2013/06/30
新聞折り込み広告に時々珍しいものが入ってきます。昨日の朝日新聞には「にこにこ動画」のチラシ広告が入ってきました。あのニコ動です。大きなチラシ広告には「ニコニコプレミアム会員200万人突破 大感謝祭」と大きな文字。ニコ動はほとんど使っていなかったので、久しぶりにサイトへいってみると、コンテンツは拡大していていました。
動画配信では最近は政治領域に力をいれているのはなんとなく感じていましたが、一昨日はネット党首討論を放送していました。安倍首相も登壇し、各党党首による討論会 です。テレビでもこれだけのメンバーが揃っての討論会はやっていないのでは。
また、ニコ動なのに、電子書籍の販売もあります。ニコニコ静画として、配信しています。メインはコミックですが、活字本も扱っています。スポーツではプロ野球全試合を完全生中継しています。しかも無料で見ることができます。映画、ミュージカルもあります。ある意味、マスメディアを凌駕していますね。
古い世代はテレビ画面にこだわっているところがありますが、若い世代はニコ動のようなネット配信で充分なのでしょう。テレビ、新聞だけしか見ていないと、ひょっとすると時代から遅れてしまう、と思わせてくれるニコ動の拡大振りです。
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2013/06/29
本屋に行くと、相続税に関する本が目立ちます。自民党政権になっての国会で相続税を改正する法案が可決され、平成27年から相続税制が変わるからです。簡単に言えば相続増税で、これまで相続税を納めないでよかった人も、相続税が課せられる可能性があるとマスコミは脅かしています。
昨日、「日経相続・事業承継フェア」というのにいってきました。日経新聞が主催する相続・事業承継の講演+ブース出展形式のフェアです。第1回ということで、八重洲のビルの1フロアでのこぢんまりした内容です。個人的には事業承継に興味があったのですが、イベントのメインは個人の相続でした。
規模は大きくないフェアですが、基調講演では昨日は東大の伊藤元重教授、今日は慶大教授の竹中平蔵とアベノミクスに係わるキーマンを登壇させ、日経の意気込みが感じられます。相続というマーケットが大きいということなのでしょう。
出展しているブースは、20足らずですが、どんなところかと言えば、法律系(税理士事務所、会計事務所)、不動産屋、住宅メーカーが大半です。相続に欠かせないのは税理士さん。また、相続時、納税、財産分割のために活躍するのが不動産屋さん。また、自宅の土地にアパートを併設すると、土地の評価が下がるので、住宅メーカーはそこを狙っているわけです。
フェアは平日にも係わらず、賑わっていました。日本の相続マーケットは50兆円ともいわれるそうです。平成27年に向け、ビジネスが活発化することでしょう。
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2013/06/28
昨日は株主総会の集中日かで、日経新聞によれば1100社が総会を開催。日程が重なったり、遠方だったりして参加できる総会は限られます。任天堂も昨日でしたが、京都での開催では行けません。そこで昨日は東芝テックの株主総会に出席してきました。ここは父が勤務していた会社で、相続して手に入れた株です。そんなこともあって、毎年でることにしています。
以前の記事でも書きましたが、多くの人が集まるのはいわゆる有名企業だけです。何千人規模の出席者は、個人投資家と恐らく元社員と思われるシニア層が多くを占めています。それに対して東証1部上場でも、一般人には名前を知られていない会社の総会には、50人くらいの出席者のこぢんまりしたものです。
東芝テックという会社は東芝の子会社ですが、業績は本家より良好。2012年度は増収増益で、増配でした。この会社のビジネスの核はPOSシステム事業で、国内ではシェア50%、世界では25%で共にナンバー1のポジションです。堅実に経営され、実績を上げている企業といえます。
株価も一年前に比べて1.7倍位になっていますが、もっと高くなってもいい感じです。個人投資家としては東芝テックのような会社を探し出すことが、愉しみかもしれません。優秀な会社は他にもあるのだろうな、とも思います。
いくつかの総会に出席しましたが、議事の進め方はどこも同じでした。今年は「個人が株主としての意識を強めており、出席者が最多となった企業も多い」(6月28日日経新聞)ということで、株主総会も変わっていく必要がありそうです。
お土産は、陸前高田・八木澤商店 のしょうゆとドレッシング、そしてCSRレポートです。
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2013/06/27
消費税が予定通り導入された時、住宅購入に対して現金を支給するという案が現実のものになりそうです。現行実施されている住宅ローン減税が今年末で終るため、これを4年間延長することは既に決まっています。これに加えて住宅ローン減税を利用する場合は年収510万円以下の人に最大30万円を給付。また、現金で買う場合は50歳以上で年収650万円以下に限定し最大30万円を給付するというのが骨子。
住宅ローン減税というのは、12月31日の住宅ローン残高に対して、1%を所得税から控除するというもの。更に、所得税から控除しきれない場合は、住民税からも控除できるという減税措置です。この住宅ローンが「中低所得層は所得税や住民税の納税額が少ないため住宅ローンの税額控除枠を使い切れず、消費増税による負担増を補えない人も出てくる」(6月26日日経新聞)ということで、現金給付をするわけです。
人生最大の買い物である住宅。その消費動向が景気に与える影響は大きいことは分かりますが、国の予算で現金支給までして購買を喚起する必要があるのか。このための予算は日経新聞によれば3000億円。消費増税で税収が増えるのなら、3000億円使ってもいいということでしょうか。
現金支給というインセンティブを与えて購買を喚起する方法はエコカー減税とあまり変わらない。一時的に需要は増えるでしょうが、その後は落ち込むことは簡単に予想がつきます。また、この案は「年収の低い人ほど現金を多く受け取れる設計にした」とのことですが、あくまで住宅ローンが前提。今後も大きな経済成長が期待できない現実で、住宅ローンを組んで家を買うことのリスクは小さくないと思います。
それにしても、家を買うと現金支給とは。自民党もやります。
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2013/06/26
