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2013/06/07

大丈夫? アベノミクス

 株価がじりじりと下がっています。昨日の日経平均は約2カ月ぶり1万3000円割れの1万2904円02銭。ついこの間には1万5000円台と世間では大喜びしていたのが、嘘のようです。ほんと株の相場は恐ろしい。
 こんな状況でもメディアはまだまだ楽観的。『週刊ダイヤモンド』の今週号は「投資マネー異常事態」が特集のテーマ。株価下落の始まりとなった5月23日の1143円の暴落を受けての企画です。株価下落に対してなにか対策が載っているのかと読んでみると、意外な内容でした。
 記事のタイトルが「株・投信・FXに注文が殺到 熱狂する個人マネー」、「不動産売り渋り『カネはあっても、物件がない』」とあるように、まだまだ投資しても大丈夫と思わせる記事です。
 日経も冷静です。電子版ではこんな記事がありました。野村アセットマネジメントの南村芳寛執行役員最高運用責任者と、ゴールドマン・サックス証券のキャシー・松井チーフ日本株ストラテジストのお二人による対談。タイトルは「株価座談会 南村氏『日本株に再び割安感』、松井氏『日経平均、1年後1万7000円も』」詳しく読んでいませんが(読んでも理解できない)、松井氏は
「企業の利益成長で日経平均は年内に1万5500円、1年先は1万7000円、15年に1万9000円まで上昇すると見ている」
 と言っています。1万3000円割れは一時のことというわけです。
 ほんとに大丈夫なんでしょうね。手元の株は、4月初めの株価と比べると、ほとんどがマイナスになっています。「アベノミクスに乗り遅れるな」と4月あたりから株に投資した人は、含み損を抱えているはず。「週刊現代がすすめていた株を買ったのに……」なんて人いませんか。
 メディアの言うとおり、暫くしたら株価が上がってくれることを願うばかりです。

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