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2013/07/31

売れるクルマを作る

 今朝の日経新聞に、自動車のトヨタグループは2013年の生産台数を1010万台とする計画をまとめたとありました。ここでのトヨタグループというのはトヨタ自動車+ダイハツ工業+日野自動車のことですね。世界の自動車メーカーで生産が1000万台をこえるのはトヨタが初めてのことだそうです。
 トヨタ自動車で何が売れているかといえば、ハイブリッド車。今年1~6月の実績をみると、新車販売台数の1位はプリウス、2位はアクアとトヨタハイブリッドでどちらも13万台以上の販売。月あたり1万台以上売れているわけで、凄い数字です。その一方、高級車のクラウンも1~6月で4万8千台も販売。トヨタが好調なわけです。
 トヨタほどではないですが、好調ぶりが伝えられるスバル。このメーカーは水平対向エンジンなどの独自技術で、スポーティなクルマを作り続けているオリジナルなメーカーです。このスバルが先月初めてのハイブリッド車「XVハイブリッド」を出しました。これが人気で発売2週間で月販目標550台の10倍を上回る5,580台の受注とスバルは発表。昨日、ディーラーできいたら、今時点の注文でも納車は来年の4月以降とのこと。
 メーカーの販売目標以上に売れるのは、メーカーにとってはいいことですが、注文に対応できないのはユーザーにとってはいいことではありません。納期が来年の4月以降ということは、(まだ決まってせんが)消費税増税以降ということです。そもそも月販目標が550台とは低すぎです。ハイブリッドを本気で商売する気があるとは思えません。
 トヨタもエコカー補助金のとき、プリウスの納車が間に合わないという事態がありました。このときは金額が大きかった(普通自動車で10万円の補助金+減税)のでしかたない点もありました。今はエコカー補助金はありませんが、ハイブリッド車を購入すると自動車取得税と重量税が免税になります。ハイブリッドが嫌いな人でなければ、購入には適している時期ですが、この時期にスバルハイブリッドが納車まで半年以上待たされるのはどうかなと思います。売れるクルマを売れるだけ作る。この原則を実行しているからこそ、トヨタは1000万台の生産を計画できるのでしょう。
 

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