昨日、資生堂の株主総会に出掛けてきました。午後2時からという珍しい時間帯の総会です。この日は午前中東芝の株主総会があったのですが、遠いのでパスして、帝国ホテルでの資生堂の総会に。午後の時間帯に開催した理由は、会社の説明によれば、遠方から来る人への配慮と、同日に多くの総会が開催されるためとのこと。いいことだと思います。
会場につくと、株主総会にしては女性の姿が目立ちます。一般的な総会では8、9割が男性という感じですが、資生堂の総会は女性比率が多いです。しかし、年齢層は他の総会と同じく、シニア層中心です。
資生堂の業績は良くありません。2013年3月期は経常利益こそ黒字ですが、当期純利益は146億余りの純損失。経常利益も3年前に比べて4割以上減っています。総会ではこの状況を打破し、どのように成長戦略を描くか、ということの説明にかなりの時間が費やされました。この会社の経営経緯を詳しくみていないので、簡単にはコメントできませんが、様々な課題がありそうです。株主にとっての関心のひとつである配当も、2012年度は年50円と高配当ですが、2013年は年20円と30円の減配予定で、財政面のかなりの窮状が窺えます。
資生堂は若い頃から憧れの会社でした。大学の頃、高い男性化粧品を買って、おまけにもらった「花椿」を読むと、幸せな気持ちになりました。美しさを与えてくれる素敵な会社でした。総会が始まる前、会場で最近のCMが流されていました。国内だけでなく海外のものもあります。センスが良くて、資生堂らしいなと思わせてくれるものばかりです。
今は、企業の業績、株価でみればライバルのポーラに勢いがあります。しかし、100年以上美を追求し、女性を美しくしてきた日本を代表する資生堂には、復活して欲しいと思います。わずかばかりしか株は持っていませんが、応援したいと思います。
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2013/06/25
今の安倍政権では年金のことはほとんど論じられません。第1次安倍政権で消えた年金問題が発覚したことからか、年金には敢えて触れないことにしているのでしょうか。しかし、いまだ「約2200万件が宙に浮いたままだ」 (5月23日 NEWSポストセブン)という事実があります。
昨日報じられた「国民年金の納付率59%」という厚労省の発表データは、年金制度そのもの信頼が問われている数字です。会社員は多くの場合厚生年金に加入のため、未納ということは起きにくいですが、自営や無職の人は自ら納めないといけない国民年金なので未納ということが簡単に起こります。
厚労省が発表したデータによれば「2012年度の国民年金保険料の納付率が59.0%だったと発表した。前年度の58.6%から7年ぶりに改善したが、目標とする60%は4年連続で下回った」(日経新聞)ということで、下げ止まりましたが、まだ6割を割っている状態です。
数字で興味深いのが都道府県別の加入率です。
「沖縄県が38.49%で最も低く、若者や非正規社員の多い大阪府(49.61%)や東京都(55.23%)が続いた」
沖縄の38.49%という数字は凄い。県民性というものがあるのなら、この県は楽天的な人が多いと言えるでしょう。リタイアした後、金銭的にどうやって暮らすかを考えているのかな、と余計な心配をしてしまいます。
今週号の週刊現代はアベノミクス関連ではネタが尽きたようで、年金問題の特集。「年金制度廃止 私はこう考える」と、年金の存在そのものを問う記事です。
しかし、年金制度の存続を議論する前に、制度改革の議論をすべきです。例えば大きな枠で言えば、賦課方式から積立方式への変更の検討とか、現実的には現状年金を過大に支給していないか(年金のもらいすぎ)といったことなど、検討事項は山ほどあります。
財政課題の大きな原因である年金は、アベノミクスの蔭で目立たなくなっています。週刊現代だけでなく、新聞にも、もっと取り上げて欲しい大きな問題です。
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2013/06/24
株主総会で品川にいったので、思いついて北品川まで足を伸ばしました。いい雰囲気がある商店街で、ほ志乃という味わいのある居酒屋もあります。ちょうど昼飯時なので、ネットで見つけた大盛りで有名な中華屋 にいこうとも思ったのですが、ヘビーそうなので、天丼を食べることにしました。
「三浦屋」 という店で、ここも名が知られているところらしいです。天麩羅屋ですが、天丼が有名。北品川商店街の中程、メイン通りから曲がったすぐのところにある小ぶりな店です。店内はカウンターが4席とテーブルが10席ほど。12時ちょっと前に入ると、先客は3人。
ちょっと高価ですが、お品書きから人気らしい特上丼を注文。5分ほどで、来ました。
えび2本、さかな(何だろう?)、イカ、ししとう。天ぷらがつゆに絡められて、ご飯にのっています。美味しそう。ご主人は昔、北品川の漁師だったとのこと。きたなシュラン に紹介された店ですが、そんに汚くはありません。店内には多くの色紙が貼られ、立松和平さんのものを見つけました。
北品川の片隅にある素敵な店です。こんな店が地元にあればな、と思わせてくれる粋な一軒でした。
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2013/06/23
株を持っていることで得なことはまずは株価が上がること。安く買って高く売れば、儲かることは誰でも分かります。しかし、株をタイミングよく売買するのは極めて難しいので、いったん株を買ったら長く持つ人も少なくないでしょう。長期保有してのメリットは配当と株主優待があります。配当は現金が入るのでわかりやすいですが、株主優待の価値は単純には測れません。
伊藤ハムの株を持っているので、株主優待としてハムが送られてきました。毎年恒例なので、嬉しいものではありますが、配当に還元してくれたほうがいい、なんて現実的は思いも頭をよぎります。株主優待ハムは持ち株数のよって区別しているのかと思っていたら1000株以上は一律の品物ということで、これもちょっと不思議。
マネー雑誌の「日経マネー」と「ZAI」の両誌とも、今月号(8月号)の特集は株主優待。日経マネーは「仕込みどき! おいしい200銘柄 入門株主優待」、かたやZAIは「下落に強い! 7〜12月に権利確定の 株主優待株ベスト225」と、ほとんど同じような企画です。
