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2013/08/05

NISAという制度

 愛称NISA、正式には少額投資非課税制度が来年1月から始まるので、金融各社は顧客の獲得を展開しています。申込は10月開始ですが、投資家の関心は高いようで、日経ヴェリダス今週号(282号)の記事によれば、開設予約は200万件を突破したそうです。政府は2020年までにNISAの投資残高目標を25兆円としています。
 日経ヴェリダスでは「NISA もう迷わない」と題し、主要22社の比較をしています。そもそも、NISAなるものは何か。年100万円までの上場株式や株式投資信託などの投資で、値上がり益、配当が5年間非課税になる口座のこと。株売却益や配当は今年いっぱいは10%の税金ですが、これが来年から20%になります。これを引き替えにNISAが出来たということでしょうか。
 NISAのことをよく理解していなかったので、つい最近までどの金融機関でも同じだと思っていました。実はNISAで取引できる金融商品が金融機関によって異なります。国内の株式はどこでもOKですが、不動産に投資するREITは銀行はほとんど扱っていません。要は通常の取引で扱っていない商品は、NISAでも扱えないということでしょう。既に証券会社で取引をしている人は理解できるでしょうが、NISAを機に投資を始めようという人は注意する必要があります。
 またNISAの最大のメリットは言うまでもなく利益の非課税。しかし、利益がでれば嬉しいですが、損失がでることもあります、NISAでは損失はなかったもの(つまりゼロ)とされます。株、投資信託などで一般の取引をする場合は損益通算ができます。損失分を利益から差し引きができ、課税金額を減らせます。NISAはこれができない。
 NISAだけで完結するのであれば、損益通算は必要なく、利益も非課税です。しかし年100万以上の投資をしたくなったらどうするか。このあたりは、使い方をよく考えなければいけません。
 NISAで投資人口はどこまで拡大するのか。投資はリスクを伴います。非課税という甘い制度に惑わされないで、しっかり選ぶことが大切でしょう。

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