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2013/03/08

保険という商品

 日経新聞には定期的といってもいいくらい頻繁に保険の広告が載ります。いちばん目に付くのが医療保険で、そのほか損害保険もあります。これをみると、保険は大きなマーケットなんだなと感じます。『週刊ダイヤモンド』の最新号では「もう騙されない保険選び」と題し、生命保険、医療保険、損害保険の現状を細かく分析しています。
 最近、巷で目に付くのが保険ショップといわれる店舗。各社の保険から客に合ったものを「中立・公正」の立場で選んでくれるというのが売りの保険ショップです。しかし、ダイヤモンドの記事によれば、実態は違うようです。
 例としてあげられているのが、メットライフアリコの手数料。夫婦ともアリコの商品で固めた場合、代理店に初年度に払われる手数料とインセンティブの合計額が、保険料の127.7%になるという数字が明かされています。つまり販売した保険で、契約者が支払う保険料より多いお金が代理店に支払われるというわけです。これだけの報酬があれば、中立、公平に各社の商品を比較して、客にすすめることができることは難しいでしょう。
 日本人は保険好きと言っていいほど、加入率は高い。保険ショップの成長はそんな日本人の資質が支えています。しかし、安易に保険に加入せず、その人にとって保険がどれほど必要かをよく検討することが重要です。万が一のときに備えるのが保険ですが、備えはまず預貯金で対策するのが基本で、それでカバー仕切れない部分を保険で補うと考えるべきです。
 保険という商品はほんとに複雑。消費者が正しく理解するはかなり難しそうです。「騙されない」ためには賢くならなければいけませんが、その方法は簡単ではなさそうです。

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