通常、株主優待を狙って株を買うのであれば、多くの企業が決算である3月末の権利確定日がターゲットです。安い今のうちに買っとけ、ということでしょうか。このところの株価乱高下、円高に加え、海外マーケットでも新興国では株価低迷し、債券市場も不調な状況では、マネー誌としては、特集テーマを探すのが大変。そこで、株主優待ということになったのでしょう。
しかし、株主優待のメリットは限られています。優待としてもらえるものは、お金を出せばほとんど買えます。株価が下がるリスクを考慮すると、株主優待だけに期待するのは投資としてはうまくはありません。株というのは、様々な魅力と危なさをもっていることを知るべきでしょう。
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2013/06/22
時は株主総会の季節。昨日、時間があったので三井物産の総会に出掛けてきました。場所は高輪プリンス(正式にはグランドプリンスホテル新高輪)の国際館パミールと大きな会場です。ソニーの株主総会が出席者1万人を超えたと報じられていましたが、三井物産の総会も多くの人が参加していました。
商社の株主総会は初めてなんですが、中身のある会でした。総会ではまず2013年3月期の業績、それに続けて2014年3月期の事業計画、議案について発表がありました。発表は大画面を使ったプレゼンテーションですが、事業計画の資料は事前に入り口に用意されていました。パワーポイントでの資料だと思いますが、株主総会で会議資料を配付しているのは、珍しいことです。株主に配慮したという点でおおいに評価されます。
また、株主総会の恒例、質疑応答も建設的な質疑応答が大半を占め、充実していました。大会社の総会では、自分の言いたいことだけ主張したり、訳の分からない質問をする輩が何人もいるのですが、三井物産の総会では、そんなゴミのような質問者は1人だけでした。
株を持っていながら三井物産の事業内容をよく把握していなかったのですが、経営陣の説明からは真面目に事業に取り組んでいるという印象を持ちました。ある株主も質問していましたが、その真面目さが株価に反映していないのが残念です。昨年9月に買ったときの株価と比べると、アベノミクスにも係わらず、5%しか上昇していません。ひょっとしたら買い銘柄かも。
株主総会のお楽しみ、お土産は気仙沼鹿折加工協同組合 の物産です。三井物産が立ち上げから支援をしています。
しっかりと運営されている株主総会もあることを知った会でした。
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2013/06/21
下北沢を走る小田急線が地下に潜ったというニュースを聞いたのは、確か東急の渋谷駅が地下になったのと同じ頃。下北の核になっている小田急線の駅の変貌をみたいと思いながら、半年が過ぎてしまい、やっと時間ができたので、いってきました。
渋谷から井の頭線に乗り、下北沢の駅に降りると、前のまま。地下になったのは小田急線だけでしたね。駅そのものが工事中という感じで、ごたごたしています。改札をでて踏切のほうに向かうと、確かに小田急線は地上にはありません。
時間帯によっては開かずの踏切になっていたところだけに、交通状況は改善したでしょうね。
踏切跡地を越え、下北の街を歩いていると、歴史のある店が何軒もあるのがに目に付きます。
「ゑのぐと額縁(ぶちの字は旧字体?)」の看板は何年前のものでしょうか。
かつてはラーメンが美味しい店として有名でしたが、かなり年季が入ってしまいました。
この店は現役。夏なのに、おでんが食べたくなります。
下北と言えばここ。「鈴なり横丁」。古いけど、元気そう。
下北沢の街は、古さと新しさが混在する不思議さが魅力。久しぶりにこの街で飲みたくなりました。
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2013/06/20
東京大学の秋入学を見送りました。これまでのマスメディアでの報道をみていた限りでは、他大学も巻き込んで、導入されるかという感じでしたが、あっけなく導入断念です。日経新聞の記事では、「東大、現実路線にカジ」として、
「入学時期を国際標準にそろえ、国際化の遅れを挽回する試みは学内外で一定の支持を集めたものの社会の変化が追いつかず、現実路線にかじを切った」(日経新聞 6月20日)
と、日本の社会が世界標準に追いつくにはまだまだ時間がかかりそうだなと思わざるを得ない結果です。
秋入学導入を妨げたのは、就職への対応です。
「議論を始めると慎重論が噴出。国家資格試験や企業の新卒採用の時期とずれることが大きな課題として浮上した。『高校卒業から入学までの半年間を有効活用するノウハウがない』『社会環境の整備が先だ』などの意見も強まった」
確かにそうなんだけど、現実を考慮していたら、新しいことは何も始まらない。
秋入学に賛同した京都大や早稲田大、慶応義塾大など主要11大学は教育改革推進懇話会を設立したのですが、東大が導入を見送ったことで、戸惑っているところもあるでしょうね。肩すかしという感じでしょうか。
また、政府の対応が面白いです。
「政府ははしごを外された格好だ。文部科学省は今月、秋入学推進の検討会議を参院選後に設けると公表した直後だった。文科省幹部は『東大は先導役を期待されていただけに、政府の大学改革にも影響を与えかねない』と懸念を示した」
東大の影響力は大きいんですね。
かわりに東大は4学期制を導入するとのことですが、カリキュラム編成とかが厳しくなりことが予想され、これは現場の負担を増すことになるのではと懸念されます。
日本の大学が変わるのは、いつのことになるのでしょうか。
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2013/06/19
大昔、ラーメン屋を食べ歩いていた頃、名店と称されていた店で、今も営業を続けているところは多くはありません。神保町のピカ一、六本木の大八、恵比寿の恵比寿ラーメン。どこも美味しいラーメンでした。店主の技能によるところが大きい店だったので、後継者へ味を引き継ぐことが難しかったのでしょう。
名店とは言えないかもしれませんが、地元のラーメン屋は長らく営業を続けているところがいくつもあります。自由が丘にある「仙花」もそのひとつ。ラーメンの人気ランキングには決して登場しませんが、ずっとやっている店です。思い出すと、浪人時代にいった記憶があるので、もう30年近くやっていることになります。
昔は「ピリカ」という店名でした。店の名前からわかるように札幌ラーメンの店でした。味噌ラーメンが印象に残っています。いつからか店の名前も変わり、メニューも少しずつ変わってきました。札幌ラーメンは忘れ去られ、タンメン、つけ麺、担々麺などいろいろ。
