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2013/05/13

MRI問題の行方

 手口が巧妙化して被害が絶えないいわゆる振り込め詐欺。新名称を公募していた警視庁は最優秀作品に「母さん助けて詐欺」、優秀作品に「ニセ電話詐欺」「親心利用詐欺」を選んだとニュースで伝えられています。自分では騙されないと思っている人も被害に合うことが多く、詐欺の持っている本質的な恐さを感じます。
 また、昨日のニュースではMRIインターナショナルによる資金消失問題で、被害対策弁護団投資家向け説明会を開いたと伝えられています。
「1500人を超える投資家が参加し、当初2時間の予定だった説明会は約5時間にわたった」(日経新聞)。
 と、MRIに投資した人がこんなにもいたのかと驚きました。MRIが約8700人から約1300億円を集めていたと言っています。ひとり当たり平均して約1500万円。少ない金額ではありません。
 この問題も詐欺ですが、いわゆる振り込め詐欺とは違います。MRIがどのような手法で勧誘していたかはわかりませんが、投資をした人は、自らの意志でお金を預けていたはずです。自分の頭で考えれば、1千万円以上のお金をひとつの投資先に預けるということは、とても危険であることはわかるはずです。銀行が破綻すれば、1千万円を超える預金は保証されません。自己責任だとも思えます。
 投資にまつわる詐欺まがいの事件は後を絶ちません。日本ではお金に対する教育が十分ではない、としばしば指摘されます。世の中はアベノミクスで盛り上がっていますが、こんな時期にはまた新たな詐欺を企んでいる輩がいるはずです。くれぐれもうまい話には乗らないこと。改めて思うこの頃です。

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