フォトクリエイトの強さ
昨日、東京と大阪の証券取引所が統合されました。上場企業数は3423社になり、上場企業数、時価総額では世界第3位となりました。ニューヨークのダウ平均株価は連日高値を更新し絶好調ですが、日経平均のこのところ上昇基調。やはり景気は良くなっているのか、とも思わせてくれます。
また、今年は新規株式公開(IPO)が増えています。「東京証券取引所の清田瞭社長は、2013年の新規株式公開(IPO)の件数について、前年比45%増の70件に達する可能性を示した」(ロイター 7月9日)と株式市場は活発のようです。今年新規上場された株は、公募価格(売り出し価格)を上回る株価を付けることが多く、投資家にとっては魅力的な存在になっています。
今月はサントリー食品インターナショナルが大型株の上場としてニュースになりましたが、そのあとの10日にジャスダックに上場したフォトクリエイトが凄い。売り出し価格が1670円に対して上場初日は買いが多く値がつかず、2日目にやっと値がつきました。昨日の終値では3260円で、売り出し価格で買ったら、かなりの含み益です。
フォトクリエイトはマラソン大会に参加している人にはお馴染みです。フォトクリエイトという会社名は知らなくても、オールスポーツというブランドは有名。マラソン大会でランナーの走る姿を撮影し、販売するというシステムは大きな退会ではいまや定番になっています。見事なビジネスモデルを作ったと思います。
このフォトクリエイトが上場すると知り、買おうかと思いましたが(実際は抽選ですが)、売り出し価格の1670円を上回ることはないだろうと見送りました。それが3000円を大きく超える株価です。いやいや。
株価というのはほんとに魔物。素人は手を出さないほうが賢明なようです。
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