先日、久しぶりに入ってみました。昔いた店員さんではなく若い人が厨房に立っていました。時は流れたのです。味噌タンメンを頼みましたが、昔ながらの味を少し感じる美味しい一杯です。ラーメン屋というのは長生きなのか。どうでもいいことを思いながら店をあとにしました。
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2013/06/18
うちのクルマのスピードメーターが突然壊れました。メーターが0キロのまま動かなくなる故障。こんなこともあるのかと、ディーラーに持ち込んでみると、症状は深刻。スピードメーターが壊れているのなら比較的軽症だが、原因がミッションにあると、修理に40、50万円かかると言われました。
そして古いクルマなので、新しい部品パーツはないので、中古品を探すことになります、とのこと。確かに新車で購入してから20年も経過しているので、しようがないですね。おまけにオイル漏れを併発していて、ディーラーさんへの入院は3週間ほどになってしまいました。
結果、スピードメーターが壊れていた軽症で済み、更に部品のスピードメーターも探してくれて無事治りました。ただスピードメーターを交換したので、走行距離が0キロになってしまいました。
更新のときに走行距離を申告する自動車保険だと、困ってしまいますね。以前使っていた保険はそうでしたが、いまのネット保険は走行距離は申告する必要はないので、大丈夫です。
しかし、20年も前のクルマ(トヨタのコロナ)の部品をいまだ用意できるメーカーは凄いと思います。外車だとここまではできないのではないか、なんて思います。再来月車検ですが、スピードメーターが不良だと車検は通らないので、危ないところでした。
そろそろ、クルマを買い換えるか、捨て去るか。そんな時期のようです。
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2013/06/17
ちょっと前まではアベノミクスに乗って、うまく儲ける手口を記事にしていた週刊誌は、最近の株価下落を受けて、すっかり勢いがなくなっています。「週刊現代」は今年の初めには「安倍バブル 株も土地もこんなに上がるぞ!」「アベノミクス 中国・韓国を吹っ飛ばす!」「日経平均株価 3万円相場も見えてきた」 とおおいに読者を煽っていたのですが、今週号は「株価1万円割れ 安倍退陣という悲しい予測」です。
あっけないほどの方向転換。まあ、週刊誌の記事を信じて、株など買わないことです。先月下旬からの株価の乱高下、そして円高と投資家にとっては受難の時期であることは間違いがありません。今年の初めころには投資セミナーが活況呈していると報じられていますが、今はどうなのでしょう。ミセスワタナベも損失を抱えているかもしれません。
今朝のNHKニュースで先月の投資信託の状況として投資信託協会の発表データから「株価の急落などの影響で、運用による損失などが1兆4139億円に上ったことなどから、投資信託の資産の総額は9か月ぶりに減少に転じた」と報じられました。投資信託そのものは「国内で販売された株式の投資信託の金額は、前の月より9279億円増えて、合わせて5兆2231億円となりました」と増えています。しかし、今月は販売も減少に転じるのではないのでしょうか。
このところの株相場の荒れた状況に対して、専門家はいろいろ分析しています。「そろそろ底値」なんて声も聞こえてきます。でも将来の予測はできません。期待がかなり先行したアベノミクスであることは間違いがありません。三本の矢はもう放たれたのか。まだなのか。それがよくわかりません。今週の株価はどうなるのか。そろそろ落ち着いてくれるといいのですが。
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2013/06/16
一昨日の14日にトヨタの株主総会が開催とのニュースをみて、株主総会の季節なんだなと思いました。わずかばかり株を持っているので、いくつかの会社から株主総会の通知がきています。平日に時間ができた2年前は、株主総会も珍しく、何社かの総会に出席してみました。当時マスコミでも大きく取り上げられた東京電力の総会にもいきました。
その東京電力株も昨年売却したので、株主総会にはいけません。いくつかの株主総会にでてみてわかったことは、総会には質疑応答の内容から2つに分けられるということ。ひとつには、大企業の総会。名前をあげれば誰でも知っている会社の総会は質疑応答の時間が長い。様々な思惑を持った株主たちがいろいろな質問をします。中には企業の経営姿勢を問うというより、糾弾するような内容の質問をする株主もいます
そもそも、株主は資本の一部を出資しているわけですから、あたかも会社を敵のように問い詰めるのはどうかと思う場面もあります。その一方、ほとんど質問がない株主総会もあります。東証1部上場の大会社であるのに、株主総会は30分ほどで終わってしまうところもあります。総会に出席しているのは、恐らく取引先で株をもっている会社の人ではないかと推測しています。
かつて話題になった土日の株主総会は、今はどのくらいの企業がやっているのでしょう。保有している会社の株主総会はどこも平日です。昔からのスタイルでやっているところがほとんど。株主総会も変わる必要がありそうです。
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2013/06/15
まるでコミック「社長島耕作」のような川崎重工業の社長解任劇です。これを報じた朝日新聞の記事は「名門、35分のクーデター」と見出しをつけています。臨時取締役会で長谷川聡社長、高尾光俊副社長、広畑昌彦常務の3人の幹部を解任しました。3人の解任動議が出され、3人を除く取締役10人が賛成し、解任が決定。
今月下旬には株主総会が予定され、株主にはすでに総会開催通知が発送されているはず。総会のもっとも重要な議案である取締役選任の件は、通知とは異なる内容になるわけで、総会はもめるかもしれません。クーデターを起こした役員にとってもぎりぎりのタイミングだったのでしょう。
クーデターの原因となったのは川崎重工と三井造船の統合交渉を長谷川前社長らが独断ですすめたためと、村山新社長は説明しています。そもそもこの統合交渉を両社とも否定。日経新聞がスクープしたため明るみにでた内容ですが、記事になった後も統合交渉については明らかにしていませんでした。交渉がうまく進捗していなかったことがうかがえます。
