはないですね。
そもそも、何故NISAが導入されたのか。ファイナンシャルプランナーに登録すると毎月送られてくる「FPジャーナル」という会報誌があります。その9月号はNISAが特集です。記事の中で、NISA導入に係わってきた金融庁のお役人さんへのインタビュー記事が掲載されています。この記事によれば、NISA導入の目的は投資家の裾野を広げること、長期的にみて金融リテラシー向上を図ることが大切。そしてNISAのコアターゲットは「コツコツ資産形成していうことができる」若い世代ということです。
現在の日本では、「金融資産ゼロ世帯」が近年増加しています。2012年では26%と4分の1を占めています。年収500~1000千万円の世帯でも13%にまで上昇。正視すると恐ろしい数字。金融庁のお役人さんは、金融リテラシーの不足により効率的な資産形成がなされないのではないか、と言ってます。資産形成のひとつの切り口として考えられたのがNISAというわけです。
NISAの200万口座申込のうち、20代、30代の世代がどれほどいるのか。若い世代は、資産形成について真剣に取り組もうとしているのか。NISAが目論見通り、投資を活性化するのか。懐疑的な気持ちもありながら、金融庁の目論見通りうまくいって欲しいとも思います。
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2013/09/18
先週末の連休にマツダの販売店に廃車にした車の書類をもらいにいったとき、ホンダの店の前を通りました。日曜の夕方近い時間でしたが、店のどの商談テーブルにもお客さんがいて、熱心にセールスさんと話していました。これだけ賑わっていることは珍しい。
この人気の原因は、間違いなくフィットの新車です。ハイブリッド車としてモデルチェンジしたフィットの燃費は、JC08モードで1リッターあたり36.4キロ。トヨタのアクア(35.4キロ)を上回ります。燃費の点からも高いパフォーマンスですが、ハイブリッド車なので、現時点では自動車取得税、重量税は100%免税(つまり税金がかからない)ことになります。トヨタを買うのは何となく嫌だ、というユーザーにとって、ホンダの大衆的ハイブリッド車は触手が動くことでしょう。価格もハイブリッドであれば約165万円と魅力的な値段です。
昨日のホンダの発表によれば、6日に発売して以来、10日間の16日でフィットの累計受注台数が4万台に達したのことです。フィットの月間販売目標1万5000台ですから、上々な数字。
車の売れ行きが好調なのは、景気が悪くないということかもしれず、いい兆候です。しかし、アコードに続き、フィットにもハイブリッド車を投入していることは、ホンダらしいことなのか、と素朴な疑問がわきます。マツダファンなので、ホンダの車は所有したことはないのですが、このメーカーの尖ったところは、その技術だと思っています。ハイブリッドはトヨタによって広く普及したテクノロジーです。ホンダには独自の技術で車をつくって欲しかったな、と思います。
これから、ホンダがどのような道を歩むのか。ホンダオリジナルな車をつくってくれることを楽しみにしています。
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2013/09/17
21年乗っていった車が車検が迫ってきて、迷ったのですが処分することにしました。新車で買ったのが1992年。日本の失われた20年が既に始まっていた時代です。まだ、景気はそんな悪くはなかったと思います。給料も幸い上がっていた頃です。なにせ、新車が買えたんですから。
処分した車はトヨタのコロナ。今のトヨタ車ラインアップにはない車種です。かつては大衆車としてトヨタの代表的な車でした。ウキペディアの記述では
「高度経済成長期 日本人マイカーの代表車種として、ミドルクラスの主力となる基幹車種として、広く親しまれたクルマである」
とあります。競合車は日産のブルーバード。この車も今はラインアップにはありません。コロナもブルーバードも家族そろって出掛けるマイカーの代表的な車でした。コロナは1957年の誕生以来、何度かのモデルチェンジを経て、広く普及しましたが、2001年に生産を終えています。この車を買った当時は、セダンが車の主流でした。家族用の車内が広いミニバンは、エスティマが登場したばかり。エスティマはミニバンと言いながらちょっと大きかった。その後、大ヒットするオデッセイはまだ市場にはありませんでした。
2013年の今、セダンの乗っている若い家族は少なくなりました。街中ではSUVが目立ちます。いまや、セダンは中高年の車になってしまった感があります。
