中身のある三井物産の株主総会
時は株主総会の季節。昨日、時間があったので三井物産の総会に出掛けてきました。場所は高輪プリンス(正式にはグランドプリンスホテル新高輪)の国際館パミールと大きな会場です。ソニーの株主総会が出席者1万人を超えたと報じられていましたが、三井物産の総会も多くの人が参加していました。
商社の株主総会は初めてなんですが、中身のある会でした。総会ではまず2013年3月期の業績、それに続けて2014年3月期の事業計画、議案について発表がありました。発表は大画面を使ったプレゼンテーションですが、事業計画の資料は事前に入り口に用意されていました。パワーポイントでの資料だと思いますが、株主総会で会議資料を配付しているのは、珍しいことです。株主に配慮したという点でおおいに評価されます。
また、株主総会の恒例、質疑応答も建設的な質疑応答が大半を占め、充実していました。大会社の総会では、自分の言いたいことだけ主張したり、訳の分からない質問をする輩が何人もいるのですが、三井物産の総会では、そんなゴミのような質問者は1人だけでした。
株を持っていながら三井物産の事業内容をよく把握していなかったのですが、経営陣の説明からは真面目に事業に取り組んでいるという印象を持ちました。ある株主も質問していましたが、その真面目さが株価に反映していないのが残念です。昨年9月に買ったときの株価と比べると、アベノミクスにも係わらず、5%しか上昇していません。ひょっとしたら買い銘柄かも。
株主総会のお楽しみ、お土産は気仙沼鹿折加工協同組合の物産です。三井物産が立ち上げから支援をしています。
しっかりと運営されている株主総会もあることを知った会でした。
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