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2013/04/12

二刀流の元祖

 日本ハムの大谷選手の二刀流挑戦が話題を集めています。昨日は二軍でピッチャーとして先発して、ちょっと失点しましたが、まだ高卒のルーキーとしては上出来ではないでしょうか。素人からみても、大谷の野球センスは図抜けていると感じます。
 大谷の二刀流への挑戦で、先日思わぬ人が注目を浴びていました。かつて近鉄バッファローズという球団(いまや過去形なのが悲しい)にいた永淵洋三。もう40年以上も前のことですが、当時近鉄の監督をつとめていた三原脩は1968年投手として入団したルーキー・永淵洋三選手を打者としても起用しました。
「永淵投手は同年4月16日の東映(現日本ハム)戦で代打でプロ初本塁打を放つと、そのままリリーフでマウンドへ上がって2回2/3を2安打1失点に抑え、チームはサヨナラ勝ちした」(Sponichi Annexより引用)
 と、これが元祖二刀流です。
 強すぎる巨人に嫌気がさし、近鉄ファンになったのが1969年(何故、突然近鉄ファンになったのかは不明です)。この年、永淵洋三は首位打者のタイトルを取ります。打者に専念した結果でした。
 「魔術師」とも呼ばれた三原氏は、戦後のプロ野球で名監督に挙げられるひとりです。時代は流れて、日本ハムの栗山監督は三原脩を尊敬しているそうです。それで、大谷の二刀流が実現したのか。そんなことも考える歴史の出来事です。
 永淵洋三は酒豪で知られ、「あぶさん」のモデルでもあります。永淵選手が現役のときは、近鉄は決して強いとは言えない球団でした。3番永淵、4番土井という打順を知っている人は、ほんとにマニアックで、オールドなプロ野球ファンです(苦笑)。
 歴史は巡って、若く、才能溢れた大谷が二刀流という高いレベルに挑んでいます。結果はどうあれ、プロ野球に新しい歴史が加わることは間違いがありません。

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