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2013/04/20

ねんきん定期便の意味

 先日、「ねんきん定期便セミナー」というものに参加してみました。「ねんきん定期便」をテーマにして、そこから老後の備えを考えるというのが、その内容です。年金がいつから、いくらもらえるのか。このことが記載されているのがねんきん定期便です(正確に言えば、いくらもらえるのかの予想値です)。
 年金というのは、考えてみると不思議なシステムです。国にお金を払い込んでおけば、ある年齢(多くは65歳)になれば、一定の金額がもらえます。既に受給している人は早く亡くならない限り、払い込んだお金より多くの年金をもらえるはずです。
 ねんきん定期便は毎年誕生月に送られてきます。この制度が始まったのは、2009年。ほんと最近のことです。当初は立派な封筒できたのですが、昨年からはがき一枚です。はがきで来る情報は、一部しか記載されていません。どの会社でいくらは払っていたのかといった過去の納付実績は、定期便では全くわかりません。
 ねんきん定期便には節目年齢というのがあります。具体的には、35歳、45歳及び59歳には詳しい納付状況が記された詳しい定期便が送られてきます。なんでこの3つの年齢がなにか意味があるのか。
 紙で送られてくるねんきん定期便と同じものがネットでみることができます。年金の公式サイト「ねんきんネット」に登録すれば、最新のデータをみることがでます。これには過去の年金納付実績がすべて記載されています。例えば年金を納めていない時期があれば、それもわかります。PDFファイルでダウンロードも可能です。便利なシステムですが、この「ねんきんねっと」どれくらい利用されているのでしょうか。恐らく、その普及率は低いはずです。
 年金という制度がどこまで継続するのか。誰にもわからないことですが、自分の年金額は調べておくほうがよいみたいです。
 

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