小学生のころ、日本の造船業は世界有数(世界一?)と教わった記憶があります。世界一のタンカーをはじめ、高度成長を支えた日本のお家芸とも言える産業でした。時は流れ、今は韓国・中国勢に席巻されています。造船産業は苦境に陥っています。少し前には2014年に仕事がなくなってしまう「2014年問題」が報じられました。根本的な改革が必要な状態に思えます。
企業統合は様々な利害が絡み合い、簡単には実現しません。キリンとサントリーの統合もあっけなく破談になりました。会社にとって長らく培ってきた社風は、簡単には変わりません。川崎重工の社長解任劇は、企業が変わることの難しさを教えてくれます。
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2013/06/14
ビールのマーケットは2極化しています。昨日の日経「高級ビールそろって増産」によれば、ビールメーカー各社はそろってプレミアムビールの生産を増やします。
「サッポロビールは『エビス』の生産量を前年同月に比べ約10%増やし、サントリー酒類も『ザ・プレミアム・モルツ』を15%引き上げる。景気回復の期待を追い風に夏場に向け営業攻勢をかける考えだ」(日経新聞6月13日)
景気が回復すると、プレミアムビールが売れるという皮算用ですね。その背景には
「ビール系飲料全体でみると需要は伸び悩んでいる。発泡酒や第三のビールを含めた出荷量は2012年まで8年連続で過去最低。このため各社は利益が見込みやすく販売が比較的堅調な高級タイプのプレミアムビールに力をいれる」
と記事では分析しています。
その一方で、安いビール(正しく言うとビール系飲料)が増えています。韓国で生産されている第3のビールで、イオン系、ダイエー、そしてユニーグループのピアゴと、どこでもあります。500mlで120円台と安く、最近はもっぱらこれ。プレミアムビールなんて、よほどのいいことがない限り飲みません(笑)。
ビールの売り上げ落ち込みは、ビール以外の飲料が拡大しているせいもあります。ハイボールもそのひとつ。ハイボールなんて缶入りを買うなんて馬鹿らしいと思っていたのですが、この頃はいろんなバリエーションが増えて時々買ってます。例えば「トリスハイボール 限定パイン」は、パインのテイストが微妙に美味しい。
ビールもいろいろバリエーションを工夫して、商品開発すればいいのにと思うのですが・・・・・・。サントリーあたりから、新しいビールがでないものか。ビールはあくまで今のままがベストということなのでしょうか。
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2013/06/13
ひどい話です。プロ野球の統一球が今季から飛びやすく変更されたことを、日本野球機構(NPB)が隠していたというニュースには驚きました。隠していただけでなく、ボールを作っているズノ社にボールの改良を認めないよう、指示していました。「ミズノ社に対して、統一球に関する問い合わせには「全く変わっていない」と答えるよう指示し、隠ぺいを図っていたという」(6月12日 スポーツ報知)
統一球が変更された2011年から、試合のデータは変わりました。打高投低から投高打低になり、豪快な打ち合いを繰り広げる試合は減りました。プロ野球の観戦の仕方はひとそれぞれでしょうが、ホームランがかつてより少ない試合は確かにつまらない。日本野球機構も悩んだ末の統一球の変更だったのでしょう。
しかし、隠蔽はひどい。ある意味、日本の国技とも言えるプロ野球。運営する日本野球機構の古い体質が露呈したとも言え、根本的な問題とも思えます。選手にとっても打者は成績があがりますが、投手は結果が悪くなります。
「導入された年を基準としてインセンティブを結んだ選手に影響が出ている」(嶋基宏・日本プロ野球選手会会長(楽天)の話)
と、年俸を左右しかねない状況をつくりだすわけですから、シーズン開始前に公表すべきでした。「現在の本塁打数を単純に当てはめると12球団で年間1297本塁打となるペースで、これは昨季の881本から47%も増える計算だ」ということですから、これは影響が大きいです。
しかし、ボールの仕様を変えるだけで、これだけ結果が違うなんて。スポーツというのは、選手だけが成績を作っているわけではないということを、改めて知りました。
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2013/06/12
先日、役所から住民税の納税通知書がきました。わずかばかりの金額ですが、予想していたよりかなり少ない。住民税の額は確定申告での金額を元に計算されるので、計算できるのですが、それが間違っていたようです。
確定申告で申告分離にしていた株式の譲渡所得が住民税でも分離になっていて、そこから所得控除がひかれ、課税所得金額が下がっていました。ややこしい話ですが、このあたりの計算は税理士か社労士でないとできないかもしれません。
不思議だったのは先物取引での所得に対する課税。要はFXでの利益を申告したのですが、ここには課税されていません。納税通知書に同封されていた課税の算出方法を説明した書面には先物取引特別区民税3%・都民税2%の計5%が課税されるとなっています。金額が低く、免税点に達していなかったのか。わかりませんが税金がかからないのはうれしい。
サラリーマンをやっていた頃は住民税の金額など意識していなかったですが、納税通知書が毎年くるといくら払うかを気にします。今年はわずかばかりなので、大きなことは言えませんが、住民税を払った分、自治体からのサービスを受けているかな、とも思います。住民税は所得税と違って、課税所得に対して一律の税率です。住民税の意味、意義を考えてみることも必要かもしれません。
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2013/06/11
CDといえば、最近はもっぱら古いものばかりをきくことが多いです。そんなオールドな音楽ファン向けなのか、リマスターされた昔の名盤が目につきます。懐かしい作品がいくつもありますが、特に気になった「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」 をつい買ってしまいました。
ポール・マッカートニーがポール・マッカートニー&ウイングスとして活動していた1976年の全米コンサートのライブ盤です。確かLPレコードを買った記憶がありますが、いまは所在不明。思い切って高価な日本版を購入。LPレコードでは3枚組だったはずですが、CDは2枚。当時は『ウイングス U.S.A. ライヴ!!』というタイトルだったのを、今回オリジナルタイトルでの発売です。