コロナに乗った21年、日本は成長が止まっていたともいわれます。しかし、これからは少し希望がありそうです。景気が良くなることを祈って、次に乗る車を探しているところです。
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2013/09/16
昨晩、テレビで「いねむり先生」が放映されていました。同じ時間帯に半沢直樹とNHKスペシャルがあったため、録画しておきました。原作となっている伊集院静の自伝的小説『いねむり先生』をちょっと前に読みました。作家で、ギャンブルの神様ともいわれた色川武大との交流を描いた作品。
作品全体を通じて、麻雀、競輪などのギャンブルの興ずる二人の姿が描写されます。麻雀のルールも知らず、競輪場にも足を踏み入れたことのない私にとっては、ギャンブルについての表現がほとんど分からず、その背後にある心の動きも理解できません。きっとギャンブル好きが読めば、面白さがわかる小説でしょう。
しかし、伊集院静の表現はうまい。色川武大という人の作品を読んだことがなく、生前の活躍も知らない(確かイレブンPMにでていました)のですが、そこに本人がいるようなイメージが浮かび上がります。色川のヒューマンな人柄が伝わる達者な伊集院の描写です。
小説で描かれているのは、伊集院と色川が出会う1987年冬から、色川が亡くなる1989年4月までの1年半ほどの時代です。伊集院が夏目雅子を亡くしたのが、1985年9月(夏目雅子は学年でいうとひとつ下で、ほぼ同世代)。失意の中、色川と出会い、立ち直っていく姿が描かれています。
1980年代後半は楽しく、そして恐ろしい時代でした。バブル景気の中にあり、ある意味滅茶苦茶な時代だったと思います。『いねむり先生』を読んでいると、ギャンブルのことは分からないながら、その時代の躍動感を感じます。お行儀の良い時代の今、『いねむり先生』で描かれた人間たちの生き方に憧れてしまいます。あんな時代はもう来ないだろうな。そんなことを、また思ってしまいました。
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2013/09/15
先日、某クルマ屋さんにいったら、「車を買うことは、1%のひらめきと99%の決算」と書かれた紙が貼ってありました。9月はクルマ屋さんにとって決算の時期なんですね。4月から9月が上期、10月から3月が下期というわけですが、営業を仕事にしていない人には、どうでもいいことでしょう。
決算セールということで、昨日の新聞にはクルマのチラシ広告がいくつも入ってきました。トヨタ、日産、スバルとどこも「お安いですよ。クルマ買うなら今」と訴えています。チラシが特に大きいのがトヨタ(東京トヨタ)のチラシ。商談、試乗、成約とそれぞれの営業レベルで、プレゼントが用意されています。
チラシの中で特に目を引くのが、お買い得特選車。「台数限定 35万円割引!」とあります。トヨタの高級車クラウンが35万円値引きです。クラウンロイヤルとアスリートの2車種、それぞれ400万円超のクルマですが、35万円値引きは安いのか。まともに交渉したらもっと値引くことが可能な気もしますが。クラウン以外にもプリウスは25万円値引きの車があります。
しかし、このチラシみて、「クルマを買おう」と思い立ち、店に出掛ける人がいるのか。何百万円もの買い物ですから、チラシを見て、買いにいくようなものではないと思うのですが・・・・・・。
ともあれ、クルマ屋さんにとって9月は熱い季節のようです。
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2013/09/14
昨日の日経新聞に掲載された「電子書籍、アマゾン独走 」の記事には、予想されていたようにマーケットが進んでいるんだなと感じました。記事によれば、アマゾン独走の原因は、消費税を払っていないことにあるとか。
「出版業界9団体が連携して9月中に、海外から電子書籍を配信する事業者に対して、公平に消費税を課す要望書を政府の税制調査会に提出する。海外にサーバーを置く企業が配信する電子書籍には消費税が課税されないことを問題視したものだ。念頭にあるのは国内市場で圧倒的な存在感を示しつつある米アマゾン・ドット・コムだ」(日経新聞 9月13日)
どうしてここまで国内の出版団体がアマゾンを目の敵にするのか。日経にいよれば、アマゾンが国内で運営するネット書店「キンドルストア」の売上高シェアは4割に迫るといいます。電子書籍はいくつもの事業体から出されているので、シェア4割は高いといえます。
ここまでシェアを伸ばしたのはキンドルストアでの販売価格の安さもあるのでは、と日経新聞の記事は分析しています。他の電子書店に比べてキンドルストアは値引きを伴うキャンペーンの頻度が高いといいます。記事では
