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2013/06/14

ビールとハイボール

 ビールのマーケットは2極化しています。昨日の日経「高級ビールそろって増産」によれば、ビールメーカー各社はそろってプレミアムビールの生産を増やします。
「サッポロビールは『エビス』の生産量を前年同月に比べ約10%増やし、サントリー酒類も『ザ・プレミアム・モルツ』を15%引き上げる。景気回復の期待を追い風に夏場に向け営業攻勢をかける考えだ」(日経新聞6月13日)
 景気が回復すると、プレミアムビールが売れるという皮算用ですね。その背景には
「ビール系飲料全体でみると需要は伸び悩んでいる。発泡酒や第三のビールを含めた出荷量は2012年まで8年連続で過去最低。このため各社は利益が見込みやすく販売が比較的堅調な高級タイプのプレミアムビールに力をいれる」
 と記事では分析しています。
 その一方で、安いビール(正しく言うとビール系飲料)が増えています。韓国で生産されている第3のビールで、イオン系、ダイエー、そしてユニーグループのピアゴと、どこでもあります。500mlで120円台と安く、最近はもっぱらこれ。プレミアムビールなんて、よほどのいいことがない限り飲みません(笑)。
 ビールの売り上げ落ち込みは、ビール以外の飲料が拡大しているせいもあります。ハイボールもそのひとつ。ハイボールなんて缶入りを買うなんて馬鹿らしいと思っていたのですが、この頃はいろんなバリエーションが増えて時々買ってます。例えば「トリスハイボール 限定パイン」は、パインのテイストが微妙に美味しい。

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 ビールもいろいろバリエーションを工夫して、商品開発すればいいのにと思うのですが・・・・・・。サントリーあたりから、新しいビールがでないものか。ビールはあくまで今のままがベストということなのでしょうか。

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