当時のポールはまだ30代前半で、ライブパフォーマンスがエネルギッシュそのもの。艶やかで、澄んだボーカルは最高です。美しいラブバラード「メイビー・アイム・アメイズド」「マイ・ラブ」、ロックする「バンド・オン・ザ・ラン」「ハイ・ハイ・ハイ」そしてビートルズナンバー「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」「レディ・マドンナ」までパワフルなライブが楽しめます。もう30年以上も前のことですから懐かしい曲ばかりですが、古さは感じません。どの作品もレベルが高い。 日本版を買ったので、曲名が邦題で記載されていて、これがなかなか面白い。例えば「あの娘におせっかい」(Listen To What The Man Said)「幸せのノック」(Let 'Em In)「心のラヴ・ソング」(Silly Love Songs)と、洒落た邦題です。今だったらこんなタイトル付けないでしょう。
ポール・マッカートニーも来週18日で満71歳。若き日のスーパースターを満喫できる「ウイングス・オーヴァー・アメリカ」です。
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2013/06/10
パソコ用のプリンターが寿命になりました。キヤノンのPIXUS iP7100という機種。いつ買ったかは記憶も記録もないのですが、ネットで調べてみると2004年10月の発売。なので、8年は使っているでしょう。何ヶ月ほど前から「廃インク吸収体がまもなくいっぱいになります。早めに交換してください」という主旨のワーニングがでていました。今年の年賀状を印刷するときに、買い換えようかと思ったのですが、「まだ印刷できるし」と我慢しました。
この「廃インク吸収体」が遂にいっぱいになり、まったくプリントできなくなりました。こうなったら買い換えだなと前から覚悟していましたが、修理対応にしたらいくらかかるかと、サービス窓口に電話してみました。すると、「お客様の機種な発売から年月が経過して、サービス対応をお受けできません」と言われてしまいました。もう修理対応ができない製品だったのです。長らく使ったプリンターが寿命です。お疲れ様でした。
印刷したい資料があるので、プリンターを買いました。同じキヤノンのPIXUS MG6330です。同じ価格帯のエプソンのプリンターも評判がいいようですが、キヤノンのほうがデザインがいいので、決めました。キヤノンの株も持っていることだし(笑)。最新機種はたくさん機能が登載されていて、便利そうです。
プリンターの寿命はどれくらいなんでしょうか。まあ、8年も使えば充分かもしれません。
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2013/06/09
ソニーの電子書籍が、今年度中をめどに、「iPad(アイパッド)」など米アップル製の端末向けに電子書籍の国内販売を始めると日経新聞で報じられました。
「ソニーは専用端末を販売しているが、電子書籍市場で米アマゾン・ドット・コムに大きく先行されており、自社サイトへの集客増を最優先する。楽天も今年4月からアップル端末向けに配信を開始。専用端末で顧客を囲い込む戦略が転換点を迎え、配信のオープン化が加速する」(6月5日 日経新聞)
と、ソニーと楽天はアマゾン追従戦略です。
しかし、アマゾンの電子書籍もコンテンツが魅力的とは言えません。今年度前半のベストセラー のうち、何冊が電子化されているのか。1位の村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は電子書籍版はでていません。本屋大賞の『海賊とよばれた男』もまだです。ベストセラーが期待される本が、紙の本と同時に電子化されることはあまりありません。
仮に村上春樹の本が電子版もだされていたら、電子書籍のマーケットも少し変化していたでしょう。しっかり調べていないのですが、村上春樹に限らず、有名作家の作品の電子化率は低そうです。少なくとも、長らく愛読している曽野綾子、小林信彦の作品はアマゾンの電子版にはありません。大物作家の電子化が進まない理由は何なのか。作家が許さないのか。それとも出版社の姿勢のせい? よくわかりません。
また、村上春樹の『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』ですが、ちょっと高い気がします。376ページで1785円は、今時の本としては平均的な値段ではありますが、たまたま本屋で並んで気が付いた『ソロモンの偽証』(宮部みゆき)なんて740ページで1890円です。電子本にしてコストを抑えて、更に多くの読者に訴求することが、この業界にとっていいことになるのではないでしょうか。出版社にとって、紙の本の重さが大切なのかもしれません。
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2013/06/08
以前から問題になっている皇居ランナーと歩行者のトラブルを改善しようと、千代田区などは皇居ランのマナー9か条をまとめたと昨日のニュースで報じられています。 「区・都・国のほか警察や学識経験者、地元住民組織、民間ランナーらでつくる「皇居周辺地域委員会」で策定した」(日経新聞)そうです。
その9か条は
(1)歩道は歩行者優先
(2)歩道をふさがない
(3)狭いところは1列に
(4)周回は反時計周り
(5)タイムよりゆとり
(6)ながら通行は控える
(7)自転車はすぐに止まれるスピードで
(8)ゴミは必ず持ち帰る
(9)思いやりの心で
と、当然のマナーです。
ランニングは基本的には個人のスポーツなので、ランナーは自分のことしか考えない傾向にあります。いろんな意見があるとは思いますが、皇居ランは歩行者が歩いている歩道なので、ランナーが配慮して走るべきところです。ジョギングブームからランニングする人が増えたため、皇居ランナーとのトラブルが増えるのは当然。9か条程度では問題は解決しないように思います。
また、皇居ランでの競技会にも「スタートとゴールを桜田門前広場に限定」などのルールが作られました。そもそも歩道を使っての競技会が許されるのか、と根本的な疑問があります。競技会は禁止にできないのでしょうか。
ランニングは歩行者に気を遣う。この基本は走っていると忘れがちです。自分も改めてマナーをもって走らねばと思いました。
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2013/06/07