「『消費税を払っていない分がその原資になっているのではないか』。アマゾンは認めていないが、国内勢はそう疑っている」
と書かれています。消費税だけの問題でしょうかね。
キンドル使ってますが、アマゾンの電子書籍コンテンツは充分とは思えません。有名作家の小説の多くは電子化されていません。もちろんこれはアマゾン側の問題ではなく、作家サイドの事情です。日本の出版業界の団体も、アマゾンに闘いを挑む前に、電子出版コンテンツを増やしていくことが先決でしょう。読者が読みたい本が電子化されていれば、電子書籍の市場は自ずと拡大していくはずです。
アマゾンと喧嘩する前に、読者のことを考えてください。
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2013/09/13
健康保険組合の2012年度決算が、2976億円の赤字です。健康保険とは、主に大企業の社員及び扶養家族が加入する組織で。○○健康保険組合(○○はパナソニックとか、NTTとか企業グループ名が入ります)となっているのが健康保険組合です。
日経新聞のよれば約4分の3にあたる1061組合が赤字で、NHKの報道によれば組合全体で5年度連続の赤字。また、今年度は、昨年度より多い、4573億円の赤字が見込まれているとのことで、これは慢性的な状況。
この原因は
「65歳以上の高齢者医療制度に払う支援金の負担増が主因。4割を超える組合が保険料率を引き上げたため収入は増えたが、支出増が上回った。」(9月12日 日経電子版)
です。
65歳以上の高齢者医療制度とは何でしょうか。「後期高齢者医療制度」は民主党が廃止を訴えるなど聞き馴染みがあります。これと高齢者医療制度とは違うの? 後期高齢者医療制度は75歳以上の人が加入する制度で、75歳になるまで加入していた健康保険(多くの人は国民健康保険)を脱退し、加入しなければいけません。
後期高齢者に対し、前期高齢者医療制度というのがあります。これは65歳から74歳の一般の医療保険制度に加入している人が対象となる制度です。後期高齢者医療制度のように独立したものではありません。65歳から74歳の人は、年金受給対象年齢ですから、退職している人のほうが多い。少なくとも企業の組合健保に加入している人は少数派でしょう。したがって多くは国民健康保険に加入しているはずです。
この前期高齢者の医療費を、国民健康保険の保険料だけで賄うことは財政的に無理。そこで、大企業の健康保険組案が「支援金」を払っています。その負担が大きく、赤字になっているわけです。
65歳以上の人数はこれから当然、増加します。今までと同じやり方では赤字は解消できないことは誰でもわかります。年金だけではない我が国の社会保険制度。どうすればいいのか。考えるだけで頭が痛くなる問題です。
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2013/09/12
先日、婚外子を相続遺産で差別するのは違憲との判断が出たのを受け、寡婦控除を見直すべきだと報道されていました。寡婦控除の見直しはすぐには難しいでしょうが、地方公共団体では「みなし寡婦控除」を導入する動きがあります。新宿区は来月から「みなし寡婦控除」の導入を発表しました。
そもそもみなし寡婦控除とは何なのか。NHKのニュース報道によると、「未婚のひとり親の世帯のうち所得が一定以下のケースについて『寡婦控除』があったとみなして、保育料や学童クラブの利用料、区営の住宅の家賃を減免」するといいます。これだけ聞いても、私は理解できませんでした。
みなし寡婦控除の元になっている「寡婦控除」は、所得控除のひとつ。配偶者控除は馴染みのある所得控除ですが、寡婦控除は知らない人のほう多いでしょう。適用条件はちょっと複雑です。大まかに言うと、夫と死別または離婚した後、婚姻していない人で、扶養親族がいる人は27万円が控除されます(これ以外で適用されることもあります。また更に追加で条件を満たすと35万円控除になります)。
みなし寡婦控除は、住民税での制度です。住民税は所得税を元に金額を算出します。住民税でも寡婦控除はあり、「未婚」でも適用する措置がみなし寡婦控除ということのようです。新宿区のみなし寡婦控除の導入は23区では初めてとのことですが、千葉市、那覇市などではすでに導入されています。
そもそも「寡婦」なんて日常では使いません。この言葉が残っているのは、国の制度くらいでしょう。寡婦控除の他に年金では寡婦年金というのがあります。寡婦年金は夫を亡くし、一定の条件を満たす女性がもらえる年金で、事実婚でも受給できます。
所得税控除の条件をみると、古い家族体系を前提として作られていることを感じます。寡婦控除だけでなく、いずれ見直されることになるでしょう。
