« 北品川で天丼 | トップページ | 資生堂の今とこれから »

2013/06/25

年金問題はどうなっているのか

 今の安倍政権では年金のことはほとんど論じられません。第1次安倍政権で消えた年金問題が発覚したことからか、年金には敢えて触れないことにしているのでしょうか。しかし、いまだ「約2200万件が宙に浮いたままだ」(5月23日 NEWSポストセブン)という事実があります。
 昨日報じられた「国民年金の納付率59%」という厚労省の発表データは、年金制度そのもの信頼が問われている数字です。会社員は多くの場合厚生年金に加入のため、未納ということは起きにくいですが、自営や無職の人は自ら納めないといけない国民年金なので未納ということが簡単に起こります。
 厚労省が発表したデータによれば「2012年度の国民年金保険料の納付率が59.0%だったと発表した。前年度の58.6%から7年ぶりに改善したが、目標とする60%は4年連続で下回った」(日経新聞)ということで、下げ止まりましたが、まだ6割を割っている状態です。
 数字で興味深いのが都道府県別の加入率です。
「沖縄県が38.49%で最も低く、若者や非正規社員の多い大阪府(49.61%)や東京都(55.23%)が続いた」
 沖縄の38.49%という数字は凄い。県民性というものがあるのなら、この県は楽天的な人が多いと言えるでしょう。リタイアした後、金銭的にどうやって暮らすかを考えているのかな、と余計な心配をしてしまいます。
 今週号の週刊現代はアベノミクス関連ではネタが尽きたようで、年金問題の特集。「年金制度廃止 私はこう考える」と、年金の存在そのものを問う記事です。
 しかし、年金制度の存続を議論する前に、制度改革の議論をすべきです。例えば大きな枠で言えば、賦課方式から積立方式への変更の検討とか、現実的には現状年金を過大に支給していないか(年金のもらいすぎ)といったことなど、検討事項は山ほどあります。
 財政課題の大きな原因である年金は、アベノミクスの蔭で目立たなくなっています。週刊現代だけでなく、新聞にも、もっと取り上げて欲しい大きな問題です。
 

|

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/41640/57661286

この記事へのトラックバック一覧です: 年金問題はどうなっているのか:

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。