株価がじりじりと下がっています。昨日の日経平均は約2カ月ぶり1万3000円割れの1万2904円02銭。ついこの間には1万5000円台と世間では大喜びしていたのが、嘘のようです。ほんと株の相場は恐ろしい。
こんな状況でもメディアはまだまだ楽観的。『週刊ダイヤモンド』の今週号は「投資マネー異常事態」が特集のテーマ。株価下落の始まりとなった5月23日の1143円の暴落を受けての企画です。株価下落に対してなにか対策が載っているのかと読んでみると、意外な内容でした。
記事のタイトルが「株・投信・FXに注文が殺到 熱狂する個人マネー」、「不動産売り渋り『カネはあっても、物件がない』」とあるように、まだまだ投資しても大丈夫と思わせる記事です。
日経も冷静です。電子版ではこんな記事がありました。野村アセットマネジメントの南村芳寛執行役員最高運用責任者と、ゴールドマン・サックス証券のキャシー・松井チーフ日本株ストラテジストのお二人による対談。タイトルは「株価座談会 南村氏『日本株に再び割安感』、松井氏『日経平均、1年後1万7000円も』」詳しく読んでいませんが(読んでも理解できない)、松井氏は
「企業の利益成長で日経平均は年内に1万5500円、1年先は1万7000円、15年に1万9000円まで上昇すると見ている」
と言っています。1万3000円割れは一時のことというわけです。
ほんとに大丈夫なんでしょうね。手元の株は、4月初めの株価と比べると、ほとんどがマイナスになっています。「アベノミクスに乗り遅れるな」と4月あたりから株に投資した人は、含み損を抱えているはず。「週刊現代がすすめていた株を買ったのに……」なんて人いませんか。
メディアの言うとおり、暫くしたら株価が上がってくれることを願うばかりです。
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2013/06/06
先日も記事で書きましたが、この秋の翁マラソン大会のエントリーはすでに始まっています。昨日、大阪マラソンの落選通知がきました。
「このたびは第3回大阪マラソンにご応募いただき、誠にありがとうございました。お陰様をもちまして定員を大幅に上回る申込みがあり、厳正なる抽選を行いましたところ、誠に残念ながら今回はご意向に沿えない結果となりました」
悲しい知らせです。
競争率はどれほどかとホームページでチェックすると、マラソンは143,351名の応募です。定員は28,000人ですからざっと5.1倍。かなりの狭き門で、運が良くないとあたりません。最近なにかと話題の大阪なので、走ってみたかったのですが・・・…。
大阪マラソンより1年前に始まった奈良マラソンは、先月末に先着順での受付でした。夜の8時から受付開始だったので、8時からサイトにアクセスしたら、まったくたどり着けません。受付を実際に行っているのはランネットなので、そこへ直接いってもエントリーページになかなか行きません。やっと繋がったときには、定員に達していました(泣)。
わざわざ関西方面にまで出掛けてマラソン大会を走ることもないのですが、関東近辺でも状況は変わらない。出ることができる大会で走るしかない、ということです。お金があれば、海外マラソンを走ればいいのですが、それは無理。
この秋はマラソン難民になりそうな嫌な予感がしてきました。
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2013/06/05
今年上半期(なぜか上半期が2012年12月~2013年5月)のベストセラー1位の村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』を読みました。3年ぶりの書き下ろし新作ということでちょっと期待していましたが、結論から言うとそんなには感銘をうけない作品でした。
前作の『1Q84』は買ったのに、あまりに厚いので途中で放棄しましたが、村上春樹の小説は、『ノルウェイの森』をリアルタイムで読んで以来、ほぼ読んでいます。とはいっても、村上春樹ファンというわけでもなく、小説に込められた難解なメッセージを受け取ることができない情けない読者です。
新作は370ページほどで、圧迫感なく読めます。物語はほとんどリアルな社会を舞台に展開され、わかりやすい。しかし、登場人物の設定などがありがちなものになっていて、俗っぽい印象を与えられます。例えば、主人公多崎つくるの住んでいるのが、自由が丘のワンルームマンション。村上春樹、どうして自由が丘を選んだのか。また、多崎つくるの友人が、レクサスのセールスマンという設定になっています。レクサスが良くないわけではありませんが、手垢のついたブランドを持ち出すことに、ちょっと違和感があります。
また、細かいことですが、このレクサス営業マンの携帯着メロが「ラスベガス万歳」だったりします。もう50年近く前のエルヴィス・プレスリーの映画主題歌です。営業マンは30歳半ばの設定ですが、理由付けされても無理がありと感じます。
読みやすい小説ですが、残念ながらあまり後には残りませんでした。アマゾンのカスタマーレビューで3,2という高くない評価もわかる気がします。4月12日の発売から7日で発行部数が100万部に達したというベストセラー。100万人の読者はどのようにこの小説を読んだのでしょうか。そんなことが気になってしまう作品です。
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2013/06/04
先月末を期限として行われていた米投資ファンドサーベラスによる西武HDに対するTOBは、発行済み株式総数の3%分の応募という結果でした。サーベラスの西武HD株の保有比率は35.48%に上昇し、重要な経営事項を株主総会で否決できる3分の1超を確保はしましたが、12%分を買い増す目標にも、また当初掲げた4%分にも及びませんでした。
ちょっと意外な結果です。今回のTOBでサーベラスが提示していた買付価格は1株1400円。西武HDが不祥事が原因で上場廃止(当時は西武鉄道)になった時の終値は485円でした。再上場すれば、この485円は上回るかもしれませんが、1400円まで株価が届くかのか。その可能性は高くないと思えます。
更に、このTOB騒ぎで東証への再上場はしばらく時間がかかるのは間違いありません。サーベラスは筆頭株主の地位を確保していますから、簡単に再上場ができるとも思えません。もし西武の株を持っていたら、TOBに応じるほうが、金銭面だけで考えると、得ではないでしょうか。