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2013/09/11
先月の記事で書きましたが、所有している車の名義変更をしました。亡くなった父親名義の自動車を相続したまま、名義変更をしました。この車はその後処分したのですが、実は我が家にはもう1台車がいます。14年乗っているロードスター。この車は売却しようと企んでいるのですが、車検証を改めて見ると、所有者が「マツダアンフィニ関東」となっているではありませんか。
当時の記憶を辿ると、購入時に値引きをするので代金の一部をクレジットで払って欲しいと言われて、1年のクレジット払いをしたことを思い出しました。幸い古い資料もとってあり、クレジット会社もわかりました。とっくに完済しているはず
売却するには、所有者が「マツダアンフィニ関東」ではまずかろうと、名義変更することにしました。
車検証の所有者の「マツダアンフィニ関東」という法人名は今はありません。マツダがバブル期にディーラー網を拡大したのですが、うまくいかずいくつかの法人が合併して、今は関東マツダとなっています。それに使用者は亡き父になっています。この名義変更はややこしそう。
細かいことは省きますが、名義変更の手続きは意外と簡単でした。手順はまず品川陸運局に電話して、必要書類を教えてもらいます。そしてディーラーからもらう書類を依頼。自分で用意する書類(印鑑証明など)を用意します。書類がそろったら、品川陸運局に行って手続きです。申請に必要な用紙があるので窓口で購入。そして申請窓口にいくと相談窓口があるので、尋ねれば親切に記入方法を教えてくれます。
記入をして提出。10分も経たずに新しい車検証が交付されます。そのあと、自動車税の申告を行います。ここでも親切に教えてくれました。全行程1時間余りで終了しました。
この手続きは所有権解除による名義変更(所有権の移転)と旧所有者の法人名変更の2つを1回の申請で行うもので、ダブル移転と呼ばれています。車を買い換えるときであれば、車のディーラーにやってもらう人が多いのでしょう。また、行政書士にお金を払って依頼する手もあります。
しかし、自分で手続きすることは簡単です。仕事などで平日に半日ほど休みが取れないという人はしかたがありません。でも時間が取れるなら自分でやるものもいいです。やってみて、いろいろなことがわかりました。いい体験でした。
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2013/09/10
前日の記事で新聞休刊日に配布された読売新聞号外のことを書きましたが、昨日の朝日新聞はいささか変わっていました。いつもの新聞とは違います。
スカイツリーがある東京の俯瞰写真が大きく載っています。これは通常の新聞本紙に、本のカバーにように4ページ分の誌面をかぶせたものです。開くと裏側にはBMWの広告が載っています。表面の1/3もBMWの広告です。
これって宅配だけのバージョンですかね。オリンピック東京招致が決まったらやることにしていた広告連動企画ですか。これを商売上手というか、下手と判断するか、微妙。それにしてもなぜBMW? クルマとしてはあまり興味がないけれど、トヨタ、日産にして欲しかったです。
この広告紙面には大きく「お帰り五輪。夢の炎、熱く熱く」と題された文章が載っています。編集委員の署名原稿ですが、これがつまらん。プロならもう少し情緒のある文章が書けないのか。作家に依頼すればよかったのに。そんなことを思わせてくれる一文です。
これに対して、今日の日経新聞の一面、「しなやかな社会へ歩みを」と題された記事は、いい文章です。これがプロの文章でしょう。今更ですが、文章を書くことは難しいと思いました。
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2013/09/09
東京オリンピック開催という歴史的ニュース。マスメディア特にテレビはしばらくこの話題で持ちきりでしょう。この大事件が伝えられた日は運悪く日曜で、新聞は無し。更に翌日になる今日は新聞休刊日で、朝刊はなし。新聞がオリンピックのことを伝えるのは、今日の夕刊です。何とも間抜け。休刊日変更すればいいのに。
東京開催決定に続き、レスリングが2020年東京大会で残留が決定と、ニュースは続きます。こんなときは、やはりテレビの力を感じます。新聞ではニュースを確認するという感じですか。
新聞が休みながら、今朝ポストに読売新聞が入っていました。東京五輪決定を伝える号外です。うちは読売新聞はとっていないので、サービスです。号外と行っても16ページあるしっかりしたもの(半分は広告ですが)。さすが、部数ナンバーワンを誇る読売新聞。抜け目のない行動です。
