変化する牛丼屋
外食する機会が減ったので、この頃の街の外食事情に疎いのですが、先日珍しく牛丼屋に入りました。たまに外で食事するときは、時間とお金の節約のため立ち食いそばが多いのですが、この日は最近目に付く「東京チカラめし」というチェーン店に入ってみました。
東京チカラめしは、居酒屋「月の雫」を展開する三光マーケティングフーズがやっている新しい形態の牛丼屋です。一号店が開店したのが2011年6月ですが、現在は130店舗を展開と急激に増えています。この店の特徴は「焼き牛丼」なるもの。たれに漬け込んだ牛肉を焼いて、ご飯の上にのせるスタイルの丼で、他の牛丼チェーンとは差別化されています。
注文をうけてから店内の器機で牛肉を焼くので、丼が供されるまでちょっと時間がかかります。松屋とか吉野屋ででのファストフード感覚からすると、少し待たされる感じです。しかし、これまでの牛丼とは違う食感です。基本の焼き牛丼が330円と安いため、店は賑わっていました。まだ11時半頃なのに、カウンター席はほぼ満席です。
マクドナルドの不振が伝えられるなど、ファストフード業界も厳しい状況です。その中で「東京チカラめし」の増殖はこれからも続くのか。牛丼屋事情も変わりつつあります。
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