この結果から、日本人は外資ファンドによるTOBそのものに拒否感があることがわかります。今回のTOBでは、当初サーベラス側が西武鉄道の不採算路線の廃止、西武球団に売却を提案していると報じられたことも、拒否感を強めることになりました。地元自治体を巻き込んだ反対運動まで起き、株保有者に対しTOB応募を食い止める心理戦に大きく貢献したのでしょう。
しかし、このままでは西武はほとんど変わらない。現状の西武HDが経営の観点からどんな問題、課題を抱えているかはよくわかりません。しかし、かつての堤義明体制から脱却し、改革を実行するためには、外資ファンドなど外からの力で動かすことがもっとも有効ではないか。昨日の日経新聞社説は
「日本経済が活力を取り戻すためには、企業が厳しい要求を出すファンドの力を借りる場面も、今後は増えるだろう。企業はファンドと冷静に交渉し、自社の価値を高めていくべきだ」
と主張します。西武は今回のTOB騒動を踏まえ、大胆な改革が求められています。
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2013/06/03
株の業界にいる専門家の肩書きは独特です。「テクニカルアナリスト」「マーケットアナリスト」「チーフストラチジスト」など業界の外にいるものにとっては馴染みのないものがあります。株マーケットだけの呼び名が、何をしている人なのか理解はできません。これらの専門家が株の動向をマスメディアで予想していますが、どれほどの確率であたるものなのか。素人はそんな単純な疑問が思い浮かびます。
作家の橘玲が週刊文春に「臆病者のための資産運用入門」の連載を少し前から始め、面白く読んでいます。今週号(6月6日号)で<「百年に一度の大暴落」はなせ頻発するのか>と題し、先々週の日本株大暴落について書いていますこの下落につて橘氏曰く
「株式評論家のなかに『暴落が近い』といった人は(たぶん)誰もいなかった。雨後の筍のように現れたのは、後講釈をするひとたちだ」
と、株の専門家のありようを適格な表現をしています
橘氏の分析によれば、統計学の標準偏差の考えに基づけば、先々週の日経平均の1400円を超えるような下落は、百年に一度しか起きない。しかし、このような大きな下落はしばしば起こっている。これに対して専門家はその理由を明確に答えていない、といいます。
また株式市場の専門家であるアナリストの仕事は株価が上昇基調なのか、それとも下落なのかトレンドを読むことであるとして、
「ところが困ったことに、さまざまな経済予測の的中率を調べると、専門家の予測は当たったり外れたりでサルと変わらない」
ともいいます。
その通りだなと思います。専門家の予測は、参考程度にしておくのがいいでしょう。それより週刊現代の記事のほうが当てになるかも。
株の相場、何とも不思議なものです。
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2013/06/02
5年ほど通っていたスポーツクラブを先月末で退会しました。大きな不満もないのですが、ちょっと気分転換に別なところでトレーニングをしようかと考えてのことです。高い会費を払って体を動かしにいくもの、無駄と言えば無駄。うちの近くには公立の施設もあるし、そこを使ってもいいかもと思案中。
長らく通っていたスポーツクラブは今はコナミスポーツ。今は、というのはかつてはスポーツプレックスという名前でした。スポーツプレックスというスポーツクラブはウキペディアによれば、独立系のスポーツクラブとして運営されていましたが、2004年に東京電力が大半の株を取得し、子会社化。その後、2008年にコナミに東電が株を売却し、コナミスポーツになったそうです。東京電力もかつてはスポーツクラブを運営するほどの余裕があったというわけですね。
このスポーツプレックスの自由が丘店に入会したのですが、以前はデパートの三越が運営しているスポーツクラブでした(正しい屋号は覚えていません)。その時期、転勤で東京にいないことが多かったので、正確なことはわかりませんが、入会金など高額だったともききました。三越も今や、スポーツクラブをやっている余裕はなさそうです。
歴史はここまでさかのぼれるのですが、あるとき更に驚く事実を知りました。ロッカールームで着替えていたら、ある高年齢のお二人の会話。
「今月で駐車場の優待がなくなってしまうんだよ」
「三越のときに会費、たくさんはらったんですな」
「いや、私は伊勢丹のときからだから。あの頃、会費とかいくらくらいだったかな」
伊勢丹? しばらくして「伊勢丹スポーツクラブ」のことだと思い至りました。かつて目黒通り沿いに伊勢丹が運営しているスポーツクラブがありました。高級スポーツクラブとの噂でした。田中康夫の『なんとなく、クリスタル』に確か登場していた記憶があります。いつ頃なくなったのか。それさえも記憶にありません。ここが閉店したときに、三越のスポーツクラブで会員を受け入れたのですね。
こんな長い歴史をもつクラブなので、会員の方も歴史を感じる方の比率がとても高い。風呂だけ入りにくる優雅なじいさんが何人もいます。人生の奥深さを少しだけ感じさせてくれるスポーツクラブです。
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2013/06/01
久しく外食をしていないのを思い出し(笑)、とあるところへ出掛けました。大昔に働いていた会社のそば中華料理屋です。そもそも会社が池上線の長原から歩いて10分以上かかる住宅街の中にあり、そこから歩いて4,5分のところにある店です。「燕楽」という店ですが、そんなロケーションにもかかわらず、並びに居酒屋兼定食屋が何軒かあり、どこからお客さんがくるのか、ちょっと不思議なゾーンです。
この店を利用していたのはもう20年以上前ですが、店構え、店内の雰囲気はまったく変わりません。懐かしさから2ヶ月か3ヶ月に1回来ます。ラーメンや炒め物、チャーハン、餃子などがお品書きに並ぶ典型的な中華料理屋。オヤジさんとおかみさんでやっているところも昔から変わりません。
確か以前は、夜9時ころまでやっていた記憶がありますが、今は短い営業時間のお店です。夜は7時に閉めるとのこと。昼もお客さんがいないと、1時過ぎには閉めるらしいので、食べ損なったこともありました。
昨日は五目うまにそばをいただきました。料理は普通の中華料理です。失礼ながら抜群に美味というわけでもないのですが、長年作り続けられた味は、なかなかなものです舌に刷り込まれているのかもしれません。でも、料理を食べるとき記憶という要素が小さくないものです。昔のままの味というのもいいものです。長らく店を続けて欲しいです。
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