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2013/09/08
オリンピックの東京招致が決まったあと、駒沢公園のジョギングコースへ走りにでました。駒沢公園に着いたのは6時過ぎ。体育館で決定の瞬間を見るパブリックビューイングをやっていたので、若者達が大騒ぎしているかと思いきや、体育館のまわりは静に帰る人たちだけでした。
地元にあるので、駒沢公園と呼んでいますが、正式には駒沢オリンピック公園総合運動場です。1964年の東京オリンピックでは、体育館は伝説の「東洋の魔女」が闘ったバレーボール、競技場は日本が銅メダルをとったサッカーの会場でした。その競技場もかなり古くなってはいますが、いまだ現役で使用されています。
2020年の東京五輪では、武道館、代々木の競技場は(恐らくリニューアルされ)使用される予定ですが、駒沢の施設は使用施設にはなっていません。64年のオリンピックからすでに49年が経過し、施設もかなり古くなっていますが、競技場は昨年だったか補修されています。
2020年になっても駒沢オリンピック公園総合運動場として残っているのか。これからの7年、東京の街は変わっていくのでしょうが、この場所は残して欲しいと思います。
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2013/09/07
宮崎駿の「風立ちぬ」をみてきました。久しぶりの作品ということで、みにいかねばと思いつつ時間か経ってしまい、そして突然の引退発表。記者会見があった昨日、鑑賞したみゆき座にはマスコミの取材が来ていました。客席は平日ながら6割ほど埋まっていました。
宮崎駿の作品を劇場でみたのはいつ以来だろう。確か「崖の上のポニョ」もみていません。宮崎駿ファンとはいえませんが、何故か「風立ちぬ」はみたくなりました。
ご覧になった方はおわかりでしょうが、この作品はこれまでの宮崎アニメとは一線を画します。乱雑に表現すれば、ファンタジーなアニメーションではなく、歴史の流れを織り込んだ人間ドラマです。そして、これも決めつけですが、至極のラブストーリーだと感じました。
昨日の記者会見で宮崎駿は
「僕の長編アニメーションの時代はもう終わった」
と引退の理由を語っています。長編アニメをつくるには時間がかかります。これからの人生をアニメ以外のことをつくることに費やしたいということでしょう。
宮崎駿の最後の作品となる可能性が高い「風立ちぬ」は、爽やかな感動を残してくれました。
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2013/09/06
今朝の新聞にコナミスポーツクラブの広告が入っていて、そこには
「スポーツクラブ、ウチの家計には重すぎると思ってたけど、どう思う?」
と大きくコピーが書かれています。どうやら新しい料金体系を導入するようです。
チラシによれば、月に利用する回数によって選べる料金プランが設定されています。具体的には「隔週(月2回まで)、「週1(月4回まで)」、「週2(月8回まで)」「フリー(回数制限無し)」の4パターンに分かれています。更に指定回数を超えて使いたいときは1回ごとの追加料金を払えば利用でき、また使い残した1回分のみ翌月に繰越が出来る仕組みもあります。
コナミスポーツクラブは施設を4つのランクに区別して、それぞれのランクで4パターンの料金が設定されています。今年の6月まで通っていた自由が丘駅前店は「フリー」プランだと月額14,533円。以前の個人会員は17,850円でしたから、3千円以上のディスカウントです。
ただ旧制度ではこのスポーツクラブが昔三越のスポーツクラブだった経緯などから、個人会員はレンタルタオル無料のサービスが付いています。新制度では全国一律のサービスにしたこともあり、タオルのサービスはないのでしょう。ウエブサイトには旧料金体系を「2015年3月31日までご利用いただける料金プランになります」と書いているので、店舗によって異なる料金体系は期限をつけて新料金体系に移行させるようです。従来あった平日会員、ナイト会員など利用時間限定の会員も期限をもって廃止されるということでしょうか。
コナミに限らず、スポーツクラブの適正な料金は幾らなのか。店舗によって異なっているスポーツクラブが大半で、正しい値段がわからない(存在しない?)マーケットです。コナミの新料金体系で、例えば自由が丘駅前店は「週2(月8回まで)」で、月額12,075円。1回あたり1,500円ほどです。安いとは思えません。1回の利用料金単価が千円を割らないと、リーズナブルとは感じられないです。
しかしながら、コナミスポーツクラブの新料金体系は面白い試みです。複雑な料金体系が多い他のスポーツクラブはどう対応していくのか。気になるところです。
コナミスポーツクラブの新料金体系
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2013/09/05
暑い日が続きますが、気が付くともう9月。季節は秋に移ろいつつあります。酒飲みは毎年、スーパーやコンビニの酒売り場にこの季節限定のビールが並ぶと、秋を感じます(笑)。今シーズンは珍しく、ビール各社から秋のビールが揃いました。
業界トップのアサヒは「秋宵」。情緒を感じさせてくれるネーミングです。価格から第三のビールかと思ったら、ウエブサイトには「原材料となる発泡酒を醸造しております」とあります。 原材料は<発泡酒(麦芽、ホップ、大麦、コーン、スターチ)、スピリッツ(大麦)>とあります。これってどういうことですかね。
キリンはずっとやっている「秋味」です。もうブランドとして確立しています。4社の中で、唯一の(正しい)ビールで、アルコール度数が6%と高め。缶のデザインも紅葉をモチーフにして、いかにも秋らしいのがいいです。
サントリーは「旨み香ばし 秋楽」。去年までは「旨味たっぷり 秋楽」だったそうで(去年のことはもう忘れてます)、これをブラッシュアップして登場した第三のビールです。ロースト麦芽を使っているため、琥珀色のビールになっています。日本のメーカーは時々琥珀色のビールを限定でだしますが、なぜ定番化しないのかな。原材料の問題なのでしょうか。不思議です。
そしてサッポロは、「富良野の秋」。富良野の幻のホップを使ったものだそうですが、幻なのに何故使えるのでしょうか? これも不思議。
秋限定のビールがこれだけ市場にでると、ひとつの店に4つの銘柄が揃っていることはまれです。琥珀色の「旨み香ばし 秋楽」を飲みたくても、簡単には買えません。限定醸造なので、そのうち無くなってしまいます。秋限定ビールというのは、メーカーにとって利益があがるものなのか。素直な疑問がわきます。
秋のビールは新しもの好きには、嬉しいも。理屈抜きに味わうほうがようさそうです。
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2013/09/04
テレビドラマ「半沢直樹」の大ヒットで原作者・池井戸潤の作品が人気です。書店では特設コーナーができ、地元の図書館ではほとんどの本が貸し出し中。凋落していると言わますが、やはりテレビの力は凄いことを実感します。
池井戸潤の著作は読んだことがなかったので、この機会に読んでみることにしました。まず、「半沢直樹」の原作本である『オレたちバブル入行組』。まさにドラマのストーリー通りで(当たり前)、あまり面白くなく中断。次にデビュー作で江戸川乱歩賞受賞作の『果つる底なき』。これも半沢直樹と同じく、銀行を舞台にしたミステリーです。
ストーリー、舞台道具などよく考えられていて、面白く読みました。ちょっと殺人が多すぎる感がありますが。池井戸潤作品は銀行など金融機関が舞台の一つになり、融資にからむテーマが多いようです。
これは池井戸潤が慶應義塾大学を卒業後、三菱銀行に入行(銀行の場合、なぜか入行)したことによります。32歳で銀行を辞めているそうなので、10年ほどの仕事経験がいくつもの作品になっているわけです。
『オレたちバブル入行組』の冒頭に、半沢直樹の大学時の話が描かれます。半沢直樹は慶應義塾大学の学生の設定になっています(池井戸潤はこの大学が好きなんだなと推測します。小説のタイトルになっているバブル入社組とは、1988年から1992年くらいまでに入社した世代のことを指します。新卒は超売り手市場でした。池井戸潤より7歳年上の私の世代は、就職は氷河期に近い状態でした。時代と就職は、運も大きく作用するものです。
池井戸潤の小説は、バブル世代からの視点で書かれたものとして読むのも、ひとつの楽しみ方ではないか。そんなことを感じました。『下町ロケット』もまだ読んでいないので、これから拝読しようと思っています。
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2013/09/03
今年はまったくくじ運がありません。大きなマラソン大会の抽選に限っても、大阪マラソン、神戸マラソンはあえなく落選。先着順の奈良マラソンも努力の甲斐無くエントリーできず。どの大会もホテル予約してあったんだけどな(泣)。
地元のビッグな東京マラソンは、プレミアメンバーというのになっていて(もちろん有料です。昨年はこれに当選)その先行エントリーもすでに落選。現在、先月末で締め切った一般エントリーの結果待ちの状態。この一般エントリーの申込状況が昨日発表されましたね。
申込者数合計・倍率 (一般募集)303,386人(10.2倍)
————————————————————————————————————
・マラソン(42.195㎞) 302,442人(10.3倍)
・10㎞ 944人(2.4倍)
昨年の申込は303,450人だったので、ほとんど変わらずです。もっと増えるかと思っていたのですが、そこまではブームになっていないのか。それでもフルが10.3倍ですから、相変わらず狭き門。最近の運のなさから考えると、まず当選はないだろうと諦めています。
いまの悩みは、今年のシーズンに走ることができるフルマラソン大会がいまだ決まっていないこと。ホノルルマラソンはいまからでもツアーで申込できるけど、先立つものが……。首都圏のローカルな大会にでようかと思案中です。それともフルは諦めて、来年2月の青梅マラソン(30キロ)を走ろうか。どうでもいいことですが(苦笑)。
東京マラソンでは 10万円以上の寄付で参加できる「チャリティーランナー」があります。株でひと儲けしたら、これもありなんて夢想します。でも、ここのところのマーケット低迷状態では、それもかなり難しい。いやいや、困りました。
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2013/09/02
今年の夏が暑かったせいか、朝のジョギングも辛い日が多く、毎日10キロのノルマをこなすのがやっとで、トレーニングの質は伴っていません。8月は275キロほど走りましたが、ほとんどがLSDみたいな走りでした。情けない。でも、ホントに8月は猛暑だったのか。
気象庁が公開している気象データがあります。「観測開始からの毎月の値」というデータでは各地の過去の気温データをみることができます。例えば東京は1876年(明治9年)からのデータが掲載されています。「日平均気温」をみると、東京の先月の平均は29.2度。確かに暑いですが、3年前の2010年は29.6度。この年も猛暑でした。「日最低気温」をみると、26.0度と高いですが、昨年は26.3度と、もっと暑かったです。
データを見る限り、去年と今年の8月の暑さは、ほとんど変わらない。毎朝走っている感覚だと、去年より今年のほうがきついのですが、実はこれも気持ちの問題かもしれないな、なんて思ってます。熱中症の犠牲になる人の数がしばしば報道されているので、「猛暑」と思い込んでいるのかも。
個人差があるでしょうが、私の場合気温が25度を割るとジョグがずっと楽になります。今週後半は少し下がるみたいなので、毎朝のジョグも苦痛ではなくなるかもしれません。そろそろ真面目にトレーニングですね。
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2013/09/01
スーパーマーケットのピーコックストアは、今年の4月にイオンに株式を買収され、イオン傘下に入りました。社名もピーコックストアからイオンマーケットに変わっています。地元にあるピーコックストアでは、イオンのプライベートブランド商品が少しずつ増え、品揃えが変わりつつあります。
商品よりも大きく変わったのが、ポイントカードです。これまで使われていたピーコックカードは昨日8月31日をもって廃止に。カードは単純なポイントカードとedy付きカードの2種類があったのですが、あっけなく使えなくなりました。一昨日、残っていたポイントで買い物をしてきました。
ピーコックストアは品揃えのためか、他のスーパーに比べて年齢層が高めです。やや高級感のある商品があるせいか、生鮮食品の質が高いせいか、年配者が目立ちます。特にポイント5倍といったセール日には、混み合います。そんなお客様には、ピーコックカードの廃止はショックなはずです。
かわりにイオン系で使われているWAONカードが導入されています。WAONはプリペイドの電子マネーです。年配者には電子マネーは馴染まないでしょう。現金でポイントを得るという買い物がいいのではないでしょうか。イオンのクレジットカードを持てばポイントは貯まりますが、新規にカードを作るのはハードルが高い人もいるはず。
地元は東急ストアの商圏で、長らくイオン系の店はありませんでした。しかし、まいばすけっと、イオンリカー、そしてピーコックストアとイオングループの侵略が始まっています。歩いて20分くらいのところにあるダイエーも先日、イオンの子会社になってしまいました。
スーパーマーケットで買い物するだけなんですが、ポイントのことを考えと余分なカードを持たなければいけなくなります。ポイント付与より、値引きしてくれるほうが嬉しいのです……。複雑な世